ヤシオツツジにおおわれ、海が見える山
と言う
郡山に住む山友の
キャッチコピーに誘われ出かけた
さて登り口、駐車場はもういっぱいだった
ここは県内の人が多いのだろうか?
岩の多い山だが、
そのメインになる男体山と女体山に着いた
男体山は、鎖を使うかなりの岩場で、
ここは登らない人が多いようだ
私たちは、荷物をデポして登った
山道ではノロマだった私が
楽しそうに登るので、
友だちが驚く
一度でも岩トレしてあると違うものなんだな
と思った
それでも、かなり怖かった
上まで登ったら、
対岸の女体山の上で休んでいた団体さんたちが、
怖くないの〜?
と声をかけてくる
私は登ることは出来るのだが、立つ事が怖い
何かに、つかまっていないと怖いのだ・・
ここにはつかまる物がない
こんな所によく祠など建てたなと感心する
ここから海が見えるというが
この日は煙っていて
かすかに海と分かる程度だった
降りてきて振り返って見ると
男体山と女体山が岩山と言うことが良分かる
花はいっぱい、岩は楽しい、
穏やかな春の日、
最高の1日のはずだった・・・
帰りの新幹線、ビールを飲んで気持ちよくなっていた私は、
登山靴の紐を解いていたことを忘れていた
乗換駅で、電車に向かって駆け出した私は、
紐を踏んで勢いあまって前に飛び込むように転がった
痛い!と思った時には、鎖骨骨折をしていた
この時は、
恥ずかしさのあまり、痛さをこらえてザックを背負って自宅まで帰った
* 福島の山々の「二ツ箭山」とても分かりやすいのでご覧下さい