ディスプレイ¶
このモジュールは、ボードの前面にある 5×5 LED ディスプレイを制御します。イメージ、アニメーション、テキストの表示に利用できます。
関数¶
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microbit.display.get_pixel(x, y)¶ x列y行の LEDの明るさを返します。返り値は 0 (オフ)から 9 (明るい)までの整数値です。
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microbit.display.set_pixel(x, y, value)¶ x列y行の LEDの明るさを設定します。valueにはv 0 (オフ)から 9 (明るい)までの整数値を指定します。
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microbit.display.clear()¶ 「すべての LED の明るさを 0 (オフ)に設定します。
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microbit.display.show(image)¶ イメージ
imageを表示します。
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microbit.display.show(iterable, delay=400, *, wait=True, loop=False, clear=False) iterableからイメージや文字を順番にdelay間隔で表示します。waitがTrueである場合、アニメーションが終了するまで関数がブロックし、Falseの場合にはバックグラウンドで実行されます。loopがTrueである場合、アニメーションが永遠に繰り返します。clearがTrueである場合、表示が終了後にディスプレィをクリアします。wait,loop,clear引数は、キーワードを用いて指定する必要があることに注意してください。
注釈
iterable でジェネレータを使う場合、ジェネレータでメモリをアロケートしないよう注意してください。割り込みでメモリをアロケートすると MemoryError が起きます。
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microbit.display.scroll(string, delay=150, *, wait=True, loop=False, monospace=False)¶ showと同様ですが、stringを水平方向にスクロールします。delayパラメータはテキストのスクロール速度を制御します。waitがTrueである場合、アニメーションが終了するまで関数がブロックし、Falseの場合にはバックグラウンドで実行されます。loopがTrueである場合、アニメーションが永遠に繰り返します。monospaceがTrueである場合、文字は 5 ピクセル幅になります。Falseの場合はスクロールでの文字間が 1 ピクセルのブランクになります。wait,loop,monospace引数は、キーワードを用いて指定する必要があることに注意してください。
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microbit.display.on()¶ ディスプレイを有効にします。
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microbit.display.off()¶ ディスプレイを無効にするのは off() を使います(ディスプレイに関連づけられた GPIO 端子を他の目的に再利用できるようにします)。
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microbit.display.is_on()¶ ディスプレイが有効であれば
True、無効であればFalseを返します。
サンプルコード¶
ディスプレイに文字列を連続してスクロール表示することをバックグラウンドで実行します。
import microbit
microbit.display.scroll('Hello!', wait=False, loop=True)