ジャイロXレストア編


              
那須在住の親友から譲って頂いたホンダのジャイロ
X。
いいカンジでヤレてます。
彼自身、もう4年近く動かしていません。
もちろん不動。
果たしてバイク素人の私がレストアできるのか?
うまいこと直して那須でのアシ代わりにしたいのだ
が・・・。
フレーム番号から推察すると、恐らく1989年製。
もう18年経過してます。
しかし、走行距離はたったの2,365km!
これは一回りしていない純粋な走行距離だそうで
す!
こりゃあ掘り出しモンかっ!?
早速解体♪
カウル部分、電装系を解体。
バイク初挑戦なので手こずり、ここまで1時間以上
経過。
フレームもいいカンジでサビがorz
エンジン廻りもきちゃない・・・。
前輪はパンク。
エンジン分解。
ヘッド・ピストン共に2スト特有の油汚れはあるもの
の、全体的に
キレイ♪
洗浄して組み付け。
プラグも問題なさそうでしたが、一応新品に交換。
ブレーキシューも、ほとんど減ってない。
しかし、年式から察するとブレーキの効きがアテに
ならないので、
キタコのスリット入りシューに交換。
ドラム部分はペーパー掛け。
マフラーは思いっきり詰まっている様子。
試しに灯油を流し込んでみたが、マフラー出口から
ほとんど出て
こない。
よって、そのまま点火しちゃいましたww
燃やしては灯油洗浄、燃やしては灯油洗浄と3回繰
り返したとこ
ろ、恐ろしいほど大量のアブラ&カーボンがっ!
最終的には灯油を流してもキレイなまま流れ出るよ
うになり、
OK♪

Vベルトも交換。
このギヤトレーン廻りの分解組み立てには苦労しま
した。
やはりサービスマニュアルが必要ということになり、
急遽入手しました。
サビだらけだった燃料タンクは、内部に小砂利を沢
山入れて
ガラガラ振り、サビを落としました。
オイルが固着していたオイルタンクも洗浄。キャブ
はみようみま
ねで分解清掃。
ベトベトだった吸気系も清掃しました。
無事組み立てが完了し、エルグランドのバッテリー
を使って
クランキング。
しかし、いくらやってもエンジン始動せず。
結局キャブのオーバーホールに問題があることが
判明、
地元バイク屋さんへキャブを持ち込んで清掃しても
らいました。
再度キャブを組み付けると、まさに一発始動!
感激モノでした♪
憧れ(?)の那須ナンバー取得♪ 保険もバッチリ♪
晴れて公道デビュー!
しかし、最高速が50km/hしか出ない。
しかも、全開走行をすると煙幕のような白煙がっ!
いくらオイルポンプとキャブの調整をしても治らず。
ピストンリングのヘタリが原因と判明。
即交換。
しかし、ピストンリングをはめた後シリンダーへの圧
入を失敗して
しまい、ピストンリングを折ってしまいました(涙)
全開走行は次回へ持ち越しに・・・。
無事ピストンリングを交換し、試走。
すると、何故かガソリンが漏れている???
燃料ポンプのパッキンが劣化して漏れていることが
判明、部品を
発注して交換。
これがアッシー交換なので、部品代が高い高い(涙)
年代モノのフロントタイヤ、山は充分だがいつバー
ストしても
おかしくない状況。
オークションで新品タイヤを落札し、自力で交換。
しかし、バイク用のタイヤレバーなど持っているワケ
もなく、
バールで無理矢理交換。
案の定、チューブが噛んでパンク(涙)
素直に黒磯のバイク屋さんへ・・・。
ついでにガソリンタンク洗浄&防錆コーティング、燃
料系統の
洗浄交換までお願いしちゃいました♪
オークションでワイドスペーサーと9分山のタイヤホ
イールセット
を格安で落札♪
早速取り付けました。
この状態で役場へ行けば、自動車と同じように速度
制限60km/h
まで、ノーヘル走行可、二段階右折もしなくてよくな
ります♪
このままだと後輪からの泥跳ねがひどいので、リヤ

オーバーフェンダーを作らないと・・・。
(ロールオーバー効果アリ)


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