皇帝山脈からドロミテへ2018 コルテイナ滞在⑫⑬⑭
7/14(土) チンクエ・トッリでハイキング
7:30朝食をとるころにグレーだった空に青部分も出てきた。今日はチンクエ・トッリをハイキングしよう。
8:20チェックアウト。1泊だけ他のホテルになる。午後までスーツケースを預かってもらった。
ドロミテバス窓口でチンクエ・トッリまで2.4€を往復分購入。
8:40のバスで日本人女性(30代くらいか?)と乗り合わせた。同じくチンクエ・トッリ下車だが、アヴェラーウ小屋へ行くとのこと。
バイ・デ・ドネス小屋で11.5€のチケットを買い、スキーリフトでスコヤットリ小屋へ。
チンクエ・トッリは逆光、しばらく写真撮影。
第一次大戦戦跡マップ チンクエ・トッリ ラガツォイ
9:40時計まわりにガレガレの細い道をアップダウンしながらチンクエ・トッリの裾を歩く。
第一次大戦の戦跡があちこちにある。こんなところで怪我をしたら、ほんとたいへん。
チンクエ・トッリの裾野に戦跡が点在
回り込むと、岩登りをしている人たちがたくさんいた。すごいね。
チンクエ・トッリを上る人たち バイ・デ・ドーネスへのトレイル
標識を信用して歩き、11:00に駐車場へ出た。上ってくる人はたくさんいた。
しばらく左へ歩くと425番の舗装道路へ出た。そして道を森の中に入り、424を歩いて12:00にバイ・デ・ドーネス湖に出た。やれやれ。
途中3回ほど人に道を尋ねた。いいかげんなことを言う人もいてあせった。
12:30のコルティナ行のバスに乗り、13:00すぎにバスターミナルへ着いた。
駅向かいのARISTONへ。
羊のローストと赤ワインで26€。すべて美味しくて満足。羊はぜんぜん臭みが無くていい味だった。パンも自家製とのこと。
駅のカフェでカプチーノ1.8€。ここのセルフレストランはずっと閉まっていた。
14:00すぎにOlimpiaへスーツケースを引き取りに行く。
雨に降られながら、ロードレース警備の係員に注意されたりして、ホテルPandaへ向かった。
Pandaは1泊だけなのだが、シングルの予約で最上階の3人部屋をくれた。
ベランダもあるし、天窓付きの浴室は広くバスタプも付いていた。
部屋の窓からはGrandhotel Savoiaのクラシックな建物が美しい。
15:30少しだけ買い出しに出かける。暑い。
今日は2h20のガレガレハイクで疲れた。広い部屋でまったりのんびりしよう。
コルティナ・ダンペッツォで1泊したホテルPanda 隣りのSavoia
7/15(日) ピアノッツェス湖
昨夜は雷雨が激しくて夜明け後も曇りっぽかった。
今日はまたOlimpiaへもどるので、遠出はやめにして、コルティナの近場で過ごすことにした。
7:30朝食へ。果物がたくさんあり、まずまずの内容だ。
9:00すぎにチェックアウト。パンダ柄ガラスの玄関、浴室の床タイルは花柄だった。カギにはエーデルワイスが付いていたい、可愛らしさを追求してるのね。
スーツケースを引いてOlimpiaへ。13:00に入れるとのことで荷物を預ける。
ローマ広場から2番のバスに乗り、ピアノッツェス湖もよりの停留所で降ろして、と頼んだ。1.8€。
10:00すぎに発車し、近づいてきたあたりで運転手に聞くが、知らんぷり。
ずいぶん離れてから再再度聞くと、忘れてた、だと!!??
ここから下の方角だ、とバスを降ろされた。ひどい!!
地図を見ると、ZUELで、ROSAPETRA SPA RESORT前の停留所だった。
見当をつけて歩き出し、通りがかりの人に道をたずね、40分くらい歩いて、Lago di Pianozesに着いた。
木々に囲まれ、遠くに山がきれいでいいところだ。
レストランはまだ開店していなくてカフェでカプチーノ休憩。
トファーナやファロリアやソラピスが美しい。
コルティナ郊外にあるピアノッツェス湖
12:00すぎにバス停に行き、12:14を確認した。3分ほど早くやってきたと思ったら、あのシカト運転手だった!! 時間も守らないのね。
ピアノッツェス湖もよりのバス停Campo コルティナの教会とトファーナ ファロリアとソラピス
コルティナにもどり、12:40に先日も行ったCRODA CAFE'へ。生ハムメロンとボロネーゼスパに赤ワイン1/2ℓトエスプレッソで36.5€。満足。
12:30Olimpiaへチェックイン。市税を2泊分払い、もらった部屋は2階の三角部屋。広さはおとといまでと変わらない。
柱などは元のままで床や水回りはリノベしてあるみたい。
16:00まえにMuseo Paleontologicoへ。7€。
鉱物や虫の標本がたくさんあった。下の建物は郷土博物館で日本語のイヤホンガイドがあった。40分で見学終了。
コルティナ・ダンペッツォの郷土博物館
スーパーで水やイチゴを購入。いつも日本人の方々を見かける。
7/16(月) ブライエス湖とドッビアーコ
今日は晴れの気配。
7:30朝食へ。入口には7:10~となっていた。日によって開始時間が不定なのかしら。
ゆっくり支度して、10:05の445番バスに乗り、ドッビアーコへ。11:01の442番バスに乗り換え、Lago
di Braiesへ。
とちゅうでたくさんの人が乗り込んできた。ベビーカーや幼児連れが多くてたいへんだ。
12:00前にブライエス湖着。山に囲まれた湖は人さえいなければ神秘的な雰囲気だ。
ブライエス湖のほとりにある教会とホテル
ブライエス湖
一周したかったのだが、とちゅうで侵入禁止の看板があった。30分時計回りに歩いて引き返す。
写真はほどほど撮れたからよしとしよう。
売店でコーラとピザ(計7.5€)を買い席に着いた。なんとおとといチンクエ・トッリへの道中いっしょになった東京女性とまた遭遇。
8:05のバスで来たとのこと。ブライエス湖は再訪らしいので、よほど気に入ったのだろう。
ホテルのトイレを借り、バス停へ行ったらまたしても激混みで座れなかった。読みが甘かったわね。
ちょっとこの人出は予想外だった。ドッビアーコ近辺もいがいと夏のリゾートなのだ。なにせマーラーも避暑に来たんだから。
ドッビアーコに立ち寄ることにし、2hの散策はなかなか楽しかった。
まずは、塔が目立つ教会へ。祭壇の彫刻などカメラにおさめる。
墓地も美しく、一角には第一次大戦、第二次大戦の戦没者の慰霊碑もあった。
ドッビアーコの教会と慰霊碑 マーラー
ホテルなどの建物の写真を撮り、ムニチピオ隣のベンチの木陰で休み、見つけたトイレも拝借し、またまた散策。
と、教会のとなりに、マクシミリアン1世ゆかりの城があった。なかなかシブい感じ。
Herbstenburg・・・・・・公開はしてなさそうだが、窓がいくつか開いていた。
Herbstenburgとマクシミリアン1世像 ドッビアーコの邸宅とワイナリー
16:05のバスで16:55コルティナ着。Mobilcardが活躍。
スーパーに寄ってホテルにもどった。
コルティナ・ダンペッツォには6連泊したが、中一日は別のホテルにするしかなくて、行動が制約された。
また、この移動から考えると、無理して(高いホテル代を払っても)ドッビアーコに宿をとるべきだったかも。
←コルティナ滞在前半へ スケジュールへ 7/17へ→ ホームへ