皇帝山脈からドロミテへ2018 コルティナ滞在⑨⑩⑪
7/11(火) リエンツからコルテイナ・ダンペッツォへ移動
今日はイタリア入り。初ドロミテの際に、デジカメを失くしてきれいな写真がゼロとなったコルティナ・ダンペッツォへ。
7:00朝食へ。欧系年配団体がいるが、別空間に席があり、個人客とは別扱いだ。バナナヨーグルトを作り。生オレンジジュースなど満足な朝ごはんだ。
8:00チェックアウト。ここはレセプションもとても感じがよい。
リエンツ駅へ行き、窓口がとても高圧的だったので、券売機でS.Candidoまで9.3€のチケット購入。
8:50の電車でS.Candidoに9:43着。ここは窓口が閉まっており、2つある券売機の一つでなんとかMobilcard 7days28€を買った。
壁に貼られている説明文にはMobilcardについての記述がなくて、バリデードできたかどうかはよくわからなかった。
他にも苦労している観光客はたくさんいた。
10:20の電車に乗り、10:31にDobbiaco着。この路線はダイヤがわりと正確、バリアフリーのトイレも広くて使いやすい。
ドッビアーコ駅は無人駅、レトロなカフェや待合室ももったいない。
しばらくあたりをうろつく。
ドッビアーコ駅 向かいの公園?
11:10のバスでコルティナに向かった。ドロミテのゴツゴツ山が姿を現す。トレ・チーメあたりかしら。
11:55コルティナ・ダンペッツォ着。
予約しているホテルOlimpiaへ。前回もここに泊まり、勝手がわかっている。
部屋代は引き落とし済みだが、市税は込みになっていないらしく1泊3€×3泊を支払った。入室は14~とのことでスーツケースを預かってもらう。
まずは、てきとうにランチと、CRODA CAFE'の外席でCRUDO E MERON(好物の生ハムメロン)15€とピザ・マリナーラ7€に白ワイン3.5€を注文。
メロンがよく熟れ、クル-ドもよい塩加減で最高だった。
数日後に移動するPANDAへの道筋を下見に行く。ほんとはコルティナ(同じホテルに)に6連泊したかったが、土曜のOlimpiaが取れず、この日だけPANDAにしたのだ。
空は雲が広がり、山はちょっと・・・。
コルティナ・ダンペッツォ
14:00にホテルにもどって部屋に入った。昨日まで広々した部屋に比べると9㎡の狭さは否めない。
あと芳香剤のにおいがキツい。まあ慣れですかね。
コルティナ・ダンペッツォで通算5泊したホテルOlimpia
スーパーの場所を聞いて行ってみるが閉まっていた。近くの食品店で水を買いもどった。
洗濯したり昼寝したりでうだうだ過ごす。昨日のカルス・マトライで体力を消耗したのかも。
出かける元気もなく、日本からのカップ麺で夕食とした。
7/12(火) トレ・チーメへ
狭い部屋はリノベしてあることもあり、けっこうよく眠れた。
7:00朝食へ。欧系の若年~中年が多い。果物やケーキ類が充実していて、宿泊料からしたら上出来の内容だ。
8:05のバスは無理なので10:05に乗ることにし、とてもゆっくりと部屋で過ごした。
9:50外出し、10:05のドッビアーコ行の445バスに乗った。
ランドロ湖下車でしばらくあたりの風景を楽しむ。あのへんがトレ・チーメかしら。
ランドロ湖
10:55のシャトルバスはなかなか来なくて、15分くらいでようやくやってきた。ところがSADなのにMobilcardは使えないとのこと。
往復15€のシャトル特別料金だった。
途中で渋滞にはまり、11:30のところほとんど12:00にトレ・チーメ・オーロンツォ小屋に到着。駐車場はクルマでいっぱいだ。
ラヴァレード方向は霧がかかっている。よくなることを期待して、12:05ハイキング開始。
オーロンツォ小屋からハイキング
人は多い。老若男女、欧系からアジア系、日本人団体にワンコの種類も様々だ。
霧の中の風景や花をカメラにおさめつつ、12:35にラヴァレード小屋に着いた。ここまでは前回来たのだ。
展望のよいところまではいくつかトレイルがあるが、中くらいの勾配の道を選んだ。
下りてくる人に上は素晴らしい眺めだよ、と励まされて元気をもらう。少し青空が広がってきた。
ガレ坂を上るとトレ・チーメ!
13:00にラヴァレード峠2454mに着いた!
雪渓が残っている。次第に霧が晴れて、トレ・チーメがよく見えるようになった。
あー、これがトレ・チーメか・・・見る方向によって姿がずいぶんちがうのだ。
まわりの山々もそれなりに個性的ですばらしい。
ラヴァレード峠からトレ・チーメを眺める
13:20こんどはゆるやかな道を下ることにする。
二頭のハスちゃんたちは人気者。時おり遠吠えするのもまた可愛げがある。
13:40ラヴァレード小屋に着いた。中は混んでいたので外席に。ビール2.6€とニョッキ9.5€にした。
人気のハスたち おウマも活躍 可憐な花が多い
もどる途中に荷物を乗せた馬に出会う。ごくろうさん!
14:50オーロンツォ小屋、15:00のバスでドッビアーコに向かい、ドッビアーコ駅でコルテイナ行を待つ。
16:10の乗りコルティナに16:55着。
スーパーに寄って夕食用食料を調達。パック入りのワイン(250mlで0.59€)があり、単身旅行者にはありがたい。コメのサラダとシーフードマリネもまあまあ美味。
7/13(金) トファーナとファロリア
今朝は快晴。朝食にアップルパイをいただいて満足。
9:00すぎに外出。
トファーナのロープウェイ乗場駐車場と朝も午後もいた出迎え猫
迷ってなんとかトファーナのチケット売り場へ。すったもんだの末、10:00前にCime Tofaneへの往復30€を購入。日本人夫婦といっしょになる。
Col Drusscie1778mで乗り換え、Ra Valles2470mに着くと、なんとやはり3本目のロープウェイは工事中だった。
しばらくあたりをうろうろして景色を眺めていると、修理が終わったのかロープウェイが動き出した。
で、11:00すぎにCime Tofane3244mへ。雪が残っている。マルモラーダは雲で隠れていた。Grand
Lagazuoiなどはなんとかわかった。
〈Cime Tofaneから〉 トファーナ・メッツォ セッラ群遠望
〈Ra Vallesから〉
Ra Valles小屋でビールとパニーニで9.5€。
Col Druscieでも降りて、ハート池へ行こうとしたが、挫折。
日本人夫婦はゲディーナ湖へ行くと言っていたが、どうされたか。
猫に見送られてトファーネを後にし、天気も良いのでファロリア2123mへも行くことにした。
14:10ファロリア乗場に着き、14:30のロープウェイで往復19.5€。
ファロリアのロープウェイ乗場 さらにジープで頂上へ
ここは前にも来た。ジープを勧誘され登りだけ使う。5€。
カパンナ・トンディ小屋2327mからの景色はすばらしい。
ファロリア頂上から
ファロリア中腹から
徒歩20分でもどり、散策路を20分歩く。クリフハンガーのロケ地やら花がきれいだ。
クリフハンガーロケ地
夕食は目的の店がやってなく、結局昨日のスーパーで赤ワインや惣菜を購入。
←リエンツ滞在 スケジュールへ 7/14へ→ ホームへ