芒果台湾Ⅲ  ②③

          5/31(水) 鹿陶洋と玉井へ
               6:40に7Fの食堂へ行くと個人客がちらほらいる広いところだった。
               706元に含まれる朝食としては上々だ。味はともかく野菜のおかずも5,6種類、お粥にまんとう類やサラダやパンもあった。
               8:35に出かける。中山路経由で台南火車駅へ。20分くらいか。
               9:00発の緑幹線バスで玉井へ。地元の人でにぎわうバス。台湾のお年寄りはみなさん元気だ。
               新化で10分以上休憩し、玉井に着いたのは10:20くらいだった。
               10:35のミニバスG24で鹿陶洋へ。
               池を半周し、正面へまわるとはげかかった案内図板があった。300年以上の歴史がある同一姓の家が集まった集落なのだ。


半月池                    案内板


鹿陶洋江家古暦


拝亭                    公廰


神明廰

               石畳の前庭?から江家古暦をのぞむが、なんと修復中で立ち入り禁止の張り紙がしてあった。
               江家古暦は集落の中心なんだけどなあ。まわりの民家をカメラのおさめながら裏へ回った。
               煉瓦造りで趣のある集落だ。居住中もあれば朽ちかけている建物もあった。
               古暦の入口、たぶん公廰で数人の地元民が世間話中だったので、挨拶して見学撮影を許可してもらった。謝謝!
               思ったよりこじんまりしているが、特に神明廰はすばらしかった。
               内部や入口、壁のタイルの柄など、見ごたえがあった。
               工事が完成したらさぞ美しい姿だと思う。


古暦の裏側から


聚落内中心部


廃墟の壁にあった装飾タイル                 井戸                整然と並んでいる古びた家々

               聚落内には井戸や蓮池もあった。個々の説明板はほとんど文字が消えていて残念だった。
               鹿陶洋のバス停にもどり、20分くらい待って11:55にG22で玉井に移動。

               タパニー事件記念園区へ。1915年の抗日事件のメモリアルだ。
               中国語のみの年配男性(82歳とか)が案内してくれた。
               入り口の建物は芒果館で奥の建物がタパニー事件関係となっていた。建物自体は玉井糖廠の招待所で1912年築とのこと。
               見たことのある写真パネル、中心人物の余清芳の胸像などが展示され、判決文や日本軍の大砲なども展示されていた。
               ここは案内なしに勝手に見学したかった。




余清芳とタパニー事件紀念館

               12:30に通りすがりの店に入り、菇燥飯25元と牡蠣スープ40元のランチ。美味しかった。帰国後調べると、阿南飯湯店だった。

               目的の芒果冰店が閉まっていた。
               第二候補の玉井農会経営の熱情小子芒果冰館へ。新しくて広くきれいな店だった。
               夏日迷情雪花冰160元を注文。さすがに玉井だけあって芒果は甘かった。これからさらに甘味が増すのかも。

               作業場の入口に芒果乾が売られており、味見して愛文を2つと情人果と購入。3つで500元。        帰国後、毎日食べている。柔らかいし自然の甘味でとても美味しい!!!
               バス停に向かい台南行にすかさず乗り込み、13:30ころ発車した。
               14:40には台南火車駅に着いた。カンカン照りで暑いこと。
               ホテルにもどってコーヒーブレイク。

               17:30再び外出し、近くの八三鱔魚意麺へ。
               乾炒鱔魚意麺100元とイカとろみスープ80元の夕食。田ウナギはとても美味しく、麺も薄味であっさりととても美味しかった。イカも新鮮だった。

               少し歩いて正興街の泰成水果店へ。なんと芒果冰をやっていない。なんで?
               くいさがったところ切盛はあるというのでそれを頼んだ。60元。味はもひとつだった。若者で大賑わいの店だったががっかり。

               正興街はなぜか猫のパネルがあちこちにあり、撮影スポットとなっていた。
               そして、西門路との角にはタパニー事件記念の廟があった。西来庵事件とも。


正興街には猫とタパニーメモリアルが同居

          6/1(木) 麻豆の麻豆代天府へ
               本日の台南は70%の降雨率で28~30℃とのこと。
               6:40朝食へ。お粥にマントウ、セロリ炒め、トマトの卵とじなど美味しくいただいた。
               雨脚に出鼻をくじかれて出かける時間が遅れた。
               9:20ころに外出し台南駅へ向かう。9:51の電車で善化に10:08着。
               10:30の橘12バスは少し遅れてきた。
               雨は降ったりやんだりで、11:00ころに麻豆の電姫戯院下車。昔の映画館のレトロな佇まい。
               麻豆老街なんだが、他に古そうな建物は見当たらず、ちょっと期待外れだった。


麻豆電姫戯院と麻豆老街

               圓環の碗棵蘭へ入り、碗棵と炒飯とピータン豆腐と魚丸湯で110元。味はまあまあだったが、バスターミナルを11:30発車のバスに乗りたかったので完食できず。

               圓環から黄幹線バスに乗り、10分ほどで五王廟前へ。
               目の前に麻豆代天府のカラフルな建物が展開していた。


麻豆代天府

               本殿を拝観し、奥に抜けると後苑に五彩巨龍がそびえていた。大きさといい色といい、すばらしい!!!


麻豆代天府の五彩巨龍                    十八地獄入口


十八地獄

               40元を支払い、龍の中にある十八地獄を見学する。見ものだった。
               お裁きと刑の執行場面が音と動きで表現されていて、なかなか迫力があった。
               なんというかおぞましいシーンの連続でちょっとゲンナリ感もあったけど。
               次にまた40元を払って天堂を見学。こちらはもひとつ面白みに欠けた。


天堂


天堂の出口からの眺め

               入り口近くの観音寶殿に入って観音様にお参りする。この建物がなんとも色鮮やかで、形もちょっとない感じだ。


観音寶殿

               1hくらいいてまた黄幹線バスの白河行きに12:55くらいに乗り、雨が降り出し、13:14に柳営火車駅に着いた。
               13:29の区間車で台南へ向かった。台南は土砂降りだ。

               バスで東門園環に向かい、蜂橙複合式餐飲で芒果冰170元を食べた。まあまあかな。芒果は薄くカットされていた。

               歩いてホテルにもどりしばらく休憩する。
               おなかが不調で夕食抜き。
               麻豆は他にも見たいところがあったが、この天気では無理できません。また来ればよい、と。

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