湾生回家 良質なドキュメンタリーだ。
だれしも故郷に寄せる想いは人生の終りが近づくにつれ、増すもの。それが台湾ともなれば、特別なものになる。
湾生は20万人で、それぞれ望郷の念、台湾との関わりを、丁寧に描いていると思う。
今でしか作れない映画かも。 
ジャニス
リトル・ガール・ブルー
 
 ジャニス・ジョップリンの伝記もの。
家族や音楽関係などまわりの人たちのインタビューで構成されていて、ジャニスの内面も表わされていた。ライブフィルムは実写を使用していて、とても迫力があった。
中でも「サマ−タイム」のスタジオ録音シーンはトリ肌ものだった。凄さを実感!!
 後妻業の女 原作を読んでいたこともあり、なかなか面白かった。
コメディのエッセンスも加味され、ソフトに仕上がっている印象だ。
結末が原作のように陰惨でなくて救われた。 
それにしても、かつては寡黙な美青年役が多かったトヨエツが、汚こいオッサンになっていてショックだった。
 猫なんか
よんでもこない
 猫好きのための癒しの映画。
猫はあるがままに走り、眠るのだけれど、そのそばにいる男子は、生命とか夢とか自分の生き方もろもろを考えて大人になっていくのだ。
猫がただただ可愛い。
 さらば
あぶない刑事
シニアの2人ががんばっていた。走ったりバイクにまたがったりのシーンには感心!
だが顔のアップにはツラいものがあった。
同窓会的、学芸会的映画だったけど、楽しませていただきました。
BGMとか「冷たい太陽」はドラマチックでしんみりと、浅野温子はぶっとんでいて、その落差がこの映画の魅力かも。
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