師走の台北2016 ⑤⑥

          12/17(土)  動物園と原住民博物館
               7:30に漢口街の西門町豆漿へ。目的のおにぎりはまだできないとのこと。50元のセット、豆漿は無糖にしてもらう。
               ここはテイクアウトのみなので、ホテルの部屋で食べた。デンブと油条に少量の漬物が入り、米はおこわっぽくてしっかりしていた。

               予報気温は15~22℃とのこと。風邪気味なので観光先を勘考する。
               9:00すぎにホテルを出て9:50に台北動物園へ。家族連れでにぎわっている。


台北市動物園

               10:20がパンダ見物指定時間なので、それまでコアラや象を見た。
               パンダは屋内に1頭、屋外に1頭いた。どちらも活発に動いていて人気者だ。




外舎の活発なパンダ

               熱帯雨林区でシロテナガザルの日向ぼっこにつきあった。


シロテナガザル

               2hほど滞在してもどることにした。この時間は汗ばむ気温だが、日陰は寒さを感じる。
               12:50にMRT雙連から歩いて錦州街6-1の建弘鶏肉飯へ。
               招牌飯50元と下水湯50元。どちらもあっさりして美味しかった。

               北へ歩いて双城街12巷28の丁香豆花へ。
               小紅豆豆花(たまご)45元はほどよい甘さでやさしい味だった。

               MRTとバスで故宮向かいの順益台湾原住民博物館へ。
               入場料は150元だが、内容はもひとつかな。きれいに展示されていたものの物足りない印象。撮影禁止。


順益台湾原住民博物館

               原住民文化主題公園もちょっとのぞいた。部族のレリーフなどがあった。


原住民文化主題公園

               16:30ホテルにもどり休憩。
               17:40再び外出。MRTで一駅乗り北門下車。徒歩7分で迪化街に着いた。
               目的の永楽台南(魚土)魨魚(火庚)へ。民楽街1号
               サワラフライビーフン65元と茹で青菜40元。美味しかったが、なんともせわしない店だった。

               西門の漢中街133の三角埔仙草へ。
               焼仙草は売り切れで、綜合仙草冰55元にした。トッピングがたっぷり乗ってて、とても美味しかった。


          12/18(日)  北海岸 板橋のクリスマスイルミネーション
               予報は晴れで16~26℃。久々に青空を見る気がする。
               7:00ころ昆明街198の來來順豆漿店へ。
               鹹豆漿25元と蛋餅20元はどちらも今回のベストかも。鹹豆漿は大豆の香りが新鮮で、蛋餅も焼きたてだった。
               店構えは店名も消えかかり、どうかと思われたが固定客が入れ替わり現れた。
               日本語メニューが貼ってあり、向かいのホテル新仕界からの客があるのかもしれない。

               8:15外出。MRTで淡水へ。インフォでパンフレットをいろいろもらう。
               862番バスに乗ったが、タイミングが悪くて三芝まで座れなかった。
               10:15石門洞へ。なんと観光バスが2台到着したところで、チャイニーズがぞろぞろ下りてきた。
               洞門まわりは一時的に混雑した。上に上がって海を眺める。天気が良いとほんとに海がきれいで気持ちがよい。
               海岸には遊歩道もつくられていて、少しだけ散策。


石門洞


石門洞の上から

               再びバスで淡水方面へもどる。
               11:00すぎに富基漁港で下車。南へ5分歩いて石門金剛宮へ。
               石門金剛宮は1986年創設。儒教、仏教、道教、バラモン教が共存し新たな済世観を展開するとのこと。


石門金剛宮入口

               主神の四面仏にまずご挨拶。日本語のパンフレットもあった。


石門金剛宮四面仏 福、禄、寿、喜を表現

               ここはなんともユニークなホトケさまがいっぱい。観音から寝釈迦からなんでもアリだ。
               奥の3Fにある五百羅漢はちょっと怖かった。天井や壁が洞窟風で全体がグレーの雰囲気、羅漢は笑っている方が多かったけど妙に不気味だった。


実に様々なカミサマたち


十八羅漢                         臥佛                         五百羅漢

               そしてD棟の地獄はすごかった。ほんとグログロの世界なのだ。
               ヒエロニムス・ボスの地獄絵とは趣が異なり、彫像だしカラフルでリアル。はんぱない迫力だった。


地獄の入口


地獄はおぞましい光景がえんえん続く

               2Fの天国はまあ平和だった。
               最後にお接待の麺線をいただき、おかわりもし、牛蒡茶も飲んで1h10の滞在だった。
               ここにも団体客が来ていた。すれちがいで、まだよかった。
               海沿いにある婚紗広場から海を眺める。カップル向けのスポットね。

               13:30ころに淡水にもどった。オレンジジュースとパンを買い、日陰で一息。風が爽やかで気持ちいい。こんなに天気の良い淡水は初めてだ。


淡水

               煉瓦造りの建物に魅かれて行ってみる。淡水文化園区(殻牌倉庫)とあり煉瓦造りの倉庫がいくつか並んでいた。シェルのもののようだ。
               製缶工廠は1870~80と早く、煤油桶倉庫や潤滑油倉庫があり、鉄道の引き込み線もあった。
               軽質汽油倉庫は殻牌故事館として内部を公開していた。


殻牌倉庫


鐡道引き込み線              石油缶利用のベンチ

               MRTで16:00ころに龍山寺下車。華西街3-5の阿猜?へ。
               米糕桂園粥40元は龍眼が1個しか入ってなくて不満。やさしい味でほっとした。

               歩いて15分、西門金峰で早い夕食だ。魯肉飯と油豆腐と筍煮と蛤仔鶏湯で125元。どれも美味しくて完食。特に骨付チキンのスープはよかった。これで463円とは感動的プライスだ!

               MRTで板橋へ移動。
               新北市歓楽耶蘇城、とんでもなく人がいっぱいでにぎわっていた。
               イルミネーションはそう派手ではなく、プロジェクションマッピングもまああんなものかも。
               子供のようなタレントのショーなどをやっていた。1hほどうろうろした。


新北市歓楽耶蘇城


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