ドロミテからスイスへ 21日目 ゲッシェネン滞在
7/13(水) ジョルニコへ
朝起きたら雨、なんだかやみそうにないみたいだ。
ここは7:30から朝食なので、7:40には朝食室へ。イギリス人の親子やイタリア系のバイク族風と客層はいろいろ。
パンは数種、チーズ、ハムとも数種、果物がたくさんありバナナにした。コーヒーにオレンジジュース。
今日はリトム湖ハイクを予定していたが、この天気では無理か。とりあえず、アイロロに行ってみるか。
トレッキングシューズにフィールドジャケット、傘、リュックにはカバーを付けた。
ゲッシェネン駅には窓口がなくなっていて、券売機でアイロロまでの往復6.4CHFを購入。
8:50の電車で9:00にアイロロ着。けっこう降っている。
ハイキングは中止し、ジョルニコのロマネスク見学に向かうことにする。9:52まで待ち時間がある。
駅構内にあるインフォメーションでパンフを物色したり、バスのタイムテーブルをもらったりした。
向かいのカフェでカプチーノ。アイロロ駅前にはスーパーもあるし、ここに宿泊した方がよかったかしら・・・。
アイロロ駅
9:52のバスでは、運転手からジョルニコまでのチケット6.6CHFを購入。ベリンツォーナ行きで地元民がチラホラ利用。
川沿いを走り、山から滝が凄い勢いで流れ落ちている。
10:40ころにGiornico St.Antonio着。傘を差して観光開始だ。
サン・ニコラの標識にしたがって橋の方へ行くと、まあすごい川の暴れよう!
あの中州にあるのが、後で行くレストランらしい。
茶色の濁流の勢いがすさまじい。
向こうの方に教会が2つ見え、さらに右上にも古めいた教会がある。こりゃ晴れていたら絶景だね。
サン・ミカエルとサン・ニコラ サンタ・マリア・デル・カステロ
上のサンタ・マリア・デル・カステロ教会の近くまで行って写真を撮った。坂道が滑りそうで、内部見学はやめ。
ジョルニコ旧駅も案内板がある。
ジョルニコ旧駅と民家の薔薇
サン・ニコラ
裏からサン・ニコラ教会へたどりついた。
正面入口はさすがにロマネスクの彫刻で飾られている。
中は真っ暗だ。ライトを持って来るんだった。失敗。
内陣のフレスコ画はカラフルに残っていて、失礼ながらフラッシュ撮影させてもらった。
こういう空間はほんとに厳粛な気持ちになるわ。
サン・ニコラ内部
サイドの入口も彫刻が目を引いた。
次はサン・ミカエルへ。ここは閉まっていた。墓地が新しくて造成中のようだ。
石橋を渡り中州の方へ下りていくと、葡萄畑に囲まれてグロッタ・2.ポンテがあり、階段を下りて入店する。12:00前。
葡萄棚の下にある外席は水浸しで残念だ。天気がよければ爽やかなランチとなるだろう。
中の部屋からも大きなガラス越しに川が眺められる。先客が1組。後からもう1組来店。
1人客のため窓側の席はダメとのこと。壁側。
本日のランチ24CHFはサルディンボッカ・アラ・ロマーナ(サラダ付)、赤ワイン5CHF,水4.5CHF、エスプレッソ2.2CHFで計35.7CHF。
味はまあまあ。
雷まじりの豪雨と川の濁流に囲まれてのランチもまあドラマチックね。日本だったら避難勧告が出そうだ。
私のターブルにはパンが来なかったし、壁側だし、チップは省略した。
この路線には他にもプラートとかクイントとかよさそうな村があるのだが、豪雨では楽しめない。
トレッキングシューズの中もグズグズで、観光も限界だ。
13:15のバスで、Faidoまで乗り、SBBチケット(Faido→アイロロ)を買い足した。
13:40の電車でゲッシェネン14:07着。
ゲッシェネンの集落にあるCOOPに行き、水やアップルパイを買った。COOPは安い。
トンネルをのぞく。
静かなゲッシェネンの村
ホテルにもどり休憩していると、雨はやむどころか激しさが増すばかりだ。まあこういうこともあるわね。
このホテルはハーフボードもやっていて、頼めばよかったかもしれない。
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