ドロミテからスイスへ2011   20日目          ゲッシェネン滞在

7/12(火) アスコーナでヴェレフキンに4度目の再会 ソノーニョへ

     7:00に朝食へ行くと、今朝はなんとドイツ語の団体が30人くらいいてにぎわっていた。
     プロセッコとオレンジジュースにコーヒー。クロワッサンでチーズサンド、ヨーグルトにスイカと缶詰フルーツで満腹だ。
     8:00チェックアウト。95CHF×2泊をカード払い。
     バス停パラディッソGerettaを2番の8:04発に乗り、ルガーノ駅へ。
     券売機でロカルノ経由のゲッシェネン行きを購入。1/2で22.5CHF。
     8:30の電車でGibiasca乗り換えで、ロカルノへ。
     ロカルノ駅のロッカーは5CHFに入りきらず、8CHFのに収めた。高いわね。
     アスコーナへのバスチケットを券売機で買う。2.2CHF。
     9:55にアスコーナ着。
     10:00オープンと同時にアスコーナ現代美術館へ。4回目の訪問だ。15CHFもする。

     マリアンネ・フォン・ヴェレフキンの世界にどっぷり浸かった。
     ロシア時代の1881「Vera Repinの肖像」はイリヤ・レーピンの妻?かな。裁縫姿、リアリズム絵画で上手い。
     その他、印象に残った絵
        1912「Conversazione」 大島弓子ぽい絵画。女性の顔、髪、赤い服。らしくなくて新鮮。
        1926「Die Grube」 赤い山肌、木を運ぶ男たち
        1908「Carro funebre al tramonto」 馬車が棺?を運ぶ。通りの窓の灯り。
        1930「Salome」 青い目に執念が!
     11:00過ぎまでいた。
     湖へ歩いていくと露天の店が出ていた。

     11:47の1番バスでテネッロ・スタツィオーネへ。2.2CHF。
     12:30のソノーニョ行きはけっこう混んでいた。7CHF。
     マイカーの人も多いみたいで、河原では水遊び、ラベルテッツォあたりは大勢人がいた。

     いくつかの石造りの集落を通り過ぎ、13:30過ぎにソノーニョ着。
     曇っていて蒸し暑い。
     ソノーニョの第一印象は、想像よりちょっと観光地化しているかな。もっとひなびたイメージを持っていた。
     まずは、お昼ご飯だ。
     村はずれのGrotto Efraまで歩いた。素朴なテーブルが外に並ぶレストランだ。
     ビールとミネストローネとチーズを頼んだ。どれも美味で22CHF。

     遠くに滝が流れ、山の風景が広がる。ジョルジョ(ロミオ)が遊んだ野山という感じ。


ジョルジョが走り回った野山や暮らした家のイメージだ

     ジョルジョが鳴らした教会の鐘がある塔をカメラにおさめる。ジョルジョの家はどんなかな?
     このヴェルザスカ谷最奥の村から、ジョルジョはミラノまで歩いたのだ!
     どの家も花がきれいに飾られている。


ジョルジョが鳴らした教会の鐘               ソノーニョのカラフルな花々


ソノーニョの可愛らしい家々

     15:02のバスでテネッロへもどり、16:21の電車でロカルノに向かった。
     当初はラヴェルテッツォで途中下車するつもりだったが、橋近辺の人ごみを目にして、気が変わった。
     ロカルノ売店でパイを買い、ロッカーから荷物を出して、16:45の電車に乗った。
     18:00すぎにゲッシェネン着。

     坂道を上がって、予約しているホテルChalethotel Kroneへチェックインした。
     リフトはないが、フローリング、洗面台が居室にあり、シャワーは使い勝手がよさそうだ。
     クローゼットもないのだが、室内の上下にバーが数箇所しつらえてあり、ハンガーもたくさんあって客のことを考えている。
     鍵に慣れるまで、ちょっと苦労かな。


ゲッシェネンで3泊したホテルChalethotel Krone

     今日はヴェレフキンの絵も見れたし、「黒い兄弟」の出発点ソノーニョも訪問できてよかった。
     他の小さな集落もぜひ訪れてみたい。


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