ドロミテからスイスへ   15日目                ポントレジーナ滞在

7/7(木)  メラーノからポントレジーナへ移動

     夜中は例によって大荒れ、雷も轟いた。
     今朝はかなり雲が厚く日の出はのぞめない。26℃と室温が高いが乾燥していて暑さはあまり感じない。
     7:40に朝食へ行くと、なんと日本人中年夫婦がいらして、同席させてもらった。
     レンタカーを利用の周遊で今日はインスブルックへ移動されるとのこと。自由に行動できてよいですね。
     奥様は電子辞書を活用され、感心する。

     ざっと荷造りし、8:50にはチェックアウト。47ユーロ×3泊に、コルティナへの電話代が1.2ユーロ。
     シュタイナーはとてもくつろげるよいホテルだった。久々に田舎の空気を味わった気がする。


メラーノ駅

     8:59のバスに乗れてしまい、メラーノ駅で予定より1本早い9:16のマルス行き電車に乗った。
     空はどんよりとしていつ降り出してもおかしくない。
     小学生の団体がいくつか乗り降りしたが、個人旅行の人もたくさんいる。
     このあたりもトレイルがいろいろありそうだ。
     10:40くらいにマルス着。
     電車のホームが即ポストバスの乗場になっている。便利だね。

     11:03のツェルネッツ行きのポストバスに乗った。これがMobilcardの最終使用だ。
     ちょっと走って中世ぽいとても狭い門をくぐった。古びた城や屋根付橋のある小さな町。
     観光客の姿もあり、ここは立ち寄りたくなる町だ。後で調べるとマルスMalsの旧市街だった。

     国境はノーチェックでイタリアからスイスへ。すぐにミュスタイアがある。
     修道院の入口の門が修復中らしい。
     途中けっこう雨に降られた。12:40にツェルネッツに着いた時は、ほとんど上がっていた。この駅も工事中だ。
     駅の窓口でパスポートを出し、1ヶ月の半額カードを作ってもらう。昨年は99CHFだったが、110CHFに値上がりしていた。
     ポントレジーナまでチケット9CHFを購入。あたりにATMは見あたらない。

     13:08のポントレジーナ行き電車に乗る。これは乗り換え無しでラクだった。
     13:56ポントレジーナ着。駅舎の外側にあるATMで300CHFをキャッシングした。

     10分以上坂道を上がり、ホテルRosatschへ。すぐにチェックインし、カードキーをもらった。
     4Fの角部屋は広々としたダブルルーム。ソファにテーブルのリビング部はゆとりでセンスがよい。
     デスクも広い。
     そしてなんといってもバスルームだ。バスタブとシャワーブースが別にあり、洗面台は2個並ぶ。
     トイレは別室で荷台の他に折りたたみの荷台もあった。クローゼットも広い。
     バスローブにスリッパもあり、ほんとにこの部屋でよいのかと不安になるくらいだ。
     94CHFでこの待遇は破格かも。(図面を見るともっと狭い部屋もあった)
     冷蔵庫がないのが唯一惜しい。




ポントレジーナで3泊したホテルRosatsch

     15:00空もなんとかもちそうなので、足慣らしに軽いウォーキングをしよう。
     サメダンへ1h3/4とあり、そちらへ歩くことにした。


凝ったデザインの建物                   ポントレジーナの教会

     住宅街を抜け遠くの山の写真を撮りながら歩く。まちがえて自転車道を歩いてしまった。
     川沿いの道ではおじさんたちが砂利を入れてならし、整備をしていた。こういう手入れがスイスのトレイルを守っているのね。
     右手にはおととし行ったムオッタス・ムラーユの山があり、ケーブルカーも見えた。



     乗馬する人たちもやってきた。かっこいいね。だんだん雲往きが怪しくなる。

     16:40ころサメダンの集落に入り、とうとう雨が降り始めた。
     COOPで水などを買った。
     サメダンはおととし滞在した。構内にあったレストランがなくなっていて残念だ。
     かわりに売店になっていて、カレーパイ2.9CHFとコーンサラダ3.4CHFを夕食用に購入した。
     1番バスに2.6CHFで乗り、Pontresina Rondoへもどった。
     明日の天気はどうだろう?


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