ドロミテからスイスへ2011   14日目           メラーノ滞在

7/6(水) チロル城とメラーノ2000へ

     朝から日差しが強く暑い1日になりそうだ。東南角部屋はよいが、シャッターを下ろしておかなければ・・・。
     7:40朝食へ。コーヒー、アランチャ、センメルをチーズハムサンドに。ヨーグルト+ドライフルーツ、プチトマト。
     後からメロンとパイナップル(生)も出てきて、これがとても美味だった。

     9:00ころ外出。チロル城とメラーノ2000が今日の目的だ。
     9:14の3番バスで駅に行き、9:22のチロル行きに乗ることができた。Mobilcardで手間無し。
     9:40にはチロル村に到着。観光客が大勢いる。土産物屋も多い。
     徒歩20分とあったが、チロル城までそれ以上かかった。見えているのだが。
     下にあるフォンタナ城の佇まいもよい。


フォンタナ城(左下)とチロル城

     入場料は6ユーロ、英語の説明リーフレットを借り受ける。

     順路に従い進む。
     皇帝居室の入口の彫刻が素晴らしいロマネスクだ。撮りがいがある。
     続いて、礼拝堂の入口もレリーフが目を引く。動物がとても立体的だ。


礼拝堂入口

     礼拝堂内部にはフレスコ画が残され、ステンドグラスも美しい。
     なんといっても中央に掲げられた大きな十字架、キリストの姿に見とれる。まずはお祈りだが。
     上の階からも眺めることができ、なかなか美しい空間だった。


チロル城の礼拝堂内部




チロル城からチロル村を眺める

     東館にはチロルの歴史がまとめられ、パネル展示がわかりやすい。
     第一次大戦後、オーストリアからイタリアになった経過、調印式。その前のナチスの時代の様子。
     1970年にはここにもヒッピー文化の影響が及び、ブルーニコでロックフェスが開催されたようだ。
     ジミヘンやクラプトンのレコードジャケットもあった。
     マーラーフェスのポスター、シシィを演じたロミー・シュナイダーのポスターも折り目があったりして。

     城の中庭でちょっと休憩。女子高校生がたくさん日陰で座っている。
     説明リーフを返却しアンケート用紙も渡すと、絵葉書をくれた。1h30くらいいたか。

     12:00過ぎにバス停近くにあるSonnblickでランチ。チロル城や山々の風景を楽しめるロケーションだ。
     ビール2ユーロ、シュニッツェル11.5ユーロ、エスプレッソ1.3ユーロで計14.8ユーロ。15ユーロ置いてきた。

     ちょうどいたバスでメラーノ駅へもどり、1番バスでフニヴィア・・・へ向かう。メラーノ2000の乗場だ。

     14:10くらいに着いた。往復で15ユーロ(ゲストカードで割引があったかも)。
     120人乗りの大型ゴンドラだ。乗場の床が移動したりして、とてもハイテクシステム。
     岩場にせり出した途中駅が作られていて、離れたところから見ると、とても恐ろしい。


右にあるのが途中の駅

     15:00前には上に着いた。あたりは工事中でブルドーザーが行きかっている。トレイルもつくっているようだ。
     案内板を見ると、14番コースがパノラマコースで2h30とあった。
     だが、歩き始めると14番はどこにもなくて、3番がメインのトレイルらしかった。


たぶん3番コースを歩いた

     そちらにしばらく歩いてみた。右手の展望が開けてくる。日差しは強いが風が気持ちよい。
     40分ほど歩いて、遠くにカティナッチョやマルモラーダ、トレ・チーメが見える場所に来た。ベンチで少し休み、ここから引き返すことにした。


カティナッチョ方面遠望   ああ、いっぱいきれいな写真があったのになあ!!

     トレイルの情報不足なので安心して歩けません。もっと調べてくるのだった、と反省。

     16:00過ぎにはバスで市内へもどった。
     クーアハウスあたりでアイスティを飲み、しばらく休憩する。花がきれい。

     パンを買ってホテルへもどった。
     今日も6回バスに乗り、Mobilcardは大活躍だった。


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