再び台湾芒果2016  高雄

     5/20(金)  高雄・客家文物館
          7:00起床。朝食は付いていないが出かけるのもめんどうなので、手持ちのコーヒーとスナック類ですませる。
          9:00前にチェックアウトし、嘉義駅へ。曇りで湿度が高いけど、降らないだけマシだ。
          当初嘉義は新しくできた故宮博物院南院やを目的で宿をとったのだが、予約制の見学だということで見送ることになった。後壁も候補だったが。
          自強号で高雄へ行くことにし、9:42発で245元。エアコンがよく効いていて涼しい。
          11時前に高雄駅着。ここも大規模な工事をしている。高鉄が乗り入れるらしい。
          幸福川沿いに10分弱歩いて、予約しているティンB&Bホテル(庭居商旅)へ着いた。
          3泊の支払いを済ませ、入室は15:00以降ということで荷物を預けた。
          MRTで鹽埕埔で下車。
          12:00すぎに瀨南街144-1の阿貴虱目魚店へ。
          綜合湯(大)100元と蕃薯飯10元と茹でキャベツ20元で計130元のランチだ。
          湯はサバヒーのつみれ入りでえもいわれない美味しさだ。他では味わえないと思う。さつまいもご飯も素朴でよかった。

          再びMRTで後驛へ移動し、綏遠二街188の鹿仔草冰店へ。
          鹿仔草シャーベット45元をベースに芒果30元と仙草ゼリー5元をトッピングして計80元。黄緑の鹿仔草シャーベットはくせがなくて爽やかだった。
          サービスもよくて感じのよい店だった。

          歩いて客家文物館へ。無料。
          佳冬の林家の木材や額の展示。色が鮮やかに残っていた。劇場も可愛らしかった。


高雄の客家文物館


佳冬林家の建材              収冬戯の舞台             日本製?の脱穀機

          光之塔をカメラにおさめ、川沿いの緑地を散策する。蒸し暑くてたまりません。
          15:30にホテルへ行き部屋をもらった。シャワーを浴びるとバスタブに不備があるのかと思い、部屋を変えてもらった。でも同じことだった。
          結局排水の構造というか、バスタブから床下に配管が無くて、浴室の床の排水口に流れるようになっているのだ。
          1泊平均朝食付きで733元という安さなので、バスタブ構造くらいは目をつぶろう。
          その他の設備は冷蔵庫、ティッシュ、湯沸し器とそろっているし、バスタオル2枚に紙タオル2枚やペットボトルの水も毎日2本提供された。
          洗濯をしてコーヒーブレイク、休憩する。
          18:00外出。またまた鹽埕埔で下り、鹽埕街33の永和小籠湯包へ。
          路地に並べてあるテーブルで小籠湯包(9個で60元!)と酸辣湯25元。味はなかなかよかった。

          芒果冰を求めて復興一路へ足を伸ばしたが、店は無くなっていて残念。


高雄で3泊したホテル庭居商旅

     5/21(土)  佳冬へ日帰り
          7:00に7Fの朝食室へ。屋上の開放的な空間だ。
          おかずは野菜中心に6種類ほど。お粥か食パン。粉末コーヒー。
          8:10外出。バスターミナルへ行き、佳冬とメモを見せて126元のチケット購入。
          8:30発の9188番バスは10分遅れで入ってきた。発車時には雨が降り出した。
          9:40に佳冬着。高速を走るので早い。
          のどかな集落の中をてきとうに歩き、池に面した広場に行き当った。どうやらここが蕭家古厝の前にようだ。


          向かいに敬字塔を発見。台北の客家文物館にもあった。
          蕭家古厝は外観からもなかなか趣のある建物で規模も大きい。正面はテントで覆われていた。あとで思うに、どなたかの葬儀があるのかも。
          入り口近くでなにやら作業をしていた人たちに声をかけ、内部を見学させてもらう。
          構えからして立派で由緒のある家柄という感じだ。厨房が広く大人数の料理を作ったのだろう。
          煉瓦と白壁がシックだ。
          歩月橋の戦い、とパネルにあった。乃木云々・・・。30分で見学終了。


佳冬・蕭家古厝の内部



          隣りにある蕭家洋樓は廃墟だ。日本軍の招待所だったとの説明パネルがあった。瀟洒な建物だったと想像された。
          冬根路を歩くと角にこぎれいな張家商樓があり、中を拝見。こじんまりした家だが、きれいに修復されていた。煉瓦製の椅子があった。
          2Fから向かいの廃屋の屋根がきれいだ。


蕭家洋樓                  張家商樓                  西柵門


レトロな床屋                  民家                  道端の芒果

          民家の壁にカラフルなペイントが目をひく。クラシックな床屋があったり。
          西柵門を越えて楊氏宗祠へ。前庭が工事中だ。
          裏門から入って写真を撮らせてもらう。
          前面の柱の上に洋装のひげおじさんがいたり、カラフルな彫刻で飾られていた。
          ほんとは入ってはいけないらしくて、係の人から出るように案内された。すみません。


楊氏宗祠

          佳冬火車駅に行ってみる。1hに1本あるらしいが、タイミングが悪い。
          11:35ころ来た高雄行のバスに飛び乗った。東港経由で時間がかかり、13時過ぎにMRTに乗り換えた。
          13:50に富野路22の尚久土魨魚羹へ。6番の定食110元。スープに甘味があって好みではなかったが、肉燥飯やおかずを美味しくいただいた。

          14:20婆婆冰入り、芒果牛奶雪花冰が120元。芒果が大ぶりカットで美味しかった。ミルクはちょっとくどかったかも。

          雨足が激しくなる中、歴史博物館へはたどりつけず、愛河をさまよう。赤い花がきれいだ。
          パンとジュースを買い、16:00ホテルにもどった。
          佳冬は想像どおりのところでなかなかよかった。

     5/22(日)  鵝鑾鼻で大雨に遭遇
          天気は曇りで、どうかと思われたが、予定どおりに鵝鑾鼻に行くことにした。
          7:00朝食へ。チャイニーズの団体でにぎわっている。
          8:10出かける。バスターミナルへ行き、昨日と同じ8:30の9188番の鵝鑾鼻行き。345元。
          高校生のグループなどリゾート客がたくさんで満席近くなった。
          高速を降り、昨日の佳冬を通り、枋寮を過ぎると、芒果の白い袋がたくさんある風景が広がった。玉井と同様で枋山も芒果の産地だ。


マンゴー畑を過ぎ、リゾート地を通り、鵝鑾鼻へ

          11:14鵝鑾鼻に着いた。60元を払って鵝鑾鼻公園に入る。
          まずは灯台へ。大勢の観光客。南湾の眺めがきれいだ。灯台の内部もいちおう見学。


鵝鑾鼻公園

          海浜棧道を歩いて海岸方向へ行く。だが、行き止まりになっていた。
          で、滄海亭へ向かう。手前の親吻石がありおもしろい景観だ。
          滄海亭から海を眺めてしばらく休憩。雲が多くて見晴らしはもひとつだった。


親吻石から滄海亭へ

          最南端へ行きたかったが、案内図や方向標識にはぜんぜん記載が無い。
          入口へもどろうと遊歩道を歩くと雨が降り出した。それも土砂降りになってきた。しばらく木の下で雨宿りもした。
          12:30には入り口にもどり、てきとうな店でおでんと飲み物を買って小腹を満たした。

          雨はやみそうになく、13:00のバスで高雄にもどることにした。バス停がよくわからなくてあぶないところだった。
          バスはすいていたけど、道路は渋滞していた。日曜の午後だからね。
          16:10に高雄駅着。往きは2h40で帰りは3h10の乗車時間だった。

          MRT巨蛋下車。
          富民路401の芒果好忙へ。芒果雪花冰は100元ですごいボリュームだった。芒果の量も多いし、2個の芒果アイス、底にバニラアイスも入っていた。

          またMRTで文化中心下車。七賢一路7の香味海産粥へ。とても混雑していた。
          原味海産粥150元と臭豆腐55元。海老が6匹に牡蠣やイカがたくさん入っていた。

          またまた雨が降り出し、MRT高雄駅を出るころには土砂降りで道路は冠水している。
          靴はすでに大水難となっているので、よけようのない水たまりの中を歩いてホテルにもどった。
          さんざん雨にたたられた一日だった。

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