悠久のラオス2010 A

1/13(水) ルアンパバーン市内観光
     いよいよ今日からラオスの観光が始まる。
     5時前には起きて5:50ロビーに集合。小型バス2台に分乗し、ルアンパバーン中心部へ向かった。
     外は暗く、気温も低くて長袖ジャケット(薄手)では寒いくらいだ。
     チャオファーグム通りのプーシーホテル前に私たちの予約席があった。托鉢を見物するだけではなくて、参加!
     布を肩からかけ、ガイドの説明を聞く。物売りの女の子たちの攻勢にあいながら、しばらく待機だ。
     やがて空が白々としはじめ、左からお坊さんたちがやってきた。
     ごはんを握っては入れ握っては入れで忙しい。お坊さんは若い人が多かった。
     托鉢体験は初めてだったがなかなか愉快だった。いいことがあるかしらん?

     その後、朝市の通りを見物しながら散歩する。野菜は豊富、肉や魚も何軒かあり、食材は恵まれている様子。



     ラマヤナホテル付近からクルマに乗ってホテルにもどった。

     7時過ぎに朝食。選択肢はけっこうあるが、お粥と果物中心で軽めにしておいた。
     1h30くらい時間があるのでホテル敷地内を散歩する。プールあり、スパあり、池には睡蓮が美しい。
     近所の集落や田んぼが見渡せてのどかな雰囲気だ。
     庭の掃除に励む従業員がたくさんいる。バリ島を連想。

     9:15集合でルアンパバーン市内観光へ出発。
     まずは王宮博物館へ。門を入ってすぐ右のパバーン像安置祠は工事中だ。
     ロッカーへ持ち物をすべて入れ、靴を脱いで入場。観光客が多い。
     王の接見部屋は壁の絵が印象的。
     廊下にある銅の太鼓も面白い。カエルがいたりして。
     謁見の間には玉座があり、赤がポイントだ。ガラスケースには仏像や刀やらが展示。


王宮博物館

     次は近くのワット・マイへ。境内には長い舟が置かれていて装飾がきれいだ。
     かたわらで井戸の屋根の修理のためか図面を引いているおじさんがいた。
     ワット・マイ本堂の正面は金色のレリーフが見事で、天井の赤と共に豪華な空間だった。


ワット・マイの本堂正面

     クルマで少し移動して、ワット・シェントーンへ。
     一見とても格式のある佇まいだ。屋根の重なりあい具合や瓦の色の渋さ!
     裏の壁に描かれている大木も色がきれい。

     本堂横にあるレッド・チャペル(赤堂)は濃いピンク色でとても可愛らしい。壁のモザイクが独特だ。
     階段の下には狛犬がいた。一見キツネかと思ったが犬だそうだ。

     昼食はラオス風中華料理。

     午後はクアンシーの滝へ。13:40〜14:20
     入口から少し歩くとクマが飼われていて、さらに林の中を歩くと天然のプールがいくつかある。
     欧系の人たちが泳いでいる。岩が石灰系なのか水の色が美しい。プリトヴィッツェほどではないが。
     やがてクアンシーの滝が現れ、しばらくマイナスイオンを浴びた。滝はよいね。




クアンシーの滝

     14時をまわると少し暑くなってきた。

     次はモン族の村へ案内された。貧しい感じ。裸足の子供たちがミサンガ?を持って群がってきた。
     集落を歩くと、布を売っているところが多い。電気は来ているが、TVアンテナはない。
     ガイドからラオスのモン族について、いろいろ説明を聞いた。最近のタイからの送還とか、ベトナム戦争とか。
     民族衣装が素敵な女性を見つけて写真を撮らせてもらう。1$モデル代としてプレゼント。

     再び小型バスで市内へもどり、プーシーの丘へ登った。けっこうな階段だ。
     頂上にはタート・チョムシーが金色に輝いてきれい。見晴らしもとてもよい。
     日没が近づくにつれ、人がどんどん増えてきて、撮影ポイントの岩は押すな押すなのにぎわい。
     空は雲が厚く夕陽はもひとつだった。


プーシーの丘

     17:40には下りはじめて、そのままナイトマーケットへ。
     1hのフリータイムでマーケットを歩くが、出店がたくさんで飽きない。
     ツアーメンバーはいろいろ買物をしていたが、私は結局綿シルクのスカーフ3$を購入しただけ。


ルアンパバーンのナイトマーケット

     夕食はサッカリン通りのタムナック・ラーオへ。
     なかなか雰囲気のあるレストランで、最初に出たフーが美味だった。

     今日は朝早くから夜まで一日をフルに観光させてもらった。ツアーならではだ。


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