カジノや豪華ホテルには興味がない。数多い世界遺産はどんなものだろう。
だが、街歩きはおもしろそうだし、食事も期待できそうだ。
昨今「クアトロ・ラガッツィ」を読んだこともきっかけになった。
◆ 航空券
マカオグランプリをよけていろいろ探していたが、10月半ばにようやくエバー航空の格安を購入。
中部国際空港発台北経由のマカオ往復で37000円。サーチャージ諸経費9825円、空港使用料2500円で総計49325円。
◆ ホテル
台北2泊はすぐに決まったが、マカオはけっこう悩んだ。全部決まったのは出発の10日前。
台北は帰国便の出発が早いので、当然台北駅近くのホテル。
マカオはなにしろ初めてなので勝手がわからない。ガイドブックを読んで検討するが、けっこういい値段だ。(特に週末!)
7泊で48000円だが、ポイントなど使用して45640円となった。(1泊平均6520円)
マカオは中国に返還されたとはいえ香港に続いてホテルは高い。韓国や台湾のようにはいかない。
現地飛び込みの安宿もあるだろうが、一人旅のおばさんには向かない。
〈予定ルート〉 名古屋→(台北経由)→マカオ5泊→台北2泊→名古屋
8日間といっても正味中6日だし、移動をのぞくと観光できるのは5日半というところだろう。(マカオ4日、台北1日半)
〈ガイドブック〉 歩き方マカオ2009〜10を購入。台北は以前に買ったものを利用。
図書館や書店でその他のガイド本を見るが、ホテルとグルメ紹介が多い。
11月上旬の天気予報では、気温が24〜28℃くらいで、日本の夏並み。湿度はどうかしらん?
服装は夏ものでよさそうだ。
時節柄除菌ティッシュを多めに持っていこう。(いちおう抗菌マスクも)
キャリーカート+リュック(デイパック)+ショルダーバッグのいつものスタイルだが、荷物は少ない。
通貨は台湾元と香港ドルを持っていく。名古屋市内の金券ショップで香港ドルを300ほど購入。1HK$=13.75円だった。
マカオのパタカ(MOP)は現地でキャッシングあるいは両替の予定。
資料の紙類も今回はほとんどない。Eチケット控えのコピーやホテルバウチャーのコピーは念のために持参。
週間天気予報をプリントし、いざ出発だ!
※ 11・9(月)午後に無事に帰国。天気に恵まれて、歩くわ食べるわの8日間だった。
マカオは意外と涼しく、台北はやっぱり高温多湿だった。
予想していたが新型インフルエンザについてはチェックが厳しかった。
マカオは入国の際に問診表提出、もちろんサーモチェックもしていた。博物館などではほとんどで熱チェックがあった。
台北も入国はサーモチェックを実施。二二八紀念館では熱チェックと手の消毒。
2都市ともマスクをしている人はちらほらいたが、日本ほどではなかった。
個人的にはとにかく手をせっけんで洗いまくった。消毒液も見かけると必ず使用した。
食事前には手も洗いなるべくうがいもした。サージカルマスクは持っていったが使わなかった。ガーゼマスクは喉の保護のために使用。
航空券 37000円 サーチャージなど9825円 空港使用料2500円 計49325円
名古屋で 2415円 1mop=12円、1元=2.8円で計算
宿泊 | 食費 | 交通費 | 観光費 | チップ | 土産 | 計 | |
マカオ | 34400円(5泊) | 14770円 | 2142円 | 576円 | 240円 | 312円 | 52440円 |
台北 | 11240円(2泊) | 3172円 | 1190円 | 336円 | 1428円 | 17366円 | |
計 | 45640円 | 17942円 | 3332円 | 912円 | 240円 | 1740円 | 69806円 |
買物やカジノはしていなくても正味6日で12万ちょっとはけっこう安くなかったかしら?
△ 航空会社 エバー航空で4フライトだった。全部MD90で運航。2:3の座席配列でこじんまりの機体だ。
定刻運航でサービスもまあまあ。免税品販売にも力を入れていた。
△ ホテル 中級クラスで予約した。
マカオのカーサ・レアルは私の目からは高級クラスで大満足。グランビューはまあまあ。無料の水あり。
台北の華華も設備十分でレセプションの感じもよく満足。
宿泊地 | ホテル名 | 泊数 | 形態 | 室料 | 割引後 | コメント |
マカオ | カーサ・レアル | 4泊 | ダブル・バスタブ | 7400円 | 6900円 | 朝食付、とても快適な滞在 |
〃 | グランビュー | 1泊 | ダブル・シャワー | 6800円 | 必要なものは揃っていた | |
台北 | 華華大飯店 | 2泊 | ツイン・バスタブ | 5800円 | 5620円 | 立地がよく便利 |
△ 気候 11月のマカオは湿度も低く、気温は名古屋とあまり変わらず、快適だった。
台北は真夏の気温と湿度だった。バテる。
△ 通貨 マカオは空港の両替所で10000円をパタカ(mop)に替えただけで間に合った。
クレジットカードはレストランで3回使用。(両替所よりもわずかにレートはよかった)
台北は前回の残りの元で足りた。
ホテル代を日本で支払い済みだと、現地では現金は少なくてすむ。
△ 食事 マカオはガイドブックにもあるが、ポルトガル料理と中華の両方が楽しめる。
あまり高級店には行っていないが、そこそこ美味しいものを食べたのではと満足している。
時節柄(インフル禍!)買い食いを控えたので、エッグタルトその他の屋台ものが残念だった。
台北は短い滞在だったが、忘れられない鮮芋仙招聘を再食できたので満足。
△ 観光 マカオは思ったよりも見るところがたくさんあり、写真の撮影枚数も多い。
美術館はもひとつだったが、町並み散歩はとてもエキサイティング!
北部とハクサイビーチ付近は行っていないので再訪してもいいかも。
台北は念願の台北賓館を見学でき、三峡も訪問できてよかった。