シャモニからアオスタ州へ2015  チェルヴィニア滞在

          7/18(土)  チェルヴィニアへ移動 ラーゴ・ブルーへ
               6:30晴れつつあるようで、今日はチェルヴィニアへ移動だ。
               7:30朝食へ。今朝はフルオープンだった。英国人グループや個人客でにぎわっていた。週末だもんね。
               8:20チェックアウト。55€×3泊をカード払い。暑かったが、洗濯物はよく乾いた。
               隣りの広場(駐車場)では土曜市を開く準備をしていた。そういえば屋内メルカートはまだテナントが少ないのか営業している店がまばらだった。
               8:30にはバスターミナルへ。7番乗り場。運転手たちはおしゃべりに花を咲かせている。
               8:45のところ5分遅れで発車。これでトランジット5分なのに間にあうかしらん?乗れなかったら2h以上待たなければならない。
               9:20のところ9:25にシャティロンのBTに着いた。チェルヴィニア行も遅れているらしく、9:30すぎにやってきた。
               週末だがそう混んでもいなかった。観光客らしい人は多いけど、スーツケースを荷物室に入れたのは私だけだった。
               バスはどんどん山中へ入っていく。
               10:20Breuil Cervinia到着。爽やか、さすがに標高2050mだね。気温は22℃、曇り。


チェルヴィニアのバス停から教会ごしにモンテ・チェルヴィーノ

               インフォメーションをさがし、ホテルの場所を聞き、マップをもらい、有料のトレイルマップ2€も購入。
               10:40予約しているホテルEuropeへ入り、10:45チェックインさせてもらい、入室も大丈夫だった。ほんと、ありがたいわ。
               部屋は入ってびっくり!なんとL字型のソファコーナーがあり、チェルヴィーノが見えるのだ。ベランダも2つある。
               スイートとまでいかないにしても、かなりハイクラスの部屋。収納と照明も完璧、ミニバーやコンプリメント、湯沸しポットも完備していた。
               バスタブ付のバスルームにはハンドタオルまであり、バスタオルもふかふかだ。
               11:20外出。チェルヴィニアはさすがに観光地、日本人ツアーもいくつか来ているようだ。
               土産物屋のベンチにいる黒猫に日本人のおじさんがひっかかれていた。機嫌が悪かったのね。


爪出し寸前              反省してない              窓の中にも

               ショーウィンドーにも2匹がいて、ほんと猫好きにはたまりません。
               山方向は曇っている。徒歩30分とのことで、ラーゴ・ブルーへ行くことにした。


ピクニックエリアからの眺め


ラーゴ・ブルーへ

               ハイキング道を進み、快適な散歩だ。12:05ラーゴ・ブルー着。
               逆さチェルヴィーノを撮ろうとすると、空が白っぽいためかうまく写らない。湖面は場所によって色が変わる。
               緑の湖岸では家族連れなどがたくさんくつろいでいた。いい眺め。


ラーゴ・ブルー

               12:30近くのホテルレストランValdotainの外席に座り、ビールと牛カルパッチョを注文。
               塩味がまったくしなかったが、パンの塩分でなんとかなった。エスプレッソも飲んで22€のランチだった。

               13:40またまたラーゴ・ブルーを通って引き返す。


再び、ラーゴ・ブルー

               スーパーへ行くが営業していない。(この後、日曜月曜にも行ったがすべて休みだった)
               メインストリートの酒屋で水1.5ℓ1€とお菓子を買ってホテルにもどった。




チェルヴィニアで3泊したホテルEurope


          7/19(日)  プラトー・ローザ展望台  絶景ハイキング
               24℃くらいだと涼しく感じる。
               5:40チェルヴィーノを撮影。天気はよい。
               7:05朝食へ行くと、さすがに4★の日曜日、たくさんの欧系客で混みあっていた。
               ベーコンやスクランブルエッグのホットもの、生フルーツもある。パンの種類が多い。ハム・チーズは普通。
               8:30トレッキング仕様で外出。朝らしい空気。
               黒猫に挨拶し、教会へ入って旅の無事を祈った。
               プラトー・ローザへ行くリフト乗り場へ。チケット往復30€を購入。プラン・メゾンとチーメ・ビアンケで乗り換える。
               スキーをしに行く人や自転車を積む人などでにぎわう。


チェルヴィニアの乗り場          プラン・メゾンのゴンドラ乗り場          チーメ・ビアンケから


               少し雲がかかっているが、空は青く、モンテ・チェルヴィーノが美しい。
               9:00くらいにロープウェイが動き、プラン・メゾンで9:10くらいにゴンドラを乗り継いだ。
               下にゴイレット湖がバスクリン色できれいだ。9:30ころプラトー・ローザ行のロープウェイに乗った。チーメ・ビアンケは氷河湖だというが、氷は見当たらず普通の湖に見えた。
               9:36にはプラトー・ローザ3480m着。


クライン・マッターホルン3883m                    Gobba di Rollin3899m

               7月だというのに雪世界が広がっている。ゴアテックスのジャケットを着込んだ。12℃だが体感的には10℃以下。
               風の冷たいこと。展望所へ行ったり、博物館へ入ったり。


プラトー・ローザの博物館


展望台からチェルヴィニア方面               チーメ・ビアンケとゴイレット湖

               下に広がる2つの湖その他の池、山々を眺める。チェルヴィーノも少し雪化粧してきれい。30分ほどいてロープウェイで下がる。
               チーメ・ビアンケで外に出、ここからハイキングすることにした。
               標識には出ていないのだが、有料マップで検討の結果、車道で30分ばかり下り、35番に入ってゴイレット湖をまわると、プラン・メゾンに至ると見当を付けていた。
               10:40ハイキング開始。幅広の無舗装車道を歩いていくと11:10ころに右へ入るトレイルを発見。道中もチェルヴィーノその他の山や湖がとてもきれいだ。


車道からのゴイレット湖とチェルヴィーノ


車道からトレイル35番へ

               標識には長距離の目的地しかなかったが、えいっと右折し小道に入ると石に黄色で35番の矢印を発見して一安心だ。
               多少アップダウンがあるけど歩きやすい道だ。花もきれい。黄色の小さい花、白い可憐な花、そしてゴイレット湖のブルーも映えるわ。
               小川を3つほど渡る。見晴らしのよい所でランチする人々。


35番トレイル

               ゴイレット湖への水を調整するところに12:15着。ここからはゴンドラの下にトレイルが続いている。
               1か所鉄の踏み台と手すりが付けられたところがあり、登ったのだが、ここは怖かった。


調整池                 ゴンドラ下               下りも怖そう


崖あり花畑ありのトレイルからプラン・メゾンへ

               もうプラン・メゾンの駅舎が近い。黄色の絨毯の中を進み、12:50なんとかプラン・メゾンにたどり着いた。
               セルフのバーTUKTUがあり、サルシッチャ15€と白ワイン10€で25€のランチ。通り雨で室内で食べた。混んでいた。
               13:25青空が広がり、カプチーノ2.5€を頼んでデッキで休憩。

               14:00を過ぎると雲行きがあやしくなり、14:30には下りることにした。山の天気は変わりやすい。
               14:50チェルヴィニアのリフト乗り場へもどってくると、ポツポツと降り始め、教会で雨宿り。
               雨はなかなかやまない。メインストリートでピザと飲み物を買ってホテルにもどった。16:00前。

          7/20(月)  ヴァルトゥルナンシュへ
               6:20起床。7:00朝食へ行くと日本人ツアーがすでに食事中だった。7:30出発で今日はエルブロンネ展望台へ行くとのこと。
               早いけど、効率よく風光明媚なところへ移動でき、いいですね。
               今日は脚が疲れていることもあり、ハイキングは取りやめ。パンツを洗濯したりしてゆっくり9:30外出。


チェルヴィーノと猫たちにおはよう!

               インフォメーションヘ行ってリフト情報を確認。チェルヴィニアの夏リフトは、プラトー・ローザへ行く3本しか動いていないとのこと。
               まあスキーが中心のリゾートだからな。健脚の人はよいとしても、私のようなヘタレハイカーには選択肢が少なくなる。
               で、ヴァルトゥルナンシュのリフトはやっているらしいので、もよりのバス停やメインを聞いた。
               10:25のシャティロン行きバスに乗り、10:43にCime Biancheで下車。
               坂を下ったところにリフト乗り場があった。乗る人は少ない。


ヴァルトゥルナンシュのリフト乗り場へ        Saletteからヴァルトゥルナンシュの町を見下ろす

               Valtournenche→Salletteのリフトはゴンドラで往復9€。11:00すぎにSalletteに着いた。あたりは小屋も閉まっていて何もない。
               見晴らしはいいもののチェルヴィーノにだけ雲がかかっていた。しばらく待ったが取れない。
               ハイキング標識に107番でチェルヴィニアまで2hとある。だが靴を用意していないし、歩く人も見かけないので挑戦できず。


チェルヴィーノは雲隠れ            このトレイルはどんなかな?           緑の斜面には花も

               12:00前に下に下り、ヴァルトゥルナンシュの中心まで15分くらい歩いた。
               なかなか個性的な建物が目立った。


これがラスカル・デントレーヴだった       ヴァルトゥルナンシュの中心部


中央広場の記念プレート 

               12:20教会前の広場へ。ヴァルトゥルナンシュはモンテ・チェルヴィーノへの道を開いた山岳ガイドの出身地で、記念パネルがたくさん飾られていた。教会の中は素朴な感じ。
               インフォメーションヘ入り、ラスカル・デントレーヴについて聞くと、この建物がそうだという。そういえば通りからも木の具合が普通ではない。
               15:00から内部ツアーがあると紹介されるが、ちょっと待てないな。
               マップやガイド本ももらった。ここの人がとても感じよかった。裏の駐車場から撮影。
               なるほど石の上に木の建物が短い柱で支えらるように立っている。


ラスカル・デントレーヴを裏から鑑賞 17Cの伝統建築住宅

               12:45にCafe des Guidesのテラスで、ビール3€とツナサラダ7.5€、カプチーノ2€で12.5€のランチ。
               ちゃんとした食事を摂るつもりが、軽食しかない店に入ってしまった。美味しかったからよしとしよう。パンも残さず食べた。

               14:00すぎにバス停へ。14:15があると表示されていたが、14:30ころやってきた。1.4€。
               15:00前にチェルヴィニアに着いた。スーパーは閉まっている。てきとうな店で粉ものとコーラと水を買う。6€。
               ホテル代3泊217€∔市税1.6€×3を支払った。

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