ゲーテ街道からドイツ北部へ D
11/28(金) ライプツィヒで迷う
昨夜は窓の外にある厨房からの換気口からの匂いが部屋に充満し、マイッタ。
6:30起床。7:10に朝食室へ行くとまだだれもいない。たらふく食べて満足な朝食だった。
9:00にチェックアウトし、46ユーロ×2泊をクレジット払いした。
近くのバス停から1番のバス1.7ユーロに乗ってワイマール駅へ向かった。(歩くと20分)
駅の自販機でライプツィヒまでのICのチケットを購入。20ユーロ。
ローカル電車だと16ユーロだが乗換えがある。寒いホームで待つのはいやだし、定刻運行かどうかわからない。
9:51発の電車は遅れていてほとんど10:00くらいに入線し、とても混雑していた。
指定はしていなかったので空いていた補助椅子に座った。
11時前にはライプツィヒに到着した。大きい駅だ。
ライプツィヒ中央駅 ホテルA&O
カートを引いて外に出、ホテルA&Oを探した。情けないことに30分以上かかった。
ライプツィヒのA&Oは、らしくない建物で、まさかここじゃないとの思い込みが失策の原因だわ。
だいたいホテル名の表示がないのだ。あとでよく見ると小さい旗が3つ掲げられているが、風でホテル名は見えない。
歴史的建物の中に入ると、レセプションは混んでいて10分以上待ち、なんとかチェックインできた。
明朝は早いので朝食はいらない。だからまけてよ、と言ってみたが、予約どおりとの冷たい返事。
それにクレジットカードだと2ユーロ余分にかかるというので、現金払いにした。49.5ユーロ。
荷物室にカートを預け、トイレで着替えをして観光開始だ。
ところが、方向を90度まちがえていて、ちょっと荒廃的な住宅地をうろつきまわってしまった。
50年くらい前の世界に迷い込んだ感じだった。
ライプツィヒは駅に着く少し前の町並みの様子も、再開発はまだこれから、というふうで東独の空気を感じた。
今日は時間の無駄が多い。が、観光地区以外のライプツィヒを見聞するのもまたよいかも。
結局13時を過ぎて昼食の場所にようやくたどりついた。トホホだ。
メードラーパッサージュ入口
とにかくアウアーバッハス・ケラーへ急いで、席に着いた。観光客でにぎわっているが、広いので大丈夫だ。
建物の入口の階段あたりからして歴史的というか由緒正しき、という感じだ。
白ワインを頼み、迷ったあげくにサーモンのグラタンにした。ガイドブックどおりのオーダー、芸無しだ。
白ワインはドライで、グラタンは美味しかったが日本の2倍以上の量なので、少し残してしまった。
マルクト広場あたりはクリマルの出店がとても多い。
中でも中世風の一角があり、店は渋いし中世の衣装に身を包んだ店員たちはブリューゲルの絵に出てくるようだ。
おもしろい! 一軒でグリューワインを飲んだ。食後酒だ。
5.5ユーロを支払い、あとで3ユーロがもどってくる。カップは素朴な素焼きだった。味はけっこうキツい。エグみもある。
中世のグリューワイン
旧市庁舎の東側一角は中世の村に迷い込んだような気分になれるクリスマスマーケット
旧市庁舎の西側一帯は出店も人の数も多くて通り抜けるのもたいへんだ。
酔っ払いながら出店を冷やかす。
ライプツィヒの旧市庁舎
マルクト広場のクリスマスマーケット
トーマス教会へ。バッハゆかりの教会なので内外には観光客がたくさんいた。
中に入り、バッハの墓やステンドグラスを見学した。
トーマス教会
ニコライ教会へも入場。白っぽい内装で意外な感じ。
説明パンフレットには日本語もあったので購入した。
なんともユニークな建物発見!
造形博物館へ行く予定だったが体力がもうなくて、駅の構内へ向かった。
とてもたくさんの店が入っている。スーパーもあったのでいろいろ購入した。
16:30にはホテルにもどり、カートを受け取って部屋へ入った。
ツインの明るい部屋だ。天井が異様に高いのは建物自体のつくりなのだろう。
床はフローリングに改装されていてきれい。二重窓になっているが隙間風は気になる時代風だ。
バスルームもとてもきれい。
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