ゲーテ街道からドイツ北部へ E
11/29(土) ハンブルクで美術館のハシゴ
6:30起床。朝食は土日8:00からなので間に合わない。
7:30チェックアウトし、外に出るとまだ暗くてみぞれのような雨が降っている。
ライプツィヒ駅のホームで朝食用にサラミサンドとコーヒーを購入。3.6ユーロ。
7:57発のベルリン行きはほぼ定刻に入ってきた。オープンのきれいな車両だ。
ベルリンまでは車両変更で指定席が無効、空いている席に座った。
発車してまもなく検札にまわってきた。プリントしたチケットとクレジットカードを提出して終了。
車窓は雪が薄く積もっているところが多い。建物も四角く古びたものが目立つ。あー、旧東ドイツだという雰囲気だ。
少し遅れてベルリンに着いた。すぐ隣りがハンブルク行きのホームだ。利便性を考えてあるわ。
このベルリン中央駅は新しく機能的そうだ。
9:19発のハンブルク行きは指定席に座った。
この路線も農地が多くて自然がきれいだ。牛が放牧されている。
少し遅れてハンブルク中央駅着。
ハンブルク中央駅
この駅はやたらとでかいし、迷いそうだ。人も多い。
インフォメーションを探してハンブルクカード1日券を購入。8ユーロ。
ロッカーは3ユーロだったがやめた。駅近くの美術館巡りなので持っていこう。(これまで1.5ユーロだったので高く感じた)
小雨の中、すぐ近くのハンブルク市立美術館へ。ハンブルクカードで割引。(8.5→4ユーロ)
大きなロッカーがあり、カートも余裕で収納できた。あとで1ユーロが返却されるタイプ。
この美術館はとても見ごたえがあった。
気に入ったのはアルマ・タデマの3点。古代の神殿が舞台かエキゾチックだが、細かくてきれいな絵。
セガンティーニの1897「Glaubenstrost」 死を悼む場面か雪原で祈る牧師と未亡人?
そして、ハンス・マカルトの大作1878「Der Eineng Kaiser Karls Vin Antwerpen」
あとベックリンの幻想的な絵。1886「Heiliger Hain・・・」
フォーゲラーの本の表紙1898。
パウラ・モーダーゾーン・ベッカーの1905「クララ・ヴェストホフの肖像」
リルケの妻だったクララを描いたものだが、意志の強そうな目と口、手には1輪の薔薇。
ムンクのマドンナ、ホドラーのトゥーン湖。
ロセッティやバーンジョーンズもあり、フュースリは大きい絵があった。
12時に美術館内のCafe Liebermannに入った。内装がアールヌーボーぽくていい感じ。
ベックスビール2.6ユーロと前菜の量り売り5.4ユーロで計8ユーロのお手軽ランチ。美味!
ハンブルク市立美術館 美術工芸博物館
次は駅反対側の美術工芸博物館へ。外側は工事中だが中は開館していた。(8→5ユーロ)
ここも展示数が多い。デコラティブなピアノとか家具。エミール・ガレなど。部屋そのものもすばらしい。
リーメンシュナイダーを探すが見あたらない。
3Fの係員に聞くと1Fのクローズしているところにある、という。
1Fの係員に聞くと部屋の前まで案内してくれた。部屋のドアの前に一体だけ聖母子像が置かれていた。
この衣服の線といいマリアの顔といい、リーメンシュナイダーだわ! しばし鑑賞。
カートを引いてハンブルク中央駅SudからU3に乗ったつもりが、いつのまにかU2になっている。
引き返してBerliner Torでまた乗りなおし、ようやくHammer Kircheで下車できた。
16:30なんとかホテルA&Oに到着した。ここはそれらしい建物ですぐにわかった。
部屋もシングル・シャワーでフローリング。ミュンヘンやライプツィヒと内装がよく似ている。
17:30再び出かける。ハンブルクカードがあるので乗り放題だ。
あまり寒さを感じない。ドイツの寒さに慣れたのか都会は温度が高いのか。雨は上がっていて地面は濡れている。
中央駅で降り、明日の週末チケット35ユーロとあさってのNiedersachesenチケットシングル19ユーロを自販機購入。
U1で2駅乗り、グローニンガーへ。奥の厨房出入口前の席に案内される。ま、どこでもいいけど。
ピルス200mlとシュパイゼハクセとピルス400mlで13.35ユーロだ。自家製だけあってビールは最高。
料理はやはり量が多すぎて飽きる。この店も観光客が多かった。
グローニンガーのビールはとても美味しく、思わず大をおかわり!
市庁舎前まで少し歩いた。
聖ペトラ教会横にはクリマルの小屋がたくさん出ていて賑わっていた。
市庁舎前には電飾ツリーが美しい。この近辺は進めないほどぎっしり人がいた。運河あたりもいい雰囲気だ。
ハンブルクのクリスマス・イルミネーション
ラーツハウスからU3でもどったが、またしても・・・・・。
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