ゲーテ街道からドイツ北部へ C
11/27(木) 1日ワイマール観光
6:30起床。この部屋はほんとに暖かい。24℃以上ある。
7:00過ぎに朝食へ。個人客が3組ほど。東洋人の女性が1人いたが、国籍不明。
朝食内容もなかなかよかった。ポテトサラダなど種類もあるし、ゆで卵も可愛らしい盛り付けだ。レストラン併設のメリットかも。
9時頃外出する。
まず、シラーの家へ。思ったより立派な家だった。ゲーテとはほんとに信頼関係があったみたいだ。
自筆の原稿がたくさん展示されていた。
シラーの家
マルクト広場に出るとクリスマスマーケットの出店が開店準備をしている。こじんまりしていて暖かい雰囲気。
市庁舎の写真を撮る。
クラーナハの家はマルクト広場に面した立派な家。工房も持つ画家であり、政治家でもあり、実業家でもあった。
ホテル・エレファントは由緒あるらしいが、外観はグレーでふつうぽい感じだった。
マルクト広場の市庁舎 クラーナハの家 ホテル・エレファント
ゲーテの家へ向かうと、なんと外壁は工事中でシートがかかっている。内部見学はOK。
ガイド付の団体がいくつかいて説明が長い。やりすごすのに一苦労だわ。ドイツ語だった。
ゲーテの家は大きくてさすがだった。とくに書庫は圧巻だ。
彫刻などのコレクションもたくさんあり教養人はちがうわ。
「もっと光を」と言って亡くなった部屋は板張りの質素な部屋だった。
ゲーテの家
ワイマール町中のクリスマスマーケット
ヘルダー教会へ探して入る。内部は意外とバロック的な装飾で祭壇画はすばらしい。
クラーナハの作品の中でも傑作なのではないか。右部分にはルターの姿もある。左には本人だっけ。
大きな2つの石棺はクラーナハ夫妻のものだった。クラーナハはワイマールで亡くなったのだ。
祭壇画の小さい複製を購入。
近くのシュロスミュージアムへ。
受付からすぐの部屋がデューラー、そしてクラーナハが描いたルターが数点。
クラーナハの1526「Prinzessin Sibylle von Cleve」はすばらしかった。
この女性はなんと14歳にしてこの色気、気品!(1512〜1554とあった)髪飾りや臙脂の服のラインが素敵。 これだけかと思ったらとんでもなかった。ここから先の展示数がすごく多かった。
アンゲリカ・カウフマンの2点はストーリー性のある絵でなかなかよかった。
あとはモネ1点くらいで、知らない人の絵ばかりだった。
ここは城なので部屋はそれぞれ趣がある。大広間はさすがにすばらしい。
ゲーテの職場でもあったワイマール公の城 美術館入口
13:00過ぎにツム・ツヴィーヴェルへ。
ピルス(小1.8ユーロ)とチューリンゲンソーセージ(7.8ユーロ)を頼んだ。ボリュームがあるが味はあっさりしている。
マッシュポテトとザワークラウトも美味だった。
新美術館へ行くがクローズで興味のない特別展をやっていて退散。
イエナへ行くことも考えたが、特に目的もない。空模様もぱっとしないし、ワイマールにとどまることにした。
もどって、ゲーテカフェでカプチーノを飲んで休憩する。
15:00をまわり、ゲーテの山荘をめざして川沿いの土手を歩いた。
雑木林だったり緑の草地だったりして、なかなかなごみの散歩道だ。犬連れやベビーカーの人たちも目に付いた。
ゲーテの山荘といっても山にはなく、川の近くの緑の中にある。落ち着いた佇まいだ。
3.5ユーロだったが、内部はたいしたことなかった。暗いのでよく見えなかったこともあるが。
ゲーテの山荘
違う道をもどり、16:00すぎにはホテルにもどった。
18:00再び外出。
ノルトゼでシーフードサラダ2種(といっても小海老カニカマ)とパンと白ワインで9.18ユーロ。
サラダはもひとつ。
ノルトゼのディナー 劇場広場のクリマル