10/16(火) ソウル→束草
束草 灯台からの霊琴亭
6:30起床。
1Fのキッチンでお湯を沸かし、コーヒーを入れた。オレンジジュースもいただく。
クラウンベーカリーのパンはまあまあ美味しい。もちもちしたタイプが特に美味。
8:00チェックアウトに下りたら、食パンが用意されていた。
欧米系の中年男性が2人いた。昨日はアジア系の若い女性も数名見かけたし、にぎわっているホテルみたい。
白犬に挨拶。レセプションには上品な年配女性がいた。
カートを引いて裏道を歩く。平屋の低い家々。
何十年も変わっていないような路地を今風のサラリーマン青年がスーツで歩いてくる。
小さな食堂の入口でおばさんが練炭の火を起こしていた。
このギャップがこのあたり鐘路の魅力だろう。
鐘路ウォンへの路地 鐘路三街駅方向
地下鉄3号線はこの時間ラッシュでとても混雑していた。
鐘路三街から30分くらいかかって南部高速バスターミナルに着いた。
出口がまずかったらしくてしばらく迷う。
なんとか隅にある江原方面行の乗場にたどりついた。
次の束草行きは9:20の優等バスで22000Wだった。
バスは8割方乗っていた。山支度のグループもいる。
山の中を走り、霧だか靄だかが立ち込めている所もあった。小雨もパラつく。
TVでは、イ・ジュンギが出てくる現代物やペ・ヨンジュンの時代物ドラマをやっていた。
帰ってから調べたら、イ・ジュンギ主演「犬とオオカミの時間」
そして、ペ・ヨンジュンは「太王四神記」だった。
途中1回休憩し、13:30前に束草の高速バスターミナルへ着いた。4hちょっとかかる。
束草はいちおう晴れているが、雲行きは怪しい。
こじんまりしたバスターミナルの前に観光案内所があった。
日本語OKのお姉さんで助かった。
束草のマップをもらい、明日の雪岳山(ソラクサン)へのバス乗場を聞いた。道路の向こう側。
バス料金も1000Wとのこと。
ついでにテグォルパークの場所も聞いた。(ガイドブックの場所は間違っていたので、ここで聞いてよかった)
カートを引いて道路を渡り、少し右へ歩くと、すぐにテグォルパークがあった。
わりと新しそう。
窓口のおじいさんに1泊25000Wだと聞き、2泊分の50000Wを払った。歯ブラシを2本もらう。
エレベーターがあるのはうれしい。
部屋は10畳くらいありそう。けっこう広い。リビングセットもある。
当然、冷蔵庫やドライヤーやティッシュも完備。浴室もきれい。
廊下に給湯水器がある。
束草の宿 テグォルパーク
すぐに出かける。
タクシーにガイドブックを見せてジニャンフェッチプへ。
自力で行くには、店の場所がわからないし、おなかがすきすぎていた。
タクシーは初乗り1800Wで10分も乗らないが、3100Wだった。
ジニャンフェッチプは14:00くらいだったためか、1組客がいるだけだった。
オジンオスンデを注文した。
イカ2つに味つきご飯(もち米?)がびっしり詰まっている。薄味だが美味しい。
おかずがまたよかった。
イカキムチは最高。高菜の漬物もよい。
おからかと思ったのはモチモチした不思議な食べ物だったが、癒される味だった。
花をあしらった?も粋だった。
10000Wは納得の内容だった。
大大満足のオジンオスンデ
港に出て灯台を目ざして散歩することにした。
ケッペの様子もわかったので、後で来よう。
イカ釣り船がいっぱい停泊している。岸壁にはイカがたくさん干してあった。
左側は水槽を備えた小さい食堂が続く。
東明港沿いには露天の魚屋があり、ビニールのプールにイカや魚を泳がせている。
広い駐車場は空いていたが、先には観光バスが停まっていた。
(たぶんハングルの)観光客が下りて品定めをしていた。
東明港あたり 魚屋と観光客
収復記念塔をカメラにおさめる。
この先は両側に干物や土産物の店が並んでいた。呼び込みも少しある。
霊琴亭は海にせり出していて、強風が吹きつける。たまらん!
風景は小島もあり、岩は迫力があってなかなか見ものだ。
観光客が次々と現れる、東屋から身体を乗り出して波の音を聴こうとする。(琴には聴こえないと思うが)
ハイキング仕様の人が多いのは、雪岳山帰りの団体ツアーなのかもしれない。
霊琴亭 束草灯台
海は荒れている 遥か彼方は日本だ
霊琴亭からすぐ先の灯台に上る。階段がけっこうある。
見晴らしがいい。が、風は強く気温も低い。
北朝鮮はすぐなのだ。
雪岳山方向はずいぶん雲がかかっている。明日が心配・・・。
すぐ向こうは北朝鮮 束草灯台からの眺め 雲に覆われる雪岳山
来た道を引き返し、ケッペまでもどって乗ってみた。
ワイヤーを引かせてもらうが、とても力がいる。
アバイ村に渡り、料金を払おうとした。200Wと表示されていると見うけたが、500Wだという。まあいいけど。
ケッペでアバイ村へ渡る
ケッペの説明 アバイ村中心部
「秋の童話」が観光素材らしくて看板がたくさんある。
浜辺にも立て看板が並んでいた。
アバイ村の中を通った。まったく「秋の童話」サマサマだ。
20分くらい歩いて束草海水浴場へ。
この手前でも数名の呼び込み人に声をかけられたが、何の呼び込みなのだろう?
ビーチは季節外れだが、散歩する人がけっこういた。
バスターミナルの売店でパンとゆで卵(燻製か)を購入しテグォルパークにもどった。
コンビニは見当たらない。
19:00外出しようとしたら雨が降り始めていた!!
向かい側のこぎれいな食堂へ入った。
寒いのでマンドゥスープ5000Wを注文。日本語メニューも出してきた。
あいそうのよいお姉さんがなにやら話しかけてくるが内容不明。
マンドゥグッは薄味で美味しい。
おかずも油揚げの和え物とかじゃこ炒めとかじゃがいもの和え物とか目先が変わってなかなかよかった。
マンドゥスープ