7/1(日) ガルダ湖観光
旅も最終だ。今日はボルツァーノからデセンツァーノへ移動して1泊。明日の夜には日本へ向かう。
6:40起床。
7:20朝食へ。スーツケースをたくさんエレベーターで下ろしている。イギリス人の団体がたくさんいた。が、彼らは朝食室の奥のコーナーにまとめられているので、個人客には影響はない。年配の女性も食欲があっていいこと。
ハムメロン、半熟玉子、ロールパン、アップルパイ、スイカ、オレンジジュース、カプチーノで満腹だ。
ボルツァーノのホテル・アルピはベストウェスタングループで、団体は1F2Fで個人客は上階と分けている。
私は6階(客室としては最上階か?)なので山などの眺めのよい部屋だった。
ほぼ全面が窓でベランダにはゼラニウムが並んでいる。ただ窓は開かないようになっている。
予報ではイタリア北部の天気はあまりよくなさそう。
9:00チェックアウト。アルピは快適だった。もう少し宿泊費が安ければ長期に滞在したところだ。
これでもネット予約可能で探した限り、シングルはここの11400円がボルツァーノでは一番安かったのだ。
あとはべらぼうです。
9:31のレッチェ行ICはすいていた。座席指定するまでなかったかも。
6人のコンパートメントに3人だ。
だが、トレントでどっと乗車してきて、通路に立つ人も出た。やはり、日曜は混む。
11:11にヴェローナに着くと思ったら手前で徐行運転になり、10分遅れた。
だが、ミラノ行きが隣りの番線なのでなんとかギリギリ飛び乗った感じだ。
この電車も混んでいたが、デセンツァーノまで20分なので通路の補助席に座っていた。
11:50デセンツァーノ・デル・ガルダに到着した。暑い!
ガルダ湖への道を少し下がると、すぐにホテル・プリマヴェーラはあった。
コンファメーションとパスポートを渡した。チェックインは14:00だというので、荷物を預かってもらう。
トイレも借りて出かけた。
デセンツァーノの船着場でタイムテーブルをもらった。
町は骨董市でにぎわっている。
ガルダ湖は広い
デセンツァーノのガルダ湖近く
ドゥオーモ
ドゥオーモであと少しの旅の無事を祈り、ティエポロの「最後の晩餐」を遠くから観賞した。
ローマ時代の別荘に2ユーロで入場。
床のモザイクがたくさん残っているし、壁の色も残っている部分があった。
ローマ時代の別荘
湖に面したレストランGARDAでランチ。
スカンピとボンゴレのペンネが美味で(バジリコが効いていた)、スプマンテも乾いた喉にしみた。
14:15の高速船でガルドーネへ向かった。
早いけどデッキはないのでおもしろくない。ガルダあたりはよさそうな雰囲気だった。
15:21着。
◇ ガルドーネ
ガルドーネの船着場付近
公園を抜け小道を上がってヴィットリアーレへ
暑い中ひたすら歩いてヴィットリアーレへ。
ヴィトリアーレ入口
ガブリエーレ・ダンヌンツィオの館へ。
ガイドツアーは12ユーロで、開始までけっこう待った。(20分くらいか)
いやはや凄い趣味の家だった。
美的センスはそうとう高尚というか個性的だ。
職業からして当然書物は多いが。
仏像のコレクションとか家具とか自分の世界だ。
ラファエロやティッツィアーノの複製がたくさんあった。
エレオノーラ・ドゥーゼの写真もあった。
ガイドに彼女はこのヴィラに来たことがあるのかと聞いたら、ないとのことだった。
食堂は色ガラスの窓で、暑さはハンパじゃない。
ガイドツアーは30分くらいで終わった。
ダンヌンツィオの家
水場も凝ってる 庭の彫像など
庭をゆっくり見るゆとりはなかった。
噴水というか庭の水道で腕を洗う。
まったく天気予報は全然あてにならない。
このカンカン照り、暑さはどうだろう。参るよ。
ヴィトリアーレからのガルダ湖の眺望
ガルドーネの桟橋
17:34の遊覧船でデセンツァーノにもどる。
デッキでは欧系の中年の男女が水着姿になって日光浴だ。
風はだんだん涼しくなってくるが平気みたい。
ガルダ湖の夕暮れ
19:40着。
港近くの感じの悪いバールでピザと缶ビールを持ち帰る。8.5ユーロ。
ホテル・プリマヴェーラにチェックイン。
ダブルの部屋だがすごく暗い。その上シャワーは最悪だ。床がフラット、つまりトイレと洗面所の床が水浸しになるタイプ。おまけにカーテンの金具が両側とも取れている。
エアコンはあるが、リモコンが見当たらないので、椅子に乗って手動で操作するしかない。まったく。
デセンツァーノのホテル プリマヴェーラ