旅日記 イタリア  トリエステ

6/8(金)  トリエステでミラマーレ城見学

 時差のため3:00に目が覚めたが、またうとうとして6:30起床。
 7:00すぎに8Fの朝食室へ。中央駅の眺めがよい。
 朝食内容は簡単だが、ヨーグルトもあった。
 日本人も2組に遭遇。

 らくなパッキングをすませて、8:20にはチェックアウトする。
 このミニ・アオスタは私向きの駅前ホテルだった。満足。

 朝は駅前広場も悪い雰囲気ではないので、昨夜見かけたATMで200ユーロをキャッシングした。
 液晶画面が見にくい。
 手持ちのユーロもあるのだが、クロアチアでの円からの両替やキャッシングの状況がわからないので安心のため。
 スロヴェニア入国が日曜日ということもある。

 ミラノ中央駅2Fはあいかわらずとても混雑している。
 スタンドでレモンティ(ペットボトル)1.9ユーロとコトレットサンド(チキン)3.3ユーロを購入してランチ用にする。

 9:05発のトリエステ行きに乗り込んだ。
 6人のコンパートメントは男ばかりだった。
 車窓は雑然としているが、デセンツァーノは想像どおりよさそうだ。ガルダ湖もきれいそう。帰りが楽しみだわ。
 車両はクーラーが効いている。
 だが、トイレの鍵はちゃんとかからないし、垂れ流し式だった。

 ヴェネツィアSL駅で大勢下車した。
 隣りのコンパートメントに移って食事。コトレットサンドは不味かった。肉の味がしない。
 電車はヴェネツィア・メストレ駅へもどり、トリエステ方向へ走った。
 メストレからは田園風景が広がり、緑が多い。
 小麦畑と並木道と点在する素朴な民家。
 モンファルコーネを過ぎると、少し山中を走り、すぐに海岸線だ。
 アドリア海が光ってきれいだ。
 トリエステ郊外のミラマーレ城の白い姿を発見。
 今日はやっぱりここに行こう!

 定刻の14:30にトリエステに着いた。
 駅舎は新しくてきれいだ。まだテナントの入っていない部分もあった。
 隣りのバスターミナルへ行って、明日のポレチュへのチケットについて聞くと、当日しか売らないそうだ。
 そして、構内にある国際便のタイムテーブルにはポレチュは見当たらない気がした。

   このトリエステからポレチュの国際バスについては、ガイドブックに1日1〜2便あるとあった。
   しかし、バス会社のHPは工事中になっていたり、この線の記載が発見できなかった。
   それで、SAFにメールで問い合わせたところ、2日後に個人名で返答があった。
   出発時間は13:00、14:00、18:00で、料金は8.5ユーロ、2時間ということだった。

   ※ 帰国後に再度SAFのHPを見ると、トリエステからプーラへのスルー便が載っていた。(ポレチュも通る)
     ということは、私が利用した日はシーズン前のダイヤだったのか。

 トリエステは蒸し暑い。
 カートを引いて、ホテルローマへ。
 外観は歴史的だが、内部は改装されていてスッキリしていた。
 エアコンの効いているシャワー付きシングル。
 バリアフリーを意識したのか、シャワー室に折りたたみ椅子が設置されている。
 カーテンで仕切られた書斎風のデスクにはコンプリメントのコーヒーもあった。
 だが、湯沸かし器は故障していた。


トリエステのホテル ローマ

 15:30外出。
 レセプションでミラマーレ城への行き方を確認し、シティマップももらった。
 PAM横の乗場から36番のバス。隣のキオスクでチケットを2枚購入。
 タイミングよくバスがやってきた。
 
 地元の人らしい女性に下車地点を聞いたが、どうも途中で下りない方がよいらしい。
 終点まで乗ってヨットハーバーで下車した。

 階段を上がると、ミラマーレ庭園の入口だった。
 公園は広い。
 ぐるっとまわりこむように遊歩道を進むと、城だ。
 ミラマーレ城は断崖の上に突き出すように建っていて、とても見晴らしがよい。

 4ユーロで見学開始。
 イタリア人にはガイドフォンがあるが、私は部屋ごとに解説パネルが置かれているので利用した。
 マクシミリアンの船室をモチーフにしたという部屋、本棚も見事だ。
 けっこう趣味人だったのね。
 ルートヴィヒUやエリザベートやウジェニー妃などの肖像画があった。
 ウィーン的な内装や東洋趣味の歴史的な部屋。
 どの部屋も窓からの眺望が計算されている。アドリア海、または見事な庭園。


トリエステ ミラマーレ城


内部の雰囲気(ボケて失礼)

 2FはAmedeo DucaD'Aostaのパネルなど。
 1937年にエチオピアを引き揚げて、ミラマーレに移り住んだようだ。

 それにしても、マクシミリアンはお目が高い。
 ほんとに風光明媚というか、絶景ポイントに城を建てている。
 海の自然が手にとるように感じられる。

 庭のベンチに座って海を見ていると、朦朧としてきた。
 時差がこたえる時間だ。ダルい。

 猫のエサ場を発見。逃げられた。

 手前のバス停に出ることもできるようだった。
 しかし、元のヨットハーバーまでもどることにした。
 これは正解だった。
 18:00前後にほぼ満席で発車し、次の停留所では立つ人も数人。
 乗客は増えるばかりでおおにぎわいだった。
 海岸線は海水浴場になっていので、その帰りの人たちだと思う。

 トリエステ駅前でPAMに入り、米のサラダ・マチェドニア・水・ビールを買い込んでホテルにもどった。

 ミラマーレ城はなかなかよかった。
 エリザベートもなんどか泊まったことがあるらしい。
 ここからコルフ島などへ出かけたのかもしれない。


6/9(土)  午前はトリエステの坂道観光

 6:30起床。
 7:20朝食。イタリア人の団体客が多い。
 パンが焼き立てで美味しい。

 レセプションでサン・ジュストへのバス停の位置を聞いた。
 昨日もらったマップが言語不明だったので、英語がないかと聞いたらないとのこと。
 あのマップはチェック語?だそうだ。
 チェックアウトし、荷物を預かってもらう。(ちゃんとして荷物室があった)

 バスターミナルへ行き、ポレチュまでと言うと、TRIESTE→NOVIGRADと印字されて6.27ユーロ+予約料1ユーロ(13:00発と手書き)の2枚のチケットを出してくれた。NOVIGRADからポレチュまでは運転手に払うようにとのこと。数ユーロらしいが、正確にはわからないらしい。??? バスを乗り換えるのかと聞いたらそれはないと言う。
 なんだがよくわからないが、まあポレチュに行ければよい。

 駅前の公園でエリザベート像の写真を撮り、24番のバスを待った。

 サン・ジュストへは細い道をグルグル走るのでたいへん。
 年配の歩行者が目立つ。坂が多い街。

 サン・ジュスト聖堂の金色モザイクの後陣やフレスコ画を観賞。
 暗いこともあってあまりきらびやかではないモザイクだった。


サン・ジュスト聖堂                     カステッロの入口

 カステッロの入口の塀には門番のような凄みのある猫が居座っていた。
 2.5ユーロ払いカステッロ美術館のみ入場。
 工事中なのでカステッロ自体の見どころは入れない。つまらない。

 てきとうに歩いて道に迷う。
 ジェームス・ジョイスゆかりの建物とかサバ通りとか。


 運河に出たので、サン・ニコロー街は近かった。
 ウンベルト・サバ書店はそこだけが昔だった。古色蒼然とした本屋。
 須賀敦子「トリエステの坂道」を読んで知っただけなので、写真だけ撮った。

 サン・ニコロー街じたいは予想に反して明るいイメージだった。季節のせいもある。
 ローマ劇場もすぐ近くだった。
 ピアッツァ・イタリアで海風に吹かれる。
 このあたり観光客が多い。


ピアッツァ・イタリア                       運河あたり

 ホテルの近くのピザ屋でランチをとった。
 フンギ・ピッツァとビールで7ユーロ。

 ホテルローマでキャリーカートを受け取り、駅へ。
 FS駅のトイレは新しくてきれいなので(2室無料開放)入って着替えた。
 バスターミナルへ。

 13:00にポレッチと確認してバスに乗った。15人くらいの乗客。



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