3度目のスイスは、当初あまり歩くことはないと思っていた。
ところが連日の晴天だ。これはもう山を見、歩くしかない。
というか平地の暑さは観光どころではない、ということもあった。
● なにしろ、2006年7月のスイスは142年ぶりの猛暑だったらしい ●
ガイドブックにも載っているし、現地で会ったスイスリピーター女性のオススメで歩くことにした。
前半は左に氷河を眺めながら、後半はお花畑と風景も変化に富んでいた。
道も歩きやすい。
午後は雲が出やすいと実感した。
なぜか歩く人があまりいなかった。
ロマンチックウェグとなっていた。
水音が心地よい整備された道だった。
シルトホーンバーン駅上から上り始めた。ブルーメンタールまでは森の中の登り。
高山植物が素晴らしいコースだ。
これぞ超メジャーな日本人ツアーのハイキングコースだ。午後だったので数グループしかいなかった。
マッターホルンが主人公。
これまたメジャールートだが歩く人は少なかった。
ほとんど下りなのでラクといえばラクな道。
午後は逆光になるので人の多さをガマンすれば、午前のほうがよいのかも。
5つの湖めぐりのコースだが、道をまちがえて苦労した。
シュテリゼーは最高の逆さマッターホルンを見ることができた。
変化に富んだ道は時間を忘れさせる。
5つの湖
これもガイドブックに詳しいコースだ。
歩き始めはマッターホルンがとても近い。
分岐点からは氷河や高山植物が見ものだった。
シュタッフェルからは森林浴。
リッフェルアルプ駅の線路を渡って、左に氷河を見ながら松林の中を歩く。
松の香りが充満している。
道は整備されている。歩く人も多い。
グリュンゼー手前から左に曲がり、またすぐに沢に下りて行く。
モースゼー付近は歩く人もいない。
右の土手に花、左の遠くに山を見ながら歩く。
ベットマーゼーあたりは一面緑が広がる。
舗装された道なので天気がよいと照り返しで暑い。
普通の道だったのでおもしろみはない。右手の木々の中を歩くべきだった。
リーダーアルプからリーダーフルカは上り。
あまりハイキングという感じがしない環境だった。
360度の視界が開け、ほんとうに風景が楽しめる。
遠くの山を見渡せ、近くの山の表情や氷河とその下の微妙な自然。
高山植物もたくさん目に付いた。
インスブルックの住人の散歩コースということだ。
左には山々やインスブルックの街を眺めながら、松の香りの中を進んでいく。
道は整備されていた。
たまたま天気がよすぎて汗だくウォークだった。