計画・準備篇 2006
2006年の夏は、あれこれ逡巡し、結局スイス近辺に行くことにした。
といっても6月にも海外へ行くことになったので、多少は節約旅にしなくては・・・。
●チープな航空券 2004、2005年のスイスへはPEX航空券を利用した。
今回はアジア系の格安航空券にしてみる。PEXの半額だ。
●チープなホテル 快適でかつお安いホテル、それもシングルルーム。
なんとか1泊約7600円平均で予約した。
〈予定ルート〉 名古屋→(機中泊)→チューリヒ→インターラーケン3泊→ツェルマット3泊→ ブリーク3泊→クール2泊→ インスブルック6泊→リンダウ3泊→チューリヒ1泊→(機中泊)→→名古屋 という、21泊25日の旅行パターン |
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《目的の観光地》
● 今まで行く気がなかったメジャーなところ
ユングフラウヨッホ
ゴルナーグラート その下のハイキング
氷河急行のルート
● アスコーナ 美術館とブリッサーゴ島
● トゥーン お城
● インスブルックからは日帰りでヘレンキームゼーやリンダーホーフへ行く。
● リンダウではボーデン湖を楽しむ
《鉄道パス》
前回2回ともスイスパスを使用したが、今回は半額カードを使ってみようと思う。
※スイスパスは2006年のはケーブルカーなども50%割引になったらしい。(従来は25%引き)
だが、パス自体が値上がりしたので、よほど毎日せっせと使わないと元が取れないと思う。
情報収集
ガイドブックはおととしの歩き方スイスをそのまま利用。
オーストリアとドイツについては、図書館の本から必要なところのみ書き写した。
スイス国鉄、オーストリア国鉄、ドイツ国鉄のサイトから電車移動を調べる。
各観光局のサイトも参考にさせてもらった。
《ハイキングについて》
2004、2005の2回で主な初心者向きハイキングコースは歩いている。
今回はゴルナーグラートからの下りに歩くくらいだと思う。なんにしても天候次第なので、無理をせずに楽しむつもり。
デジカメ
6月の中国旅行でデジカメが故障した。さっそく修理に出した。なんとか7月には間に合いそうだ。
リコンファームについて
アジア系航空会社を利用するので、もしかしてリコンファームは必要?
その航空会社に電話して問い合わせた。
滞在ホテルの電話番号を連絡すれば、リコンファームは必要ないとのこと。JALといっしょだ。
4フライトの座席もリクエストできた。
荷物
6月の中国、黄龍・九寨溝への旅とほとんど同じ旅支度だ。
1週間でも1ヶ月弱でも変わりなし。洗剤や化粧品の量が増えるくらい。
まあツアーだとラクだが、個人旅行だと資料など紙類の荷物は増える。
※ スイスは3回目なので不安はほとんどない。 しいていえば、航空機の乗り継ぎ
あと、オーストリアとドイツは久々なので多少心配がないでもない。列車での国境越えはスムースにいくだろうか?
到着した日は雨のち曇りだった。しかし2日目からは燦燦と太陽が輝き、青空の広がる日が続いた。
予想以上にハイキング日和の連続だった。
《航空券》
今回初めてアジア系を利用してヨーロッパに行った。
安い航空券を使うというのは、待ち時間という忍耐が必要だった。
マレーシア航空での往復は、行きに7h、帰りに17hというトランジットタイムがあった。17hというのは予想以上の苦行だった。
連れがいたりPCがあったり本や仕事などがあれば、多少はよいかもしれない。
おばさん1人では、時差のダルさにKLの苛酷な暑さ、とっても厳しかった!よい経験にはなったけど・・・・・。
《ホテル》
結果的にはまあまあ。
ブリークとクールでは去年と同じホテルに宿泊した。
両方とも改装されていて、純粋にシャワー付きシングルだった。(去年はツインをくれた)
インスブルックは暑さと喧しさに最初戸惑った。でもメインらしき部屋だった。
チューリヒのホテルは最悪だった。一番高かったのに。
宿泊地 | ホテル名 | 料金 | 朝食付 | 泊数 | 予約サイト | 評価 | |
インターラーケン | アルピナ | 6100 | ツイン・シャワー | 3 | オクトパス | ○ | |
ツェルマット | アドニス | 8900 | シングル・シャワー | 3 | 〃 | ○ | |
ブリーク | アンバサドール | 7000 | 〃 | 3 | 〃 | ○ | |
クール | ドライ・ケーニゲ | 8580 | 〃 | 2 | BOOKINGS | ○ | |
インスブルック | ヴァイセス・クロイツ | 8000 | 〃 | 6 | オクトパス | ○ | 外の騒音 |
リンダウ | ガルニ・ブリュゲール | 7116 | 〃 | 3 | hotel.de | ○ | 冷蔵庫あり |
チューリヒ | アルレッテ | 10474 | 〃 | 1 | BOOKINGS | × |
《観光》
● メジャーな観光地
ユングフラウヨッホ さすが天下の観光地。1度行って納得しました、て感じ。
スフィンクステラスからの眺めはすばらしいかった。氷の宮殿は、ただ寒いだけだった。
ゴルナーグラート展望台 工事中ということもあって、あんまりね。
氷河の景観が凄い、とガイドブックにはあるが、そうきれいだとは思わなかった。
氷河急行のルート
昔よりは魅力がないらしいが、それでも風光明媚な路線だ。
景観が変化に富んでいるので飽きない。時間をかけて乗ったかいはあった。
● アスコーナ
現代美術館 マリアンネ・フォン・ヴェレフキンの絵を見るために行った。
すばらしかった。好みの絵が何点かあった。行ってよかった。
カーサ・アナッタ モンテ・ヴェリタの中にある邸宅。20世紀初頭のユートピアの展示があり、へーと感心することしきりだった。
ブリッサーゴ島 ここはガッカリした。船代、入場料も取るわりにたいしたことなかった。
● トゥーン オーバーホーフェン城は予想通りの素敵な城だった。
上の階の喫煙リビングがとくに感動した。
● インスブルック インスブルックカード72hを活用し、十分元は取った。
街中の観光はまあよくあるパターンだが、まわりを山に囲まれているのでハイキングもOK。
1コースだけ歩いた。
● ヘレンキームゼー城
● リンダーホーフ城
両方ともにぎわっていた。
英語のガイドツアーに参加した。ヘレンキムゼーは納得できるガイドだった。
リンダーホーフは20分という短時間で不満足。
庭園などは、ゆっくり好きなだけ回れた。
帰りの鉄道はたいへんだった。
やはりミュンヘンあたりから日帰りにする方がよかったかもしれない。
● リンダウ 想像していたとおりの可愛い町だった
《ハイキングについて》
予定以上にたくさんのコースを歩くことができた。
2006年7月は100年ぶりくらいの猛暑だったようだ。(8月に入って急に涼しくなったらしいが)
ハイキングコースも日なたは汗だくだった。メジャーといわれるコースも歩けて満足。
出発前
航空券 | 69000 |
サーチャージ 航空保険料 |
26640 |
空港使用料 | 2500 |
航空券送付料 | 525 |
ホテル代(15泊) | 114000 |
計 | 212665 |
旅行中
現金 | クレジットカード | 計 | ||
食費 | 41733 | 16046 | 57779 | |
交通費 | 35033 | 69046 | 104079 | |
ホテル代(6泊) | 48981 | 48981 | ||
観光 | 8612 | 1786 | 10398 | |
みやげ | 3802 | 3115 | 6917 | |
ロッカー | 1582 | 1582 | ||
チップ | 194 | 194 | ||
トイレ | 89 | 89 | ||
宅配 | 1890 | 1890 | ||
計 | 91045 | 140864 | 231909 |
21泊の旅行代金が444574円、まあまあの金額だと思う。
この7月だと、10日間前後の団体ツアーで35万円はかかるようだ。
《半額カードについて》
今回は半額カードを利用した。
ざっと計算してみると、スイスパス15日間用2等と比較すると、11000円くらい半額カードのほうがトクだった。
もっともスイス滞在は12日間だし、帰国前の2日は割引なしの料金計算が大きい。
窓口が混んでいて列車を遅らせたのは1度だけあった。
ある程度の滞在型だと、半額カードが有利だと思った。