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有限会社「ハルモニア」について


(1) 有限会社「ハルモニア」が発足した経過。

 有限会社「ハルモニア」は、創立後、まだ、30年ほどの新しい、そして、小さな音楽出版社です。わが国の音楽出版社といえば、これまで、「音楽之友社」、「全音楽譜出版」、「カワイ楽器出版部」など、創業後の歴史も古く、経営規模の大きい会社がいくつもあって、「ハルモニア」のような小さな会社が楽譜出版に乗り出す必要は、まったくないはずでした。
 私たちスタッフの一人が、かつてNHKのディレクターとして、「みんなのうた」などの制作に携わる傍ら、全国の「少年少女合唱団」「学校合唱団」の指導に助言を行ったり、「NHK全国学校音楽コンクール」の運営に携わっていましたので、とくに、海外各国の新しい合唱作品については、これを積極的に紹介するわが国の楽譜出版社の力不足もあって、海外の音楽出版社側からも、わが国の合唱団からも、私たちに、海外の合唱作品の紹介に取り組んで欲しいという要望に追い立てられることになりました。
 こうして、有限会社「ハルモニア」は、小さくても機動力のある音楽出版社として発足したのですが、皆様の絶大なご声援をいただき、現在のところ、契約している海外の合唱作品の合計は、1,000曲を、日本語の解説、および歌詞の外国語の読み方の説明までつけて出版している海外の合唱作品の楽譜集は、50種類をこえるに至りました。


(2) “サブ・パブリッシャー”の仕事。

 海外各国におけるメインの音楽出版社と契約をして、それらの楽曲のわが国における、出版、演奏、録音、放送などの諸権利を預かり、それらの利用を拡大する、いいかえれば、音楽著作権の使用料を徴集する「音楽出版社」のことを、メインの音楽出版社を“オリジナル・パブリッシャー”と呼ぶのに対して、“サブ・パブリッシャー”と呼びます。
典型的な“サブ・パブリッシャー”であり、楽譜出版に続く重要なメディアであるCDやビデオなどについても、商品情報や購入方法などの紹介にも力を入れております。
 最近では、一般の合唱団や学校合唱団においても、外国語の発音で歌おうとする合唱団が多くなっております。そこで、「ハルモニア」では、フィンランド語、エストニア語、ハンガリー語、ルーマニア語など珍しい外国語であっても、いつでもその母国語の発音を指導できる外国人スタッフを用意して、みなさまのご要望にお答えするよう、努力しております。