後書き |
『遙か』をプレイして、初めて京EDを見た時(頼久)、あまりの平和さに違和感を感じました。 「龍神の神子」が京に残ったら、神子を利用とする人間達が沢山いるだろう。 それこそ、鬼・アクラムが企んだように、象徴として祭り上げようとするだろうと。 もしくは、帝と同じか、それ以上の影響力を持つであろう神子を恐れて、排除しようとするか。(←発想・ジャンヌ・ダルク) 永泉の兄であり、友雅の友人でもある帝がそれを命じるとは思いたくは無いけど、いろんな人々の思惑で都が荒れれば、京を守る為にそれを選択するしかなくなるだろう。 左大臣の庇護を受けていようが、帝には逆らえないし、それこそ下っ端貴族や名も無い地下人では守れないだろうし。 完全に自由になるにはどうしたらよいのだろう・・・?という疑問から、この内容を思いつきました。 注意・・・呪詛から守る為に、必ず神子の傍に八葉の誰かしらが控えています。昼間だろうが夜中だろうが。 但し、花梨ちゃんが寝ている時は、恋人である頼忠以外部屋の中には入りません。 花梨ちゃんの気持ちを考えて、八葉が遠慮しています。つまり、頼忠の感情は誰も気にしていません。 花梨のブレスレット・・・発想・身代わり鈴。 行動も状況説明も会話も心理描写も、それこそ最低限の事しか書いていないつもりなのに、なぜこんなにも長くなったのだろう・・・・・・? しかも、考え始めたのは『遙か』だったのに、『遙か2』での内容・・・・・・おかしいな? |
感想 |
私の書く頼忠さんは、「抱き締め魔」ですね。これは私の好みなのでしょうか?それとも、願望でしょうか? どちらにせよ、書く度に似たような設定が入ってしまうのは、ワンパターン過ぎで困りものです。(書いている本人が何言っているんだか←殴り倒し) 最後まで辛抱して読んでくださった方、有難う御座いました。 |
おまけ創作 花梨と頼忠の逢い引きを手引きしたのは。 『―――夜の逢瀬〜千歳の名案〜―――』 |
BY 銀竜草 |
自分への参考
01・・・神子が京に残ったとして、本当に自由になるにはどうしたら良い?
02・・・とりあえず、神子のED相手は誰だ?
京EDだから、現代人は最初に却下。
翡翠は伊予に帰れば良いから、この悩みは最初から無用で意味無し。
貴族は屋敷の奥深く籠もらされて自由じゃない。→貴族ダメ。
庶民は生きるのに精一杯で神子は不自由な生活かもしれない。→庶民無理。
03・・・全員無理じゃん!だったら、誰かの娘になるのは?
貴族の娘は・・・屋敷の奥深く籠もる生活。おまけに、政略結婚させられるだろう!→ダメっ!
庶民の娘は・・・龍神の神子を庶民には無理だろう?
院の娘・・・結局、貴族の姫君で却下。
04・・・龍神の神子だとダメなら、『元宮あかね』なら?→『龍神の神子』という肩書きをなくすにはどうしたらよい?
『龍神の神子』という肩書きを利用しようとする貴族、助けを求める民衆によって、普通なら消せないだろう。
05・・・なら、元の世界に戻ったことにするか、死んだ事にするか・・・・・・。
京に存在しない筈の神子を星の一族、八葉は援助出来なくなる筈。
06・・・では、誰が面倒を見るの?
貴族ダメ、庶民ダメ・・・なら・・・・・・武士団の棟梁は?→棟梁の娘決定。
07・・・棟梁の娘なら・・・ED相手は・・・イノリ・泰明・頼忠・勝真・イサト・泰継・・・・・・。頼久は兄妹になるからダメ。
08・・・ED相手は少し置いといて・・・どうやって存在を消したら良い?
『自分の世界に戻った』OR『龍神の呼んだ事による疲労で死亡』OR『呪詛を掛けられ死亡』OR『誰かに襲われて死亡』
09・・・存在を消すのだから、棟梁の娘になるのは秘密。→誰が頼むの?
頼めるのは・・・帝・藤姫の父・院。
10・・・どんな理由?いつ?
神子が重体の時・・・罪悪感から頼むってのはどう?→神子が重体になった理由が頼んだ人にある。
11・・・設定を決める。→いくつかの設定から自分で書けそうなものを選ぶ。
ED相手→頼忠→遙か2の話→神子は高倉花梨
存在を消す→『呪詛を掛けられた』
頼む人→帝&院。
12・・・細かい設定を考える。
罪悪感→帝&院に合うのが先。・・・内裏に招待される。
呪詛→内裏・・・帝が神子に惹かれる・・・噂・・・神子の入内を阻止・・・呪詛の標的は神子
・・・嫉妬に狂う女御・・・陰陽師・・・女御と陰陽師の仲。→帝が原因で罪悪感を持つ。
呪詛を掛けられるのが神子→祓うのは頼忠・・・泰継が祓わない理由付け・・・頼忠の死を阻止するには?
→明王&青龍使えば良いや!
呪詛を掛けられた神子は八葉に守られている筈。→守られているだけじゃあ、つまらん・・・重体にもならなけりゃいけない
→なら、呪詛を祓う頼忠の傍に行こう!・・・青龍に乗って!!
棟梁の娘→棟梁の愛人の娘・・・母親を亡くして身寄りが無い為に引き取ったという噂。
13・・・一通りEDまで書く。→物足りない・・・・・・。
14・・・花梨は頼忠が何かを覚悟した事に気付く→お守りを渡す・・・花梨のブレスレット・・・身代わり鈴の役目を持たせる。
棟梁の奥方が花梨を可愛がる→子供無し・・・武士団の若い奴らの噂話を少し追加。
八葉との縁を全て断ち切るのは花梨が可哀想→頼忠と仲の良い勝真の妹と友達になれば良いか!
頼忠と花梨のロマンス色が足りない→元気になった花梨が屋敷を抜け出す。・・・頼忠と逢引。
罪悪感を持つ帝→彰紋に懺悔。
女御と陰陽師のその後を入れる。
15・・・完成。
16・・・忘れた頃に、おまけ創作完成。