第1話 「その名はウィード」   脚本:山田隆司 作監:西岡忍
ウィード・桜OPを最初に聴いたときは、そのレトロさに正直びっくり。子ども声のコーラスとかね。熱いし。熱いよ。
なんか、わくわくする…!

ほのぼの春の陽気のなか、スミスおじちゃんと若いのとちっさいわんこたんたちが魚捕りを。
ちっさいわんこが体ぶるぶるするのがかわいい♪ わんこたんsのしっぽふりふりかわいい♪♪
ううむ、しっかりわんこ萌えポイントを押さえおって…w

そして回想シーン。赤カブト対ひとりのマタギ&銀率いる犬(と書いて戦士と読む)750匹。
べつに私は原作から入った人間ではないので、改変ぷりは気になんないです。むしろ750「匹」とか秋田犬の読みが「あきたけん」とか正確でない日本語のが気になったかな…。「750頭」「あきたいぬ」が正しいはずですよね。

それから14年経った現在。でっかい怪物(P4たん)が暴れまわっています、炎を背に。
……。な ぜ 炎 が。火元はどこよw。
そして旅に出ている総大将のもとへ桜とそのお腹のなかの子どもを連れていくため、戦いたい気持ちを抑えて奥羽をあとにするおやっさん(※スミス)。
しゃべっているスミスが単なる口パクでなく、犬が吠えているように動いています。これ、けっこう好きかも。
あと、桜たんが薄幸の美少女て感じでかわええです。

さらに半年後。北アルプス。スミスに斑点をつけたようなGBと、銀から三本傷をとったようなちみったい仔犬たんが。
一応ケンカらしいですが、GBのまのびした声とうぃたんのかわいらしい声のおかげで、むしろほほえましいw
ここらへん、セリフに口パク的アニメーションが一切なく、ちょっと「まっすぐにいこう。」を思い出すわ。犬のコミュニケーションは発声するものだけじゃないということでいいんですかね?
正直、モノローグとダイアローグの区別がややこしいときありますが…。
病気の桜はほんとに痛々しい…。あばら…が……。
ところで総大将に会いにいったのに、なにがどうなってこんなことになってるんですか。(…と思っていたら、4話で少し語られていた。)

夕方になってネロにおどされたGBが人里に降り、そして日が暮れた頃「結局、なにも捕れなかった…」しょんぼりうぃたんがとぼとぼ。お耳が寝ている…かわいい!
そしておなじくしょんぼりおすわりしていたGBとばったり再会したうぃたん。
欄干に前脚のっけて、しっぽふってる…か わ い い !!
GBと佐助は町の鴨を捕りに。佐助たん「こいつはカモだぜ…」。ああ、うん、そうね、そのとおりだよw
あえなく番犬に組み伏された佐助を置いて、鴨をゲットしたGBは逃走、そしてみたびうぃたんにばったり。
うぃたん「どうして助けないの?このままじゃ殺されちゃうよ」。…見てたのか?w まあ雰囲気でわかるのかね、そのへんも。

ここまでは、子どもには優しいけどどうにも小物キャラだったGBですが、小さな仔犬が大きな土佐闘犬に勇敢に立ち向かう姿を見て、自分のあるべき姿を省みることに。
いいですね。やっぱこういうのがないと。
そんなわけで秋田の仔犬&セッター対土佐犬。土佐がうぃたんを投げ飛ばして小屋の壁をぶち壊しました。おま…その小屋ご主人の所有物…!ww
きっと次の日、ご主人に怒られてしまうんだろうな…なにげに鴨も1羽は死んでるぽいしなw
とっても痛めつけられちゃったうぃたん、意識半分とんじゃって種割れ、抜刀牙発動。
それを偶然見てたスミス、すさまじい殺気を放って土佐たんをびびらしてしまいました。
足を1本失っているスミスですが、その理由ははっきりしませんね。(…と思っていたら4話d(ry)
抜刀牙について問うスミス。なんのことやらわからないうぃたん。佐助たん「さっき出した、くるくるーって技だよ」。く、く る く る て…! 確かにくるくるだが!w
桜とスミスの再会で、なにごとか語ろうとしたスミスを優しく制した桜。…道中なにがあったんだろう…(素朴な疑問)。まあ、いい感じの演出だったのでそこは空気を読んどくか。
実は足を失った原因が、そこと絡んでうんぬんかんぬん…。(…と思っていたら4(ry)
そして、息子をスミスに託し、永き眠りにつく桜…。おお親子ものに弱いんですよ私…!(ガチ泣き)
朝になっても泣きっぱな仔犬を見て、元気づけるGB。ついでに命名。よろこぶうぃたん。泣いたカラスが〜て感じですね。子どもらしい。かわいい。

EDは夜空に浮かぶレジェンド星座(銀座とか…?w)を眺めるうぃたん。途中からメルたんも参加。
これ…いわゆる主人公&ヒロインな構図じゃなかろうか…(というか、メルの性別を知る前はメルがヒロインなんだと思っていた私)。まあメルたんはかわいいですが…ね。



 第2話 「大将の器」   脚本:山田隆司 作監:中山岳洋
フック山間部を駆けゆく3頭。
…脚の1本くらいなくてもナチュラルに走れるらしい。前回歩いてたときには、びっこひいてたけれども。うーん。
おなかがすいて、だだこねGBたん。川でイワナを捕りたくてもうまくできなくて、ただ水をがぼがぼするだけなGBたん。反対にがんがん捕っちゃううぃたんと比較されちゃうGBたん。なんだこの 癒 し 系 ☆
もちろん、うぃたんもそれに勝るとも劣りません。捕れたイワナを前に「ぼくがイワナの捕り方を知っていれば、母さんは…」お耳を寝かせてしょんぼりうぃたん。やばい、ぎゅーてしたい(ぉ)。

町に降りた3頭は、ドッグフードをくわえた野良ゴールデンの仔犬が人間のおいちゃんに追っかけられてるとこに遭遇。助けようとするうぃたんは、止めようとしっぽをくわえたGBたんを後脚でけりつけ(アグレッシブw)、ゴールデンとおいちゃんの間に割って入ります。
前回はあんなになかよしさん♪だった秋田とセッターが…。
もうすでに上下間系はウィード>GBのようですw

それを間近で見ていたのはフックたんでした。
回想シーンのちみったいフックたんかわいいなあ。おめめくりくり♪
山のボス犬、ブルーたんの所業を聞かされてうぃたんはメルたんを助けにいこうとします。
しっかしスミスのおやっさんが渋い。
山に行くのをしぶるGBに「ふっ。口ではそう言っているが、本心ではないだろ」。ふっ…とかゆうてはりますよ。
鎖につながれていることを口実に動こうとしないフックに「その鎖より、おめえさんの心の鎖をはずしたほうがよさそうだな…」。精神論なんか語っちゃったり。
鎖をひきちぎってきたフックの前にゆらりとあらわれ、「かならず来ると思ってたぜ」。素敵だ…。
ところで、てっきり首輪抜けをしてくるのかと思っていたら、強引に鎖をぶっちぎってきたフックたん。なんていうか、力持ちさんだなw

このへんからバトルシーン突入なわけですが…。
ひっどい作画だな、おいw あおむけになるとまるでビニール人形www
ブルーたんにぶっとばされるうぃたんを見てGB「土佐犬をびびらせたあの技で、ぶちのめせー!」。うぃたん「あのわざ…? GB、なにを言ってるのか、わからないよ…」。なにを言ってるのかわからないはねーよw 前回あれだけ話題にのぼったんだから、出せなくても頭では覚えていてくれ…。
そこへかけつけたスミス&フック。スミスには勝てないとしっぽを巻いて(はいなかったけど)逃げるブルーたんを追跡するうぃたんたち。
フック「ウィード、ありがとう、礼を言うぜ。俺に勇気をくれたんだよ、お前は…。どうしようもなく腐っていた俺の根性を、奮い立たせてくれたんだ!」。
スミスのスの字もないのが気にならんでもないですが、この言い回しはいい。素直に熱くなれる。倫理をとなえるのも、詩的に言葉をかざるのもそれはそれでいいけど、こういうストレートなのも胸にくるね。

しかし、ブルーたんは金網むこうの道路の上に逃げおおせていたのでした。金網に前脚をかけて吠えるうぃたん。
かわいいこたかわいいのですが…アップになっても 親 指 が な い w …怖いよ…。
そして余裕ぶちかましていたブルーたんはトラックに轢かれましたw どじっ子め…(ぇー)。
さらに後続車が来てしまい、虫の息のブルーたんを助けようとするうぃたん。そんなうぃたんをつい助けちゃったブルーたん。「こんな俺を、命がけで救おうとするヤツがいたとはな…」。がっつりほだされちゃったブルーたん。実はさみしんぼだったブルーたん。なんだもう、かわいいじゃないか!w

そして朝日が昇り、フックたんとお別れ。「もし俺の力が必要なときは、いつでも呼んでくれ。何千km離れていようと…お前のためなら(後略)」。
あれ、日本て北海道〜沖縄間で3000kmだそうですが…。
フックたんのなかでは、にほんはなんぜんきろとつづく、とってもおおきなくにらしい。

それにしても、今回は「漢とはかくあるべし」論をがんがんとなえていたうぃたん。
このまえは「母さんが言ってたよ?」みたいな受け売り程度だったのに…。どういう教育をしたんですか、スミスのおやっさんは。すばらしいです。
でも 抜 刀 牙 の 存 在 は 失 念。…やはりいまだお子ちゃまですw




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