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CUIとGUI


CUIとGUIというのは、主にプログラムの操作方法によって分けられる
プログラムの種別です。

CUI(Character User Interface)は文字ベースのプログラムです。
CUIプログラムは基本的にマウスが使えず、
コンソールを使って全てキーボードから操作します。

GUI(Graphical User Interface)は一般的なWindowsプログラムのように
マウスやキーボードなどを使い、視覚的に表示、操作を行うプログラムです。

現在Windows環境ではGUIプログラムが主流になっているため、
CUIプログラムを見たことがない方もいるのではないでしょうか。

そんな方のためにCUIプログラムのサンプルを用意しました。
文字を表示するだけの非常に簡単なものですが、
CUIプログラムがどんなものかを見ることが出来ます。
Windowsで実行できます。

サンプルのダウンロード(04/05/26up 11,259bytes)

確かに直感的に扱えるGUIプログラムのほうが初心者でも使いやすいのですが、
プログラムというものは、使いやすい程作るのが大変というか、そういうものです。大体は。

プログラムを始めたばかりの人がGUIプログラムに挑戦しても、
作りきれないか、作れたとしても中身はよくわからないままでしょう。

そもそも、多くの言語はGUIプログラムを作るように出来てはいません。(?)
CUIプログラムに適して出来ています。 (一部GUIプログラムに適した言語もありますが)
そのため、多くの場合CUIプログラムを作るほうが遥かに簡単になります。

また、GUIプログラムのソースはOSへの依存が大きくなりやすいという点もあり、
GUIプログラムになると、他のOSで動かすことは困難になります。
もっとも、そのOSに依存する部分を吸収してくれるライブラリがあれば話は別なのですが。

というわけで、初めはCUIプログラムから始めることをお勧めします。
コンソールについては、また次節で書こうと思います。


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最終更新 2023/06/17