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Hello World(Perl)
プログラム講座といえばお約束の「Hello World」プログラムです。
●Hello World(Perlバージョン)
print "Hello World\n";
以上、1行です。(笑)
●実行結果
Hello World
それでは解説します。
print "Hello World\n";
まずはじめに最後の;ですが、これはC/C++言語同様、行(正しくはstatement)の終了を意味します。
Perl言語は場合によって改行が意味を持つ場合がありますが、基本的には無視されます。
1行書いたら忘れずに;を付けましょう。
次に、この行を分解すると、printと"Hello World\n"に分けることができます。
Perlは多くの記述に省略記法があるので、うまく使えばタイプ数を減らすことができますが、
間違えるとややこしい問題やらソースが読みにくいとかの問題が発生します。
そして、C言語流に書こうとすると結構書けるのがPerlの特徴かもしれません。
私の書くPerlソースは相当C言語チックになっています。(笑)
話を戻します。
最初のprintは画面表示を行う命令(正しい呼び方は不明ですが、便宜上以降こう呼びます)で、
以降に指定された文字列他を出力します。
以降に指定された文字列は"Hello World\n"で、二重引用符"で囲まれた領域は文字列として扱われます。
最後の\nはC/C++言語のそれと同じです。
以下、C/C++言語編からのほぼコピー(ソースはPerl)(笑)
この解説の終わりまでジャンプ
先ほどの実行結果にあった「Hello World」はこの部分に書いてあるものです。
ではその後ろにあった\nはどこにいったのかというと・・・
実は\マークは特別な意味を持っていて、次の一文字と一緒に2文字で解釈されます。
そして\nは「改行」を表します。
この行を以下のようにして試せば違いが分かります。
●例1:\n付きの文字列を3回表示する
print "1回目\n";
print "2回目\n";
print "3回目\n";
●実行結果
1回目
2回目
3回目
●例2:\nなしの文字列を3回表示する
print "1回目";
print "2回目";
print "3回目";
●実行結果
1回目2回目3回目
こんな感じです。
ほぼコピーここまで
これで今回の解説は終了しますが、最後にひとつ。
この講座はローカル実行されるPerlについて書いています。
CGIではこのコードだけでは足りませんのでご注意ください。
実際にやるとブラウザでエラーになって何も表示されなかったり、
500エラーが発生したりします。
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最終更新 2008/10/17