[前へ] [目次へ] [次へ]
単語当てゲームLv2の概要(C/C++)
今回から単語当てゲームLv2を作っていきます。
今回は変更する部分の仕様を確認します。
第69回 から抜粋
●Lv2 ヒントを付けてみる
●仕様:
Lv1に加え、入力すべき文字を*で隠して表示します。(パスワード風味)
プレイヤーが入力した答えが部分的に合っていた場合、その部分だけ開示します。
●要点:
簡単なものとはいえ、文字列操作を直接行う必要があります。
日本語への対応も必要なので、2バイト文字の扱いを考慮します。
Lv1の時の問題は適当な算数の問題にしてありましたが、
Lv2では日本語を含めて対応するため、問題も変えます。
さて、パスワード風味のヒントですが、
入力すべき文字が半角文字なら * 、全角文字なら * で表示することにします。
↓実行例としてはこんな感じにしてみたいと思います。
日本の首都は?
ヒント:**
回答 :東京
正解です。
プログラムを英語で書くと?
ヒント:*******
回答 :progarm
違います。
プログラムを英語で書くと?
ヒント:prog**m
回答 :program
正解です。
このように、入力された答えが一部分合っている場合は、
該当する部分を開示し、間違った部分は * または * として残します。
このような操作を行う標準関数は存在しないので、
文字列中の各文字ごとに比較を行い、合っている部分を開示していく処理を作ります。
文字コードはとりあえず ShiftJIS を使います。
次回は半角と全角の混在するShiftJIS文字コードの扱い方の予定です。
[前へ] [目次へ] [次へ]
プログラミング講座 総合目次
最終更新 2009/12/04