ナミアゲハ

凡揚羽蝶 (アゲハチョウ科)


ムシトリナデシコで吸蜜する春型♂ ノアザミで吸蜜する夏型♀
赤色や紫色系の花で、どちらかというと木本の花を好む傾向がある。春型は主にアザミ類やツツジ類の花に集まることが多い。 赤色や紫色系の花で、どちらかというと木本の花を好む傾向がある。春型は主にアザミ類やツツジ類の花に集まることが多い。
2002/5/20 15:30 袖ヶ浦市吉野田 2003/6/21 12:40 千葉市緑区

草むらで休息する夏型♂ ヤブガラシで吸蜜する夏型♂
♂は明るい林縁などに蝶道を作り、そこを繰り返し飛翔する性質が強い。また盛夏の日中には林縁の木陰などで翅を開いて休息することもある。 夏型の主な活動期である7月〜8月には赤色や紫色系の花が少ないので、クサギやヤブガラシなどの白色系や黄色系の花で吸蜜する姿をよく見かける。
2002/9/18 12:40 館山市国分 2003/8/20 12:30 袖ヶ浦市上宮田

オトコエシで吸蜜する夏型♀ 地上で吸水する夏型の♂
夏型の主な活動期である7月〜8月には赤色や紫色系の花が少ないので、クサギやヤブガラシなどの白色系や黄色系の花で吸蜜する姿をよく見かける。 夏型の♂は晴天時の日中、しばしば湿地などで吸水するが、黒色系のアゲハチョウと比較するとその性質は弱く、集団をつくるようなことはない。
2003/8/20 12:30 袖ヶ浦市上宮田 2002/8/26 13:40 館山市国分

地上にとまる♀に求愛する♂ 夏型の交尾(上が♀)
地上にとまる♀の周りをつかず離れず飛び回って求愛する♂。この後、♀は高空へ舞い上がって♂を振り切ってしまった。 交尾は一般に日中に行われ、♀が上を向いて低木などにつかまり、♂は♀にぶら下がる。つながったまま飛ぶことも多く、その際の飛翔型式は←♀+♂である。
2002/9/22 15:45 館山市国分 2002/8/16 12:30 館山市国分

イヌザンショウに産卵する夏型♀ カラスザンショウに産卵する夏型♀
産卵するときは、細かくはばたきながら食樹の葉の先端などに軽くつかまり、腹部をまげて葉の表面や裏面、新芽などに1卵ずつ産み付けられる。 産卵するときは、細かくはばたきながら食樹の葉の先端などに軽くつかまり、腹部をまげて葉の表面や裏面、新芽などに1卵ずつ産み付けられる。
2003/6/21 14:00 千葉市緑区 2003/7/13 14:30 富津市東大和田

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