ネット、その前に5つのインターネットルール
Making the Internet Safer for Children and Families. |
◎かしこさと、相手のことを思いやれるやさしい心を持つこと。 これがインターネットを使うためにはとても大切なことなんだ。 |
インターネット5つの決まり |
低学年(ていがくねん)1〜3年 |
高学年(こうがくねん)4〜6年 |
1.情報(じょうほう)をえらぶ インターネットは、ひとりでは使わない ■安全への知恵 ○うそや不確かさに気付き、正しい情報を選ぶ。 |
@電話(でんわ)やインターネットにあるうそやごまかしにだまされないように気をつける。 Aいやだな・おかしいなと思ったら、先生かおうちの人に知らせよう。 Bわからないページや「てんぷファイル」はクリックしない。(コンピュータウイルス) C宣伝(せんでん)などのために、いろいろな人におくられるメールは無視(むし)する。(スパムメール) |
@うそやごまかしを見分けて、正しい情報を集めることができる。 A携帯(けいたい)やインターネットで誘われても会ってはいけない。必ず親に相談しよう。 Bネットショッピングはおうちの人の許可(きょか)でおこなう。 Cむやみやたらに入力をしたり、ダウンロードしない。(コンピュータウイルス) D知らない人からのメールや添付(てんぷ)ファイルは開かない。 E大人(おとな)のページやざんこくなぺージは見ない。 |
2.うそや傷(きず)つくことをつたえない インターネットの相手を思いやる ■法の理解と遵守 ○正しい情報を、相手のことを考えて伝える。 |
Dうそやわるぐちの情報(じょうほう)をつたえない。 E電子(でんし)メールを出すときには、あて先(電子メールアドレス)をかき、先生やおうちの人にもみてもらう。 F電子メールを送るときには、わかりやすい題名(だいめい)をつけるようにする。 G電子メールは、1行あけたり、改行(かいぎょう)するなど、読みやすいかき方をくふうするようにする。 Hいやなメール、腹がたつようなメールをもらった時は、すぐに返事(へんじ)のメールを書かない。メールの内容(ないよう)があまりにひどいと思うとき、返事(へんじ)を出すとけんかになりそうだと思った時は、おうちの方か先生に相談(そうだん)する。 |
F人の気持ちを考えて、悪意のある情報や不確かな情報を発信しない。(デマメール) G知らない人からの電子メールは、ほかの人に送らない。 Hチェーンメール(人に送りなさいというメール)は無視(むし)する。 I電子メールでは、文字ばけしやすい記号(きごう)や半角(はんかく)カタカナは使わない。 J電子メールの最後には、信らいできる人にだけ自分の名前と電子メールアドレス(署名:しょめい)を書くようにする。(住所はかかない) K電子メールを書いたら、出す前に、先生やおうちの人に見てもらう。 |
3.個人情報(こじんじょうほう)を教えない 聞かれても、なんでもすぐに答えない ■情報セキュリティ ○他の人や自分の情報をむやみに知らせない。 |
I自分や友だちの氏名(しめい)や住所(じゅうしょ)、電話番号(でんわばんごう)などを、かきこまない、教えない。もし聞かれたら、おうちの人にそうだんする。 Jインターネットを利用(りよう)するための、ユーザーIDとパスワードは友だちでも教えない。 K人の名前やパスワードを使う「なりすまし」はぜったいしない。 Lアンケートのふりして、たくさんの情報をあつめているところもあるので答えない。 |
L人や自分の情報(プライバシー)をむやみに知らせない。 M個人情報(こじんじょうほう)には、どのようなものがあるかを知る。 [クラス・名前・住所・電話・メールアドレス・パスワード・成績・顔の写真・口座番号など、完全に個人とわかる物] N自分あてに来た電子メールは、先生かおうちの人以外には見せない。 O知らない人には、メールアドレスを教えない。(いやがらせのメールやへんなメールを送られることがある) |
4.人の作品をかってに使わない 作者の気持ちを大切にする ■情報社会の倫理 ○他の人が作ったものを使うときにはルールがある。 |
M文や絵(キャラクター)・写真(しゃしん)などをむだんでコピーしてホームページにのせない。 Nコピーやいんさつしたものを自分や家族(かぞく)、友だちでは見て楽しむことはできる。 O自分がとった写真(しゃしん)でも、ホームページで使うときは、うつっている人の許可(きょか)をもらう。 |
P他人の著作物(ちょさくぶつ)を使用するには、許可を得なければいけない。利用したら、「引用」をページに書く。「引用のしかた」 [著作権(ちょさくけん)とは作品を作った人が持っている権利:小説、論文、音楽、絵画、映画、写真、パソコンソフトほかのプログラムなど。] Qインターネットで写真を使うときは、うつっている人にも肖像権(しょうぞうけん)があるから、許可(きょか)をもらう。 R著作権(ちょさくけん)フリーのソフトウェアは、無料で自由に使うことができる。 S 著作権(ちょさくけん)はつくった人が死んでも、50年はのこっていることを知る(日本)。学ぼう著作権 (CRIC公益社団法人著作権情報センター) |
5.インターネットと本物のちがいを知ろう 人や本とも交流(こうりゅう)をする ■公共的なネットワーク社会の構築 ○インターネットの特性を知って使う。 |
Pインターネットのはまりすぎ、やりすぎに注意(ちゅうい)する。 Q人にきいたり、本からも調(しら)べることができる。 Rそれぞれのいいところをうまく使って、人や情報(じょうほう)とつきあっていくことができる。
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●インターネットだけでなく、いろいろな方法で調べたり人と交流することができる。 ●チャットや掲示板(けいじばん)ではマナーをまもり、迷惑(めいわく)をかけないようにつきあう。先生かおうちの人と一緒(いっしょ)のときだけ使う。 ●いろいろなメディアから進んで正しい情報を集めるようにする。 |
○は「インターネットの利用5か条」東京都
■は「情報モラル指導カリキュラム表の5目標」文部科学省
情報モラルとは「情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方と態度」
のことである。<文部科学省>