美術・文化財の鑑賞(かんしょう)学習
〜Have an Apprecation of Cultural Properties〜
 美術のネット学習<e-Learning>

この学習について

 美しい自然や歴史・伝統に基づく文化芸術(ぶんかげいじゅつ)は,人々に精神的(せいしんてき)な豊かさや感動(かんどう)を与えるとともに,人々のコミュニケーションを活発化(かっぱつか)し ,生きる勇気と喜びをもたらす普遍的(ふへんてき)な力を持っている。
 我が国も,伝統文化から現代文化まで多様な文化芸術を振興(しんこう)し,文化力を高め,心豊かで活力にあふれた社会を実現していくことが必要である。あわせて,国際文化交流(こくさいぶんかこうりゅう)を推進(すいしん)することによって,我が国についての理解を促進(そくしん)し,イメージの向上を図るとともに,文化芸術を通じて世界に貢献(こうけん)する必要がある。
■「文化芸術の振興に関する基本的な方針の見直しについて」(平成19年2月2日)
文化芸術の振興に関する基本的な方針−文化芸術資源で未来をつくる−
 (第4次基本方針)(平成27年5月22日閣議決定)
Logo of the Agency for Cultural Affairs
出典:IPA「教育用画像素材集サイト」 http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/
牛乳を注ぐ女
ヤン・フェルメール[オランダ 1632-1675]
アルルの跳ね橋
フィンセント・ファン・ゴッホ[オランダ 1853-1890] 
はじめに、日本の文化財(ぶんかざい)から始めて、好きな様式(時代)や
作者(作品)について見たり調べたりして、その感想をワープロでまとめよう。
*美術作品や文化的工芸品を勉強すると、歴史が生き生きとしてきて、学習に興味を持つことができます。
Working with works of art and cultural artifacts can make history come alive and generate excitement about learning.


ステップ1 [学習みつけ]

(1)日本や世界の美術について自分で調べて、好きな作品や作家を見つけよう。
課題1:図書室なども使って、美術の歴史について学ぼう。

ステップ2 [情報あつめ・せいり] 

課題2:日本の文化遺産(ぶんかいさん)を見て、どんなものがあるか学んでみよう。

文化遺産オンラインCultural Heritage Online(文化庁・総務省)

朝顔沈金(ちんきん)吸物椀 輪島塗
出典:IPA「教育用画像素材集サイト」 http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/

  1. 時代から好きな時代をクリック(チェク)したらクリック
  2. 分野から好きな分野をクリック(チェク)したらクリック
  3. 文化財体系から好きな種類クリック(チェク)したらクリック
  4. 地図と条件から都道府県や時代・作家名などで検索(しらべる)
  5. 美術館・博物館を検索都道府県や館名などで検索(しらべる)
  6. 文化遺産データベース条件を入れて探す(しらべる)
○日本人としての自覚を持ちつつ国際社会で活躍する人材や地域文化の担い手を育成するためには,学校や地域において,子どもたちが身近に伝統文化や現代の文化芸術に触れる機会の充実が必要である。<文化芸術の振興に関する基本的な方針:文化審議会 平成19年2月>

その他のインターネット利用

コース1:日本の文化財 京都国立博物館 日本の美術館、博物館、科学館、歴史館、郷土資料館、記念館等のミュージアム・リンク集  

コース2:西洋の美術 サルヴァスタイル美術館〔展示室1〜6〕近代美術と現代美術のアーティスト名鑑 インターネット美術館アートatドリアン〔ルネッサンス以前〜〕

コース3:ゴッホの生き方 Biography of Vincent VAN GOGH(Impressionism and Impressionist Painters ) アートatドリアンのゴッホ インターネット美術館ゴッホ フリー百科事典フィンセント・ファン・ゴッホ - Wikipedia


ステップ3 [学習まとめ ・わかり]

課題3:すきな美術館へ行って、気に入った絵を「鑑賞レポート」のためにワープロにはりつけて、紹介文や感想文を書こう。
*文化財オンライン(文化庁・総務省)のページは写真がはれませんので、別の美術館へ行きましょう。
(1)ワープロを開いて、題や『○○の鑑賞』、自分の学年、名前を書こう。

(2)右上の「最小化」をクリックして、インターネット美術館、博物館へ行こう。
(3)好きな作品写真の上で「右クリック」したら、[コピー(C)]をクリックする。
(4)下のタスクバーをクリックしてワープロ画面を出し、作品を貼りたい場所をクリックしたら、[編集(E)](「右クリック」)→[貼りつけ(P)]をクリックする。
 時代や作家の説明や自分の素直な感想をワープロで書こう。
(4)はり付けた絵を見やすいようにドラッグで動かしたり、大きさを変えてレポート(感想文)をまとめよう。文は5行以上書きましょう。
自分の名前や、感想だけでなく、●作者名●作品名●説明●引用サイト(アドレス)を必ず書こう。<引用のしかた>
デザイン:文字と絵の並べ方(レイアウト)や文字の色や大きさなどを工夫して、人に伝えやすくまとめよう。

(5)先生にOK をもらったらマイフォルダ(ジャストスマイル)にほぞんして、印刷(いんさつ)しよう。


ステップ4 [学習つたえ・いかし]

(1)できた作品を発表し合い、印刷(いんさつ)したものを教室に展示しよう。

課題4:他に、いろいろな時代や国の美術についてもっと調べてみよう。美術鑑賞は翻訳(ほんやく)がいらない国際理解(交流)の学習です。

学習発表:On-Line Exhibit
<江戸川区宇喜田小学校5年生>5th Grade
ゴッホの絵を見て (5年)
日本の文化遺産 (5年)


お便り交流コーナー(この学習をした人の感想です)


■文化庁のロゴLogo of the Agency for Cultural Affairs
3つのリングは、文化と芸術の創造を促進し、伝統的な芸術(文化庁)を保存し伝え、
そしてそれらの活動の発展に努力する人々の姿勢(スタンス)を表現します。
<文化庁>
The three rings thus express the stance of people who strive to promote the creation of culture and arts and to preserve and transmit traditional arts (the Agency for Cultural Affairs) and the expansion of their activities.<AGENCY FOR CULTURAL AFFAIRS>



ネット学習のステップ

(1)学習みつけ       
(2)情報あつめ、せいり  
(3)学習まとめ、わかり  
(4)学習つたえ、いかし  

問題をつかむ 〔課題の発見〕
問題の分析 〔収集・判断〕
問題の解決 〔処理・表現〕
問題解決の交流 〔伝達・発信〕
Contact Us:メールはこちらまで。ご意見やご感想をお待ちしています。 

◇学習発表リンク

◇教師用サイト:Teacher Resource Site

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制作:Art e-Learning Center 更新:2017/8/1