第二十九話 〜ヒトソラシvsザイコー〜
前回、ブルマが作った改良ポタラにより、6戦士が融合し、究極の生命体「ヒトソラシ」が誕生した。その強さは、ザイコーに対し、片足で互角以上というほどであった。
ヒトソラシとザイコーは空中に浮かんでいる。
ブルマ 「ヒトソラシは、なんで、一気に倒しちゃわないの!?」
「この改良型ポタラは、急いで作ったからどんな副作用が起きるかわからないのよ!」
「しかも、融合していられる時間も分からないし。」
ヒトソラシは、ザイコーに飛び交いまたもや、片足で、蹴り飛ばす。
ザイコーは、地上へと吹き飛ばされるが、すぐに起き上がる。
ザイコー 「このオレが宇宙最強の生命体なんだ!!」
「キサマなんぞに!キサマなんぞに!!!」
ザイコーは、気を溜め始める。
暗雲が空を覆い、地球全体が震える。
デンデ 「地球が・・地球がザイコーのパワーに耐えられない!」
「はやく!倒してしまわないと!!」
地球上の至るところで、建物は崩壊し、稲妻が、空からほとばしる。
さらに竜巻が発生し、山々は火山を噴火する。
ヒトソラシ 「まずい!!ちょっと遊びがすぎたか!?」
そのとき、ザイコーのパワーアップが止む。
ザイコーは、何も言わず、ヒトソラシへと突進し、パンチを繰り出す。
ヒトソラシもそれに応じ、パンチを繰り出す。
2人の拳がぶつかり合い、凄まじい衝撃が起こり、2人の身体を竜巻が包み込む。
ヒトソラシ 「なかなかやるじゃないか!」
ザイコー 「・・・」
ザイコーは、いきなり、地上へと、気の塊を放つ。
ヒトソラシ 「ああっ!!」
ザイコーの放った気弾は地球へと直撃し、大地が震える。
そう、フリーザがナメック星へと攻撃したときのように
ヒトソラシ 「まずい!!」
ザイコー 「ハハハハハハ!!!まもなくこの星は爆発し、消滅する。」
「キサマは、その爆発で死んでしまうのだ!」
「オレは、何度でも再生、復活できる!」
ヒトソラシ 「爆発ごときで、オレが、死ぬとでも思っているのか?」
ザイコー 「たとえ、爆発に耐えられたとしても宇宙空間で、呼吸ができないぞ!
きさまは、それでも生き延びられると思っているのか?」
ザイコー 「はっ!?まさか?」
ヒトソラシ 「気付いたか?」
「そうさ、オレは、6人による融合戦士。そしてその中の悟天とトランクスは、神龍の願いにより永遠の命。すなわち不死のチカラを得ている。」
ザイコー 「そうか・・・なら、死ぬということは、ないわけだな。」
ナレーション:ザイコーの攻撃により、まもなく地球は消滅してしまう。
ヒトソラシは、ザイコーを撃破し、地球の消滅を食い止めることができるのだろうか?
全く、展開が読めないAF!次回を待て!!
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