第十九話 〜ゴテンクスとピッコロ、部屋へ入る〜

前回、悟空の家の前に怪しい人影が、迫っていた。

悟天は、修行に疲れ、自分の部屋で、眠っていた。

怪しい人物は、悟空の家へと侵入し、悟天の眠る部屋へと入る・・。

怪しい人物は、ブロリーであった。

ブロリーは、気の塊を作り、悟天へと、放とうとしたが、
それを止めた・・。

ブロリー「・・・・ ・・・。」

ブロリーは、何もせずに、悟天の部屋を出、立ち去った・・・。
ブロリーの脳裏には、神龍の願いによって抑え込まれた、孫一家への恨みが、まだ葛藤しているのかもしれない。

悟天「ふわぁああ、よく寝た〜〜。」
「なんか、ダレか来たような気がしたけど、まいっか。」
「さて、また修行しに行かないと。」

悟天は、仕度し、神殿へと向かった。

ちょうど、その頃、精神と時の部屋で修行していた悟空らが出てきた

ポポ「次は、ダレがはいるか?」

悟天「ボクと、トランクスが入るよ。」
トランクス「ああ」

ピッコロ「オレも入る、悟天、トランクス、きさまら、融合するんだ」
悟天「ええ〜、ピッコロさんも?」
トランクス「まあ、いいじゃねえか、フュージョンするぞ」

−悟天とトランクスが、融合する−

ゴテンクス「おっけ〜〜、んじゃ、はいろうぜ!」

未来トランクス「悟飯さん、修行はどうでしたか」
悟飯「へっへ〜〜、バッチリ、バッチリ!」

−場面は変わり、宇宙船で宇宙にいるザイコーへと−

ザイコーの宇宙船は地球の1000倍の重力。ここで、ザイコーは
修行&休息を取っていた。

ザイコー「ここは、どの辺りだ?」

宇宙船コンピュータ「北銀河ミルクウェイ中、冥王星カラ69マイル地点デス」

ザイコー「そろそろ約束の期限だ。地球へ移動しろ」

宇宙船コンピュータ「了解シマシタ」

ザイコー「地球へ向かう間に暇つぶしに鍛えるか・・。」
「重力を10000倍にしろ」

宇宙船コンピュータ「了解シマシタ」

−場面は、ブロリーのもとへ−

ブロリー「・・・ ・・・・ザイコー・・・。」
「ヤツを倒すにはあの方法しかない・・・。」

ブロリーは、神殿へと向かった。

−神殿−

ブロリー「・・・ザイコーと戦うに、オレに考えがある。」
悟空「なんだ?考えって?」
ブロリー「タグゲームというのをやろうと思う。」
ベジータ「ほう、タグゲームか・・」
未来トランクス「それは、どういったゲームなんですか?」
ブロリー「惑星ベジータの子供たちの間で、流行ったゲームです。」
「わかりやすく言えば、本気の鬼ごっこという感じだ」
悟空「おもしろそうだな!」
ベジータ「ここじゃ、できんな、移動するぞ。」
パン「アタシも行く!!」
未来トランクス「えっ?」
「パンちゃんは、まだ、ダメだよ〜〜」
ビーデル「パン、わがまま言わないの」
悟飯「もう少し、大きくなったらね、わかった?」
パン「はぁ〜〜い。」
ブロリー「では、行くぞ」

一同は、広い場所へと、移動する

−場面は、部屋で修行しているピッコロたちへ−

トランクスと、悟天は、睡眠を取っていた。

そのとき、辺りを大きな音が包む。

悟天「!!?」
トランクス「なんだ、今の音?」

2人は飛び起き、ピッコロを見て驚く。

ピッコロは全身を氷に包まれていたのだ。

悟天「ピッコロさん!!!」
トランクス「ど・・どうしらいいんだ!」
悟天「うわ〜〜ん、ピッコロさんが、死んじゃった〜」

ピッコロ「はあっ!!」

ピッコロを包んでいた氷が、弾け飛ぶ。

ピッコロ「・・・ ・・・。」

トランクス「あっ!!」
悟天「よ・・よかった〜、ピッコロさん、生きてた!」

ピッコロ「いいか、きさまら・・きさまらは、まだ、精神的に未熟だ。
どんな状況下においても、精神を乱すな!冷静になるんだ!
オレは、きさまらの甘ったれた、精神をも鍛えなきゃならん。」


ナレーション:悟空らは、惑星ベジータに伝わるゲームで修行を、ゴテンクスらは、精神と時の部屋で、修行を。この日、この時、この時分、ザイコーも同時に修行している。彼らの努力は、報われるのであろうか?

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