夫の思い


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乳がんと聞いてどう思った?
最初、病院を出た時にころんが「ごめんね、乳がんだったよ」と言ったときのことは
今でもはっきり覚えてるよ。
でも、なんか大変なことなんだとは不思議と感じなかった。
手術をしたら必ず治ると思ったし、ましてそれが原因で、この先ころんがいなくなる
事が考えられなかったので、楽観的だったと思う。

調べたことや知りたかったこと
人に聞いたことは特になかった。病院の本や病気の本は少し読んだ。
特に何を知りたかったということはなかったけど、手術の仕方は気になった。

入院中思ったこと
入院中は家族がばらばらだった(子ども=実家・夫=自宅)から、今まで当たり前だった
生活が全くなくなってしまったので、その存在が大切に思った。
入院中ころんは一人で寂しいだろうなと思った。

私は変わった?
特に変わってないと思うよ。

再建手術は必要だと思う?
必要かどうかは、わからない。男にはないものだから実感がない。
でも、ころんがやりたいと思うならやったほうがいいと思ったし、それが当たり前だと
思った。

傷や脱毛を見るのはつらい?見たくなかった?
傷は手術後、主治医の説明のときにはじめて見た。そんなに変わってないなと思った。
脱毛も説明を聞いていたので、本当に抜けちゃったなと思っただけ。

ころんが病気になって、何か変わった?
何も変わらない。ころんも普段は元気なので、つい病気のことは忘れてしまう。
でも、本人は無理して元気にしているのかもしれないけどね。


夫に、何か書いてといったらアンケートのほうが書きやすいといったので
このような感じになりました。
この中にもありますが、夫は心配しつつも普段どおりに接してくれるので私も元気に
振舞えます。気持ちはとても楽です。
入院中、夫は毎日お見舞いに来てくれました。
不安で泣いてしまうときには、だまって抱きしめてくれました。
主人がどーんと構えていてくれたことで、私の不安も解消されたのだと思います。
結婚して10年。こんな病気になってしまって申し訳ないと思うけれど
主人がいなかったら、こんなに元気に笑って病気と向き合うことはできなかっただろうな
そう思うと結婚しといてよかった!とも思うのです。えへへ。
つめきりの場所さえ分からないあなたを一人にはできないよ。
まだまだ、しぶとく生き抜くよ。
これからも、手をつないでいてね。

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