姉の想い

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母から、妹のしこりの話を聞いた。がんという言葉は思い浮かばず
乳腺炎かな?と軽く考えていた。
その後、告知を受けたと聞き、嘘でしょ?と思った。
時間とともにドキドキしてきた。どうしよう。
ネットで、乳がんの症状・ステージ・体験談を調べた。
病院のリストを出し、どこが良いか考えた。
入院が決まり、だんだん不安になる。
病気、信じられない。死んじゃうかも…
ガン=死 そう思った。
子供たちはどうするんだろう。費用はどうするんだろう。

乳房の全摘と聞いて
温存法は知っていた。ステージによって全摘と書かれていたので
病状は進行していることを知った。
生存率も調べた。
再建勧めようと思った。
理由は、精神的なこと。見かけではなく心の問題。
乳房を取ることは、女として惨めな気持ちではないかと考えた。

告知のとき
先生からの告知は、聞こうと心の準備をしていた。
色々考えすぎていたから自分の耳で結果を聞いて
落ち着きたかった。
患者本人から、聞きに来ないでと連絡があった時
どうして?と驚いた。
自分と妹は、最悪のことを考えて感情的になっていた。
患者は、冷静すぎて怖かった。
結局、聞くことになったが、
患者が嫌がっているのに本当に聞くべきか迷った。
でも、私が聞いてしっかり支えてあげなければと思った。

告知を聞いて
何があっても支えてあげられるのは自分達しかいない
と思った。
やっぱり泣いてしまった患者を見て
本当に聞いて良かったのかな、結局何もできない
情けない気持ちだった。

患者との温度差
あまりにも冷静を装われると、痛々しい感じがして
それもつらい。
患者の冷静さと、自分達の焦りに温度差があり
とまどった。
でも、それぞれの立場にはなれない。本当の気持ちは
本人にしかわからないと思う。

日々の生活の戻った妹へ
普通の生活に戻ってみると、死んでしまうかもという不安は
なくなり、本当にガンなのかなー?と思ってしまうけど
本人はきっと、いろんなことを考えたり
不安になったり、泣いていないかと
ふと、考えています。

30分の1  乳がんについて
周り(家族)に、乳がんの人がいなかったので
まさか自分がとは考えなかった。
乳がん検診について
婦人科の先生に言葉で傷つけられた経験があるから
医師への不信感がある。
女性の先生だったら、行くかもしれない。
検診へ行こうと思う気持ちの変化

妹の乳がんを知る前 30% 機会があったら行こうかな
知ったとき 100% 自己検診をした
治療中 100% 
術後1年 50% 行かなければとは思う
良い医師がいれば行きたい

姉へのアンケートを私がまとめました。
トントン、ありがとう。

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