妹の想い

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乳がんと聞いて
何を思ったんだろう…ただただショックで泣いていた。
命にかかわることだから。それが頭にあった。
知りたかったこと、調べたこと
どこまで進行しているの?手術法は?手術後の治療は?
乳がんってどんな病気なのか、体験談などを
本やインターネットで調べた。
乳がんについて
それまで乳がんについては,ほとんど無知だった。
しこりができる、おっぱいを切除する‥そのくらいの知識しか
なかった。
手持ちの本(女性のBODYブック)の中でも、読まずに飛ばしてしまった
ページでした。
30歳から検診が受けられることは知っていた。
以前勤めていた会社にも、年1回
検査のできる病院と申し込み用紙が回覧されていた。
病気を知る前・現在、検診へ行こうという気持ちは
0%→50%くらい。
やっぱり、怖いという気持ちが大きい
でも、お風呂の中で自己検診をするようになった

患者や家族のために、病院の一室にでも
HPや本(資料)を無料で見られる場所があったら良いと思った。
ころんへの手紙
闘病中、私の前ではよく笑ってたね
なんで?無理しなくていいよーってずっと思ってた。
でもある時、「私の中では好きなようにさせてもらってるよ」
って手紙で教えてくれた。
初めて私の前で弱気になったのは、抗癌剤が始まった時。
だけど、そのつらさは想像してもしきれなくて
無責任に「やめていいよ」なんて言えなくて
結局何もしてあげられなかったね。
無理しないで泣いていいよって、ずっと思ってたのに‥
そう思うと、笑っててくれたころんに助けられたのかな
今でもずっと心に引っかかっていること
それは、一緒に告知を受けたこと。
本当に良かったのか‥あんなに強く自分の気持ちを押し付けて。
ころんには他にも考えなきゃいけないことがあっただろう
ころんのことを想うなら、ころんの気持ちの通りにしてあげるべきだった。
ただあの時は、家族なのに姉妹なのに
突き放されたようにしか受け止められなかった
結果を聞いて、廊下で一人泣いていたころんにも何も言えず
帰ってきてしまった。
今でも、聞きたいか聞きたくないかといえば、聞きたいって言う
だから後悔ではないけれど
突っ走ってしまった自分に、反省です。
私も、ころんのHPを見て初めてころんの想いを知った部分もあったから。

定期的な検診、これからも長く付き合っていかなければならないね。
不安はいつもどこかにあるよね。
今、何もなかったように生活しているけど
微力だけど、私はいつも ずっと ころんの妹としてここにいるよ。
もう少し、おばさんになったら3姉妹で温泉めぐりをする夢
絶対叶えようね!

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