乳がんとは？ ホーム

乳房の仕組み 乳房は、皮膚・脂肪などの皮下組織・乳腺の3つから成り立っています。乳腺は、母乳を分泌する小さな腺房からなる小葉と、小葉で作られた母乳を乳頭へ運ぶ乳管から成り立っています。その乳管内部の細胞が悪性化し、増殖したものが乳腺の腫瘍、乳がんです 乳がんのできる場所 乳がんは、乳腺のあるところなら、どこにでも出来る可能性があります。基本的には、乳腺の分量に比例して上外側（腕側）に出来る人が多いといえますが、副乳（わきの下の付け根辺りにある乳房のなごり）にできることもあります。 ＊私の場合、内側上部にできました。 全国乳がん患者登録調査報告 平成7年症例　1999より 乳がんになりやすい人 乳がんはどんな人でもなる可能性があります。 特に重要な危険因子はいくつかありますが、多い人が必ず乳がんになるというわけではありません。逆に、ゼロだからといって絶対に大丈夫だとはいえません。 私の場合、当てはまるといえば体型？（50歳以下ですが）と、一人目の授乳時（2人とも母乳育児）乳腺炎になったことの2つです ■危険因子 ・年齢40歳以上 ・初産が遅い、又は経験がない ・乳房の病気にかかったことがある ・家族に乳がんの人がいる ・肥満（特に50歳以上） ・エストロゲンやプロゲステロンなど、ホルモン剤を使ったことがある 乳がんの症状 乳がんの多くは痛みがありません。 自分で気づくのは、しこり・乳頭からの分泌物・皮膚の炎症などがあります。乳がんのしこりはコロコロとした感じではなく周囲に根を張って動かないような特徴があります。乳房の皮膚の一部分がつ引きつれ、外から違いがわかることもあります。えくぼのようなくぼみです。くぼみはしこりも真上やすぐ横にできることがありますので、気づいたら周りにしこりがないか注意してください。しこりに気づいて1週間しても小さくならないようなら検査を受けましょう。 血が混じったような分泌物が出る場合も要注意です。

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