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TP15-FJK05 MA-1 COACH JACKET |
MATERIAL : Shell - NYLON 100% / Liner - NYLON 100%
COLOR : NAVY
PRICE : 24,000yen + tax |
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K:これは完全に僕の天の邪鬼な所が出たアイテムですね(笑)MA-1は去年から今年にかけて、今年は特に"当たり"のアイテムって言われてて、今季はかなり多くのブランドでMA-1を出してると思うんですけど、僕としては去年出したリバーシブルのMA-1がかなり傑作だと思ってて。
それを踏まえて今年もMA-1の形でリリースするには、去年とはまた違った面白い事をしなきゃいけないし。実はちょっと考えていた企画もあったんですけど、いい生地がみつからなかったんで、じゃあもうMA-1はやめようって(笑)
それでMA-1の生地、MA-1の配色でミリタリーとは全く違うテイストのアイテムを作ろうって事で、コーチジャケットにしちゃいました。 |
C:生地感とか配色は思いっきりド定番のMA-1ですよね。 |
K:そう。特にOLIVEの方は完全にズバですね。もちろんこれでMA-1作ったって面白くないし、ALPHAとかで安くていい物もあるし。 |
C:確かにそうですよね。 |
K:去年はMA-1の形で素材とかディティールをMA-1っぽくない感じにして、今年はMA-1の素材で形をMA-1とは対極にあるようなデザインにした感じですね。 |
C:ディティールの部分でポイントはありますか。 |
K:コーチジャケットって基本的にはペラペラのナイロンでチープなイメージってあると思うんですけど、せっかく作り込むので、そのチープ感をなるべく排除しようと。
もちろん基本は凄くシンプルなアイテムなんで、細かい所だけですけど、袖口は単にゴムで絞るだけだとどうしても安っぽくなりそうだったんで、ここはしっかりと作って、後は裾のスピンドルが普通のコーチジャケットだと、左右両方とも端から紐が出てくるようになってると思うんですけど、それだと合わせが重なって縛ると形が悪くなるんですよね。それで1枚目の画像の裾の部分をよく見てもらうと判ると思うんですけど、片側だけ合わせ目の分ずらして紐が出てくるようになってます。
それと生地選びには拘ったんで、光沢と落ち感を強調出来るように中綿を入れないで、ストンとしたシルエットになるようにしました。 |
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