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今回で3回目となるCRIMIE×CHORD NUMBER EIGHT×CLINKのコラボ企画。
昨年のWネームアイテムのリリースに続き、2015年から新たに"W.A.Y."として合同カタログを発表したCRIMIEとCHORD
NUMBER EIGHTの2ブランドのMIXスタイリングを、CRIMIEのカタログモデルでCHORD NUMBER EIGHTのディレクターでもあるKOJI氏が自らモデルとして着こなしたCLINKオリジナルのスタイリングカタログを撮影。
更にCRIMIEデザイナーであり、REALIZE WORKS C.E.O.のYONHO氏も加え、スタイリングや新作アイテムのポイントを語ってもらった独占インタビューも同時掲載したファン必見のスペシャルコンテンツ。WEB限定の完全独占公開です! |
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CLINK(C):まずこの企画も3回目になったんですけど、今回は今まで以上にスタイリングの段階から俺とKOJIくんで結構しっかりミーティングして、いままで一番多い全部で20スタイリングを2日がかりで撮影したんですが、まとめて見てみてどうですか? |
KOJI(K):今回は春夏って事もあるんですけど、全体的には秋冬に比べると少し緩さというかちょっと力を抜いた感じが出てますよね。それでもちろんその中にCRIMIEらしさ、CHORDらしさも出てて。
その辺の「らしさ」はちゃんとありながらも今回"W.A.Y."に載せてるスタイリングとはかなり違う色も出てる。王道のアメカジだったり、ちょっとリラックスしたストリート感のあるスタイリングとか。
そこがclinkらしい切り口って部分だと思うんで、そういう意味でもまさに「CRIMIE×CHORD#8×CLINK」っていう他には無い物が出てるんじゃないかと思います。 |
YONHO(Y):実際にブランドとして打ち出すイメージだったりスタイリングっていうのはあくまで「提案」であって、着てくれるユーザーさんを縛る物では無いんだけど、今はちょっとそのブランド側が提示するルールに沿ってないとNGみたいな風潮があって。本来ファッションって自己表現であって、ブランドのルールよりも、着る人それぞれのマイルールが大事だと思うんですよね。
CRIMIEとしてもそういう部分でいろんなTPOだったりライフスタイルに対応出来るような幅を持たせたアイテム展開をしてるんで、そのあたりをうまく引き出してもらってるなぁっていうのはありますね。 |
C:これは毎回この企画をやる時に考えてる所ではあるんですけど、ブランド側から出てくるイメージだったりスタイリングていうのは、そのブランドが提案してくるスタイルのエッジ(先端)の部分だと思うんですよね。
そのイメージとか世界観みたいな物をこのページみたいにお客さんに伝えるのはそのブランドのディーラーとしてやらなきゃいけない事だと思うんですけど、もう1つ別の角度で、ディーラーとしてではなくてショップとしてどんな提案が出来るかなって所ですよね。 |
Y:基本的にはそのシーズン毎のテーマとか打ち出したいイメージが常にあるんで、カタログのページ数とかの制約もある中だと、どうしても出せる物に偏りが出ちゃうんだよね。
例えばこの終盤のセットアップみたいな、夏らしい抜け感のあるスタイリングがあって、でも同時にこのSTYLING 03とかSTYLING 05みたいな物もある。
こういうカタログだけではなかなか表現しきれない所も含めて幅広い提案をして貰ってるんで、ブランドとしてありがたいし、今言われたSHOP的なアプローチというか、ユーザーさんに伝わり易い形になってると思うんで、凄くいいですよね。 |
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C:そしてさっきから出てるカタログのイメージ提案っていう所では、今季から"W.A.Y."という形でこれまでとは違う打ち出し方になりましたよね。今回はCRIMIEとCHORD
NUMBER EIGHTの2ブランドで、次の夏版ではそれにSILLY GOODも加わるという事で。 |
Y:そうですね。 |
C:その"W.A.Y."をスタートさせた理由と、その目的というか、そこでYONHOさんが表現したい事を教えてください。 |
Y:きっかけは結構シンプルなんですけど、REALIZE WORKSとしてCRIMIE以外にも複数のブランドのクリエイションをしていく中で、KOJIとかKZ(SILLY
GOOD)達とミーティングしたりとか、その中でのちょっとした雑談なんかも含めて、今の会社の中での会話が単純に楽しいんですよ。例えば「このデザインいいじゃん」って言ったら、もう一人が「でもここをこうしたらもっといいんじゃね?」みたいなのとか。
KOJIもKZ(SILLY GOOD)もアーティストなんで、その表現力とかクリエイターとしての可能性っていうのを凄く感じるんですよね。それをなるべく純度が高いまま伝えたいというか。例えば雑誌でCRIMIEの特集を組んでもらった場合、その雑誌のテイストに合った見せ方ってあるんで、どうしても純度100%にはならないんですよね。
じゃあいっその事、自分達で雑誌を作る感覚で、それを伝える所までアイテム作りと同じ様にちゃんと打ち出していこうと。そんな感じですね。 |