午前中は朝食のあと、又一城の映画館へ。映画を見る前に先月買いそびれたボックスセットを迷わず購入。今回はこれがあだとなってしまった。ははは。
その後、上環と尖沙咀で買物。引き続き旺角へ行き、生写真やらCDやDVDを購入。今回は旺角であのボックスセットがどこの店でも売られていた。おそらく彼の追加公演に合わせて再入荷していたんでしょう。思っていた通り旺角の方が断然安かった。差額でもう1枚CDが買えたわ。はあ。
香港では定価はないに等しい。いろいろ店を回って安いのを探すのも必要。香港での買物はなかなか難しい〜
一旦ホテルに戻り荷物をおいて、友だちとの待ち合わせの場所へ。少し時間があったので、行き掛けにCD屋に立ち寄ってユニバーサルのコンピレ−ションアルバムを購入。これは安い買物をしました。
一度しか会ったことのない彼女にちゃんと会えるのだろうかと不安だったけど待ち合わせ場所には彼女が1人でいたので無事に会えました。6時15分の待ち合わせのところを5分遅れて到着した私。他の友人はどうしたのかと聞くと、「6時にもうクリスが会場入りしてしまったからみんなそれぞれ帰ってしまった」という。え〜っ!もう入ってしまったのか。どうも私には入り待ちの『縁』はないみたい。彼女自身も仕事の帰りに駆け付けたので会えなかったそうです。
16日にサイン会、18日に誕生会があったので、夕食を食べながらその時の写真を見せてもらいました。冗談半分で「サイン会があるなら私の分ももらってきて!」とメールをしたら、本当に彼女の友だちがもらってきてくれたそうです。
まだ現物を受け取っていない内から興奮状態。彼女はカラオケ屋にあったポスターをもらってきてくれたり、クリスの記事が出ていた雑誌も買っておいてくれた。あ〜ありがたい!
彼女が用事があって行かなくてはいけないので、別のクリスファンで日本語のわかる子が来てくれた。みなさん、私のために交代で面倒を見てくれてるみたいです。申し訳ない!そのあとにも2人やってきて、みんなで会場に行ってリハーサルを聞く事ことにした。
私たちがドアに耳を当てて聞いていると、他にもまた遅れて数人がやってきた。みんな仕事帰りに次々とやってきているようです。人が来る度に取り敢えず挨拶をする。一応事前に聞いていて私の存在は知っていたようです。
この日が誕生日だという子が遅れてやってきた。彼女がチケットの手配をしてくれていたし、サインまでもらってくれたというので、用意してきたプレゼントを渡しました。そしてチケットとサイン入りの写真を受け取ると、思わずその場で叫んでしまった。だってしっかり名前入りだったんだもの!
それに彼女はサインをもらう時に私のことをクリスに話したようです。「今度のコンサートの時に日本からファンが見にくるのよ」と。
彼は歓迎すると言ってくれたみたいだし、「彼女は広東語ができるのかな?」と聞いていたそうです。私はクリスが私の存在を知ってくれただけで大感激!
リハーサルを聞くというのは初めてのことだったけど、なかなか面白かったです。同じ歌を何回も歌ってみたり、はじめからやり直してみたり。観客のいない会場ではすごく音が響くようで、歌い上げる時は声がすごく通って聞こえてぞくぞくしちゃいました。実際に香港人たちも「サイコ〜!」「たまんないわ〜」と叫んでいた。(笑)ファンというものはいずこも同じですね。
時々しばらく音が聞こえなくなると、「休憩かな」「水でも飲んでるのかな」「トイレかもよ」などと勝手に想像してわいわい楽しんでました。
11時を回った頃だろうか、だんだん皆も疲れてきて座りこみ始めました。
私も日本から持って来た「fai」のクリスの写真を見せたり、お菓子を配ったりしてました。誰かが写真を撮りたいと言い出し、今度は写真大会。
またしばらく音が聞こえなくなると、「そろそろ終わりかな」と楽屋口をチェックしてました。何度かそんなことをして、やっと12時を過ぎて、ワゴン車が楽屋口に横付けされました。みんな慌てて楽屋口に向かうと、スタッフなども出て来て本当にリハーサルが終わった様子。いよいよクリスが出てくるのを今や遅しと緊張しつつ待ってました。
10分ぐらい待っている間、誰かが「クリスに彼女が日本人だって教えてあげようね」と言ってくれました。やっとクリスがスタッフ数人と出て来た!
キャップ帽をかぶり、オフホワイトのフリース姿。すぐに車に乗り込みそうな雰囲気だったけど、今度は10人以上いたので、ちゃんと大声を出して何とか呼び止めて、「渡すものがあるのよ〜」と言ってこっちに来てもらいました。誰かが「日本人が来てるよ」と本当に言ってくれた。私もすっごく緊張していたけど、何とか自分でも声を出さなくちゃ、と勇気を出して、「日本から来ました〜」と言い、持っていたプレゼントの紙袋を見せました。クリスはまっすぐに私のところに歩いてきて、プレゼントを受け取り「多謝!(ありがとう)」と一言。その後ほんの1〜2秒のことだとは思うけど、2人で沈黙して見つめ合ったまま。そしてクリスがちょっと照れ笑い(?)しながら「何て言っていいかわかんないよ〜」と言いました。この姿がとっても可愛かったです♪
絶対に直接サインが欲しいと思っていたので、写真を取り出して、「サインが欲しいんですけど、いいですか?(好唔好?)」と言うと、私が言った言葉を真似るかのように他のファンたちに「いいかな?(好唔好?)」とお伺いをたててました。もちろんみんなはいいと言ってくれたし、クリスも快く応じてくれました。私の隣の子が「ほら、名前!」と言うので名前を言うと、クリスは「はあ?!」と聞き取れなかった様子。どうやら私の名前は外国人には聞き取りにくい名前らしい。昔から外国人にはなかなか覚えてもらえなかったのよね。しょうがないので綴りを言ってちゃんと名前を書いてもらいました。
あ〜みんな何ていい人たちなんだろう!そのあとしばしクリスは他のファンたちのサインなどに応じていたので、その間に私は横から写真を撮ってました。断りもなく撮るのはどうかと思ったけど、何と言っていいかわからず勝手に撮ってしまいましたが、クリスはもちろんスタッフからも怒られなかったです。
他の子たちも写真を撮り始め、クリスはカメラに気がつくとちゃんとそっちに目線をくれます。私も一度目線をもらったのですが、シャッターのタイミングが合わず失敗!クリスはとてもフレンドリーな人だったし、優しかったです。握手した手すら優しく感じました。ふわっとしてましたよ。手はちょっと小さめかも?!最後は笑顔で手を振って帰って行きました。
この夜は興奮状態でなかなか眠れなかったあ〜初めて直接クリスに会って、ほんの少しとはいえ言葉を交わすことができたんだもの!当然話しをしてる間はクリスはこっちを見てるわけで、あの大きな目で見られるとかなり緊張します。クラクラしそうになりました。