■冥王神話 NEXT DIMENSION
「Part99 サーシャ」ツッコミ&感想
(2021年6月24日発売・週刊少年チャンピオン30号掲載)
(注意)
・このツッコミはネタです。実在の人物・団体等とはいっさい関係ありません。
・強度の毒舌が苦手な方は閲覧の際に副作用として痒み・発疹・アレルギー反応が出ることがありますので十分ご注意ください。
■論点その1:まさかこの期に及んで過去アテナが出てくるとは!
- ビックリした!!!めちゃくちゃビックリした!!!
- 前聖戦のアテナはまだ降誕してないって今まで散々言われてたから、てっきりまだ産まれてないんだとばかり思ってたら、まさかもうとっくに産まれて天馬と同世代だなんて、超予想外だよ!!!
- (一応サーシャが前聖戦のアテナだっていうのはもう確定で良いんですよね、これ?笑)
- でも普通の庶民として生活してるって、一体どういうことなんだろう。一応産まれはしたけど、アテナ像の下には降誕できなかったんだろうか。
- 今回は教皇も黄金聖闘士も「アテナがまだ降誕しない」ってずっと言ってるんだし、やっぱり最初から聖域に降誕せずに、一般人の胎内に宿っちゃったってことだよな、これ。
- アテナが一般人の胎内に宿っちゃうのって、けっこう珍しいことなんだろうか。それとも実はアテナも最初っから瞬とかジュリアン・ソロとかみたいに、普通の人間の胎内から産まれるのがデフォルトだったんだろうか。ホントは沙織さんにもちゃんと人間の両親がいたりするんだろうか。
- いや、でもそれだと、アテナは赤ん坊として産まれた瞬間に謎の力によって親から引き剥がされて、強制ワープでアテナ神殿の下まで飛ばされてるってことになるよな???ほとんど拉致じゃないかそれ???
- それとも漫画には描写がないだけで、聖域としてはアテナの産みの親とちゃんと交渉してから、アテナ神殿に迎えることになってるんだろうか。
- まーでもoriginの双子座の描写とか、あと沙織さんが隕石となって前聖戦のアテナ神殿に降臨した際に誰も疑問を持っていなかった点とかを見ると、どっちかといえば「強制ワープで拉致」の線が濃厚そうではあるが。
■論点その2:前聖戦のアテナの名前について
- サーシャっていうからてっきりロシアかバルカン半島の人かと思ったんだけど、フィランツィオの人なの???
- それとも親が移民なのかな?
- やっぱりアレクサンドラの愛称でサーシャってことでよいのだろうか。
- もしそうなら、ギリシャの英雄アレクサンドロスの名前の女性型ってことになるから、割とギリシアの女神の依代にふさわしいような名前ですね!
■論点その3:サーシャさんの見た目と性格について
- 第一印象としては、髪型がおさげなあたりで庶民感を演出してるのかな、と思いました。
- いや、完全に私の独断と偏見でしかないんだけど、車田漫画の過去の女性キャラを思い浮かべると、髪を結んでる女性はだいたい一般庶民なような気がして。
- 参考例その1:髪を結んでいる一般庶民の女性→美穂ちゃん・春麗・菊ねえちゃん
- 参考例その2:髪を結んでおらず一般庶民からはほど遠い女性→魔鈴さん・シャイナさん・沙織さん・パンドラ様・夜叉姫・柳生蘭子・ほか多数
- 結論:一般庶民の数が少なすぎてよくわかんなかった(笑)
- しかしサーシャさんの性格のほうは、明らかに一般庶民的ではない感じですね。
- 「貧すれど貪せず」で、気品のある性格がよく出てると思う!
■論点その4:サーシャさんの生活水準が割と謎な件
- しかしサーシャさん天涯孤独って言われてるけど、その割にめちゃくちゃ良いもん着てる。
- しかも持ち家つき。
- やはりこれはあれか、移民の両親が一生懸命苦労して開墾した土地を残してもらった、とかそういう設定なんだろうか。それともどっかで廃墟になってた家を、テキトーに私物化してるんだろうか。
- そして「今帰ったぜ」って言ってるってことは、やはり天馬もここに住んでるってことでいいんだろうか。
- しかしサーシャの暮らしの生計はいったい誰が立ててるんだろう。
- 「なんかだるい」程度の症状で医者にかかれて医者代が払えてる時点で、けっこう余裕のある生活って感じなんだよなあ。服にもレースついてるし。(←確か当時はそこそこ高級品のはず)
- しかしその割に枕カバーと布団がツギハギだらけなので、私としてはサーシャさんの生活感覚がかなり謎である。そこまで無理して節約してでも、レースのパジャマが着たかったんだろうか。
- 天馬の盗みを批判しているし、「働きすぎ」って天馬にも言われてるくらいだから、生計はサーシャさん自身で稼いで立ててるんだろうけど。
- その年齢で一人でここまでやれてるのは、普通にけっこうすごいと思う。(←天馬はずっとヒモだったぽいし笑)
■論点その5:水鏡先生の選んだ職がどう考えてもおかしい件
- いや、だから、なんで道具屋?!(爆笑)
- せっかく武芸+読み書き能力+無尽蔵の体力という立派な商売道具を持っているのに、なんでわざわざ道具屋を?!
- 水鏡先生の場合、明らかに道具屋よりも道場か塾を開いたほうが良くないですか?!
それがダメでも、せめて工事現場とかで肉体労働したほうがマシじゃないですか?!
- ↑手作りのカゴを売るよりも絶対に水鏡先生の強みを生かせるし、初期投資も仕入れ値も不要だし、収入だって多くなりそうだと思うんだけど。
- それとも目立つ仕事をして市民に顔を覚えられたくなかったからなんだろうか。日雇の肉体労働者なら大丈夫だと思うんだけどなあ。
- あと非常に気になるのは、もしかしてこの売ってる道具、みんな水鏡先生の手作りってことなんですかね???
- 聖域で聖闘士の猛修業しながら、いったいいつの間にそんな職人技術を???
- それともまさか聖闘士って、家具とか道具とかも全部自作してるのか?水清が寝ていたあのベッドも、まさか水鏡渾身の手作り?
- それとも水鏡先生、聖闘士を目指す前は道具屋の息子だったんだろうか。
- しかし他に選択肢があるにもかかわらず、五体満足な成人男性が肉体労働ではなくわざわざ実入りの少なそうな道具屋を選ぶこの感じ、なんか「世を忍ぶ仮の姿(忍べてない)」って感じがすごくする。
- つーか、何も知らん天馬くんも気の毒になあ。心を入れ替えてようやく道具屋で働き始めたと思ったら、いきなり道具屋のオヤジから「原子を砕くのだ!」とか言われてさあ。(笑)
■論点その6:めっちゃ久しぶりに出てきたアローンについて
- 前回「アローンの存在ってもはやこの話に関係あるのか?」って書いた翌週に、早速アローンが出てきたので、私はもう御大の掌の上で完全に転がされている感、満載である。
- とりあえずアローン、アトリエに入れるだけの貯金は持参してたってことでいいんだろうか。
- 微妙にアローンの収入源が何なのかが気になるところではあるのだが。
- しかしこのタイミングで登場してきたってことは、やはりこの後、アローンは蛇遣座の話に絡んでくるのだろうか?でもどうやって?
- そもそもサーシャですら、この後どうやったら前聖戦にちゃんと参加することができるのか、さっぱり予想もつかんというのに。
- しかもoriginとかdestinyとかの感じからすると、何となくこれにケールも絡んできそうな気がするんだよなあ。
- という訳で今後の展開がサッパリわからんので、ネタ半分で予想してみる:その1。なんか知らん不思議な力によってサーシャの存在を探し当てたアスクレピオスさん(またはケール)(またはパンドラ様)あたりが、わざわざサーシャを人質にとり、そのせいでサーシャの存在が聖闘士側にばれて、大墓穴!
- ネタ半分の予想その2。冥界で迷子になったアローンが水清と友達になり、それがなんか知らんけど気づいたらオデッセウス問題とリンクして、最終的にはアローンと天馬とサーシャが力を合わせてアスクレピオスを封印し、そん時にドサクサに紛れてハーデスの剣がアスクレピオスによって破壊されて、大円団。(←ヤケクソ)
- ……ああっいかん、やっぱりだめだ!これじゃ聖域が誇る偽物の黄金聖闘士・ヒヨコ1号とヒヨコ2号が、「Part1」の柱に書かれてあったような「最強と謳われた黄金聖闘士」にまで成長できないまま、話が全部終わってしまう!!!!!
■論点その7:天馬とアローンとサーシャの3人の友情関係について
- いや、とりあえずこの「Part99」を読み終えた今、私は「Prologue1」のハーデス様を小一時間ほど問いつめたい気持ちでいっぱいなのだが。
- いやあんた「ペガサスは余の友であった…」とか言ってる場合じゃないよ!ちょっとくらいはサーシャのことも思い出してやりなよ!!!
あんなに仲良さそうに三人でお花つんだり絵描いてあげたりしてたんじゃんかよ!
- てーか、ぶっちゃけ衝撃度で言ったら「アテナは余の友であった」のほうが、インパクトも重要度もはるかにデカイような気が……(笑)
■論点その8:オデッセウスさんの目的について
- わざわざ見覚えのない青銅聖闘士まで1人1人念入りにチェックして、脳内記憶まで厳重にさらっていくあたり、やっぱりこれは裏切者をあぶり出そうとしているのだろうか。(確かパンドラ様によればいるんでしたよね、黄金の中に裏切り者が)
- でももうオデッセウスさんのチェックを受けてない黄金聖闘士、ほとんど残ってないぞ?ホントにいるのか、裏切り者?
- とりあえず我らがカルディナーレさんに関しては、「Part61」で沙織さんに鬼畜責めをされてよりこの方、完全にこっち陣営に寝返り直したという理解でいるんですけど(私は)、それで大丈夫なのよね、カルディナーレさん?!(一抹の不安)
■おまけ:次回連載について
- ついに次回で連載100回目なんですね。おめでとうございます!
- 記念の巻頭カラーらしいので楽しみです☆
<完>
多分続く
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