■冥王神話 NEXT DIMENSION
「Part97 タルタロスの井戸」ツッコミ＆感想
（2021年6月10日発売・週刊少年チャンピオン28号掲載）
（注意）
・このツッコミはネタです。実在の人物・団体等とはいっさい関係ありません。
・強度の毒舌が苦手な方は閲覧の際に副作用として痒み・発疹・アレルギー反応が出ることがありますので十分ご注意ください。
■論点その１：オデッセウスさんのお部屋チェック
- 生活必需品以外ほとんど何も無かった水鏡先生んちや魔鈴さんちなどと比べて、色んなアイテムに溢れまくっていてかなり楽しい！
- やっぱり医者だから薬系の物が多いんだろうか。描き分けがものすごく細かくて、さすが御大だと思いました！
- 大量の壺とか薬匙とか布とか文献とか、窓辺のオペ用具らしきものとか、乾燥させてる最中の薬草とか、もうそろそろ読者にもバレバレだと思うけど、実は御大、ものすごく細かいと思います！（超ほめてます）
- しかし寝起きのオデッセウスさんの目の上にちゃんとアイシャドウが塗ってあったのには驚いた。実はアレ、アイシャドウじゃなくて、肌の模様かなんかなのか？
■論点その２：水鏡と水清について
- 水鏡が抱いている「弟の水清」がどう見ても乳児にしか見えんのだが、いったい水鏡・水清兄弟の母親は何者なんだ。最近まで聖域に住んででもいたのか？
- この水清の年齢からすると、少なくとも最近まで二人の母親が生きてたのは確実だと思うんだけど、それじゃ一体どうしてそんな状態で、水鏡は聖闘士候補生なんかになる羽目になったの？？？
- それとも二人は最近孤児になったばっかりで、聖域に来たのもめっちゃ最近なんだろうか。それにしてはオデッセウスと親しげすぎるし、聖域にも詳しすぎる気がするのだが。
- あと疑問なんだけど、水鏡ってこの時代から既に聖域にいるのに、どうして黄金候補生たちの訓練には参加させてもらえてなかったんだろう。水鏡より出来が悪かったっぽいヒヨコ1号（仮）とヒヨコ2号（仮）は、まだ黄金聖衣も得てないどころかそもそも青銅聖闘士だったはずなのに（Part1参照）、既に黄金候補生として他の黄金に混じって訓練してるじゃん（Part84と94参照）。
- まさかこの時代の聖闘士候補生って、最初からなれる星座が決まってて、競争とかも全然ないんだろうか。個人的にはあんまり良くないと思うんだけどそれ。
■論点その３：ここに来て聖域の地理の解像度がゴッと上がってきつつある件について
- あの墓地のこと、セメタリーっていうんですね！初めて知ったよ！
- キリスト教の影響下にないからセメタリーなのかな。それとも個人墓じゃない共同墓地だからセメタリーなのかな。
- 聖闘士っていちおう神様に命を捧げる職業なわけだけど、その割に葬られ方がかなり雑なんですよねっていうニュアンスが、この描写からは割と明示されてるような気がするんだけど、そこんとこ実際はどうなんだろう。
- まあでも確かによく考えたら、聖闘士って死後は明らかにコキュートスに行くことが決定してる訳だから、墓だけ立派に弔って見せてもあんま意味ないのかもしれないな。（死後の安寧は絶対にないし、なんなら魂も墓の下にはない）
- 冥界の神と敵対してる以上、墓なんか立派にすればするだけ、虚しくなっちゃうだけかもしれないな。
- という訳で、なんだか聖闘士のシビアな死生観が垣間見えたような気もする。
- ていうか事この期に及んで、「凶区」とかいう新出単語が！！！
- 教皇さえも立ち入り禁止って、もはや一体誰が何のために、そんなもん聖域の中に作ったんだよ！！！！！
■論点その４：タルタロスの井戸について
- とりあえず、この世界の「井戸」の概念について深くツッコミたい。
- いや、まじめに、この穴、井戸でもなんでもなくね？
- 普通に冥界への直行通路以外の何物でもなくね？
- 明らかにここから水汲もうとしたことのあるヤツなんか過去にひとりもいないだろ？？？
- ていうかそもそも水出ないだろこれ？？？
- だから！せめて！フタくらいしとけよ！！！！！！
- なんでそんな危ないもんが何の封もなくそのまま剥き出しになってるんだよ！！！！！！
（ガカアッ！）
＜完＞
多分続く
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