■冥王神話 NEXT DIMENSION
「Part59 蛮勇」 ツッコミ
(2013年9月19日発売・週刊少年チャ○ピオン42号掲載)
(注意)
・このツッコミはネタです。実在の人物・団体等とはいっさい関係ありません。
・強度の毒舌が苦手な方は閲覧の際に副作用として痒み・発疹・アレルギー反応が出ることがありますので十分ご注意ください。
■「シ…瞬 無事か…」「は…はい でもここは…? 沙羅双樹の園!!」「異空間から戻されたってのか?」 (1〜3ページ目)
- もう、シジマさんったらどうせ異空間から戻すんなら、いっそ教皇の間とかに戻せば良かったのに(笑)
- だって現に氷河さんは、異次元から戻ったらいきなり天秤宮だった訳だしな!(←原作十二宮編参照)
- それとも四門からは沙羅双樹にしか出られない仕様になってるんだろうか?
■「あっ あれは!?」「水鏡先生の杯座の聖衣だ!!」 (3〜4ページ目)
- なるほどここで回復イベントが来るわけか。
- 原作の十二宮編よりもずいぶん恵まれてるな!(笑)
- しかし水鏡先生が思いっきり水を飲んだというのに、まだ水が満杯なんだな。
■「う…」「瞬!!どうした!?」 (4〜5ページ目)
- なんという都合の良いタイミングで力尽きるんだ!(爆笑)
■「こ…これはひどいダメージだ シャカとシジマの間に割って入った時にもろにあびたのか」 (5ページ目)
- おい!残留思念の電波二人、反省しろ!
■「しっかりしろ瞬!シューン!!」 (5ページ目)
- てーか良く考えてみたら瞬って、あんなんまともにあびたのに、良く生きてるよな……。
- 恐竜すら絶滅したっていうのにな……。
■[場面転換] 「水鏡!なぜじゃあ!!(略)」「ド…童虎…相変わらずつまらん男よ わたしは敵だぞ」 (6〜7ページ目)
- とか何とか偉そうな態度とってる割には、水鏡先生だって「ド…童虎…」とか言ってめちゃくちゃどもってるじゃないですか。
- もう本当に見てるこっちが恥ずかしくなるくらい芝居が下手すぎて困りますよね、この人!(←Part33、Part34、Part35など参照・笑)
- いっそ原作ハーデス編のシオンさんの爪の垢でも煎じて飲ませたいレベル!
■「敵を前に涙など流しおって…天秤座の聖衣が泣いてるぞ!!」 (7ページ目)
- まあそりゃ水鏡先生の言うとおり、黄金聖闘士の対応としてはどう考えたってシオンさんの方が正解だよなあ。(←Part56の童虎と比べてあまりにも淡白すぎるPart25のシオンさんを参照・笑)
- しかしこのヒヨコ2号、黄金聖闘士のくせに敵から教育的指導までされてしまって、この先本当にどうするつもりなのか。
■「フッ たしかにわしはつまらん男よ 幼い頃からおまえやシオンには迷惑のかけどおしじゃったよのう」 (8ページ目)
- ええっ、「迷惑のかけどおし」だったんですか?!
- そんな一方的な関係だったんですか?!
- 私の中の原作老師像が〜♪ジョジョビジョバ〜♪ジョビジョバ〜♪ジョジョビジョバ〜♪
■数年前―― 「くっ みんなよりだいぶ遅れてしもうた この修業をパスすれば青銅聖闘士になれるかもしれんのに」 (8〜9ページ目)
- こ……子供の姿をした人が、じじい口調でしゃべっている!(爆笑)
- 方言だってことはわかってるんだけど!一応わかってはいるんだけど……!(悶絶)
- てーか、「パスすれば青銅聖闘士」ってそれ一体どんな修業だよ。学校のテストじゃねえんだからよ。聖闘士甘く見てんじゃねーよ。星矢とカシオスを見習えよ。
- ……ああ、でも、「かもしれん」って言ってるってことは、「この修業をパスしても青銅聖闘士になれない」という可能性も一応あるわけか。
- ↑やっぱりパスだけしても内容が悪ければ落とされる、とかなんだろうか。
- ↑それか、同じ聖衣を奪い合う競争相手も同じ試験を受けていて、タイムが遅い方が落とされる、とかそんな感じなんだろうか。
- ↑いや、やっぱだめだろ。それはだめだろ。聖闘士だぞ。ゆとりじゃねーんだぞ。直接拳で闘えよ。
- ↑あ、いや、待てよ。それとも、もしかしたらこの修業は足切り試験みたいなもんなのかもしれないぞ。例えば「センターで○○○点以上取らなきゃ、東大を受験する資格すら与えられません」みたいな感じの。
- ↑だから、この修業をパスしたら、そのうえで改めて合格者だけでトーナメントが組まれて、そんで星矢とカシオスみたいにそれぞれそのトーナメントを勝ち上がりながら、ライバル達と聖衣をかけてガチンコで闘うことになるのかもしれないぞ。
- ↑うん、きっとそうだ。そうに違いない。ていうか、せめてそうであってほしい。(祈)
- ……などといった重大極まるツッコミの数々に気を取られるあまり、あやうく見落とす所だったが、よもやこいつら数年前は黄金どころか、聖闘士にすらなれてなかったのかよ……。
■「やれやれ これではまだまだ雑兵のまんまかのう」 (9ページ目)
- しかも「候補生」ですらなく、「雑兵」なのかよ……。
- ものは言いようとはまさにこのこと。
- 表現がシビアすぎて泣けてきました。(笑)
■「ガルル…」「あ… し…獅子だ お…おいそこをどけ わしは道を急いどるんじゃ」 (9ページ目)
- ライオン、でけえよ!
- 恐竜かよ!
■「こいつ やる気か ちょうどいい 腕だめしじゃあ」「ガウウ――ッ」「うわあっ」 (10ページ目)
- しゅ、瞬殺された!?
- 瞬殺されたよこの雑兵!?
- いちおう聖闘士めざしてるっていうのに、本気で闘ってライオンに瞬殺されたよこの雑兵!?
■「な…なんて力だ…やられる うう…」 (10ページ目)
- いや、言うに事欠いて聖闘士を志望しているヤツが、ガチで闘ってライオンにやられちゃだめだろ、おい!
■「グワァッ」「童虎」「大丈夫か!」「水鏡 シオン」 (10ページ目)
- こりゃもう「迷惑のかけどおし」どころの騒ぎじゃねえぞ!(爆笑)
■「おまえらわしを心配して戻ってきてくれたんか いやあ助かった助かった ハッハハ」 (11ページ目)
- ハッハハじゃねえよこのスットコドッコイ!
- もう少し真摯に反省しろよ!主にライオンにガチで負けたことに対して!
- ベアーの檄さんですら、ロッキー山脈で何万頭もの大熊に勝ってるんだぞ!
■「バカめ!」 ドカッ (11ページ目)
- そういって童虎を張り飛ばす水鏡さんは、もはや友人というよりも師匠の役割を果たしています!
- 友情というよりも完全に教育です!何だこのあまりにも一方的すぎる優劣関係!
■「うっ な…なにをしやがる水鏡おのれ!」 (11ページ目)
- いや、事ここに及んだ今、童虎さんのこの態度はマジで「迷惑のかけどおし」とかいう問題ではありません!
- ぶっちゃけ迷惑以前の段階!
■「童虎 見ろ」「なんじゃいシオン あ…」「みゃあ」「みゃあみゃあ」 (11ページ目)
- かわええ。(笑)
■「この母獅子はこの子たちを産んだばかりで気が立っていたのだろう 無益な闘いを避けるならおまえはそれに気づき遠まわりをするべきだった」 (12ページ目)
- 冷静に指摘し、物事の理を教え諭すシオンさんは、もはや友人というよりも師匠の役割を以下同文!
- しかし、せっかくPart55でヒヨコを回避した童虎さんだというのに、よもやまさか、こんなところでヒヨコの大型補強をされてしまうとは。
■「そうすれば水鏡もこの母親を殺さずにすんだのだ」「みゃあ」「みゃあみゃあ」 (12ページ目)
- おい待て!殺したのかよ水鏡!
- ひでえだろ!手加減しろよバカ!
- っていうか、ツッコミ人としてもこれを指摘するのは大変心苦しいのだが、ここまでの展開をまとめると、もしかしてこれ、「一撃でライオンを倒した水鏡>>>ライオン>>>一撃でライオンに倒された童虎」っていう力関係が、割と成り立ってしまってないか……?(震え声)
■「おまえのやったことは蛮勇だ おまえは猪武者だ 童虎」 (12ページ目)
- いや、蛮勇っていうか、そもそも蛮勇以前の問題なような気が。
- だってそもそも童虎、その子ライオンの存在に気づけてすらいなかったじゃん。聖闘士としてこの注意力のなさは致命的じゃん。
■「す…すまんかったのう おまえらの母ちゃんをわしは…ううっ ゆるしてくれっちゃあ〜〜〜っ うおおお〜〜〜っ」 (12〜13ページ目)
- いや、ていうか、そんな「すべて童虎が悪いんです」みたいな顔して偉そうに後ろに突っ立ってるけど、そもそも水鏡先生はどうして母ライオンをぶっとばすのに手加減してやらなかったんだ?
- やっぱり手加減できるほどの実力が無かったんだろうか。
- もしかしてこいつ、周りから最強とか思われてる割には、意外と大したことねえんじゃねえか?
- でもこのへんの一連の描写、水鏡とシオンのキャラの違いがとても良く分かる所は、非常に良いなと思いました。
- てーか、Part9で「水鏡はオレたちよりも仁知勇に優れ」とか言われてる割に、水鏡先生って意外と鉄拳制裁タイプなんだな。「バカめ」って叫んでグーで殴って何も説明せずに終わるのか。すげえ。
- そんでどうやらシオンは冷静に(感情を見せずに)理を説いて、言葉で教え諭すタイプであるらしい。ただし手は出さないけどかなり厳しい感じ。ぶっちゃけ言葉だけで童虎が泣いたという意味では、水鏡先生よりある意味こちらの方がはるかに厳しいとも言えよう。(笑)
- しかし、つくづくすごいと思うのは、上記の水鏡先生とシオンさんの教育方法のタイプの違いが、そのままそれぞれの弟子のキャラに反映されているという点である。なんていうか天馬くんもムウ様も完全にそのまんまじゃん。(笑)
- ちなみにぶっちゃけ私情ですが個人的にはシオンさんの冷静に教え諭すキャラは良いなと思いました☆ いや、原作ハーデス編におけるアテナ神殿での描写を見る感じ、あのひと意外と「理」はある人だと思うんですよね。いやまあウロタエルナコゾーはやりますけど、たぶんそれ相手が話を聞いてない時限定。(笑)
■グイッ 「あなたは…」「獅子座のカイザー!!」「みゃあ」 (13〜14ページ目)
- カイザーさんのオーラと「みゃあ」のミスマッチが本当にすごい。(爆笑)
■「ふむう この二頭はふつうの獅子とはちがうぞ 雄をゴールディ 雌をブロンディと名付けて獅子宮の番でもさせるか」 (14ページ目)
- いや、その二頭だけじゃないですカイザーさん!死んでる母親も相当フツーじゃないです!主にサイズ的な意味において!
- っていうかカイザーさんの発想能力とスルー能力があまりにも常人とは段違いすぎていて本当にすごい。
- 母ライオンが死んでいる事も候補生同士のゴタゴタもすべてガン無視して、真っ先にライオンの子供に名前つけて、番犬代わりに獅子宮に置こうとか、いったい何なのこの人マジすごい。
- しかもその子ライオンの名前が、妙に凝っている。
- ちょっともう何なのこの人!天然なの!どうしてそんなにすんなりと一瞬でペットの名前が出てくるの!まさか日頃からペットが欲しくて名前を妄想してたとでもいうの!(腹を抱えて大爆笑)
■「おまえらなにをしている 修業時間がだいぶ過ぎてる 早く行けえ!!」「は…はい――っ」「ひいい〜〜っ」 (14〜15ページ目)
- この「早く行けえ!!」のカイザーさんがあまりにもしっかりと子ライオンを懐に抱え込みすぎているがために、まるで単に子ライオンを可愛がるのを邪魔されたくなくて青銅候補生どもを追っ払っただけに見えるんですけど、どうすれば……!
- もう本当に「誰にも渡さん」のポーズにしか見えない……!
- なるほどゴールディはこうやって、生まれて間もない頃からカイザーさんに溺愛されて育ったというわけなんですね!そりゃあカイザーさんも「オレ以外には決して心を許さぬゴールディ」とかいう幻想を見始めるわけだ!(←Part43参照・笑)
- しかし、微妙に気になるんだけど、「修業時間」って……。
- あと、さらに微妙に気になるんだけど、ブロンディの方は今回の聖戦で獅子宮にいなかったみたいなんだけど、一体どうしたんだろう。
- ま、まさか雌だからという理由で仮面つけられてたりなんかしないよな……。ゴールディが聖衣着てたくらいだから、カイザーさんならやりかねんような……。
- いずれにせよ、彼女の無事を心から祈りたい所である。
■「水鏡よ 今でもわしはつまらんかもしれんがそれでも少しは成長したぞい 無益な闘いなどしとうはないんじゃ」 (15ページ目)
- いや、聖戦時に冥闘士と闘うのは、そのへんのライオンと闘うのとはまったく違って、ものすごく有益なんじゃないかと思うのだが、童虎よ。
- というような論理的破綻があまりにも明らかでありすぎるために、どうも童虎が突然このエピソードを出してきた意図というのが、「無益な戦いを避ける」というよりもむしろ、「昔の話を出して情に訴えよう作戦」にしか見えなくて非常に困る。(笑)
■「念をおすが童虎よ 今のわたしにはたとえ相手が何者であろうと遠まわりなどする気はない」 (15ページ目)
- 何かやたら偉そうに言ってるけど、そもそも十二宮って遠まわりしたくてもできないですよ水鏡先生?
■[場面転換] 「うぅ……」「おうっ 気がついたか瞬」「あ…テ…天馬くん ぼくは…?」「もう大丈夫 杯座の水を飲ませたんだ ダメージを癒やしてくれる聖なる水だ」 (16ページ目)
- むっ。天馬と瞬が水を飲んだというのに、まだ水が満杯なんだな、このコップ。
- 沙羅双樹の不思議な水だからなんだろうか。何かものすごく霊験あらたかな感じだよな。
■「これでおまえもオレも体力が回復するぞ」「あ ありがたい ならば急ぎましょう(略) 水鏡先生は次の天秤宮に必ずいます」 (16〜17ページ目)
- はて。どうやら天秤宮に重要な登場人物がどんどん集まりつつあるようだが。
- 天秤宮の2つ先が例の「だふきゅう」であることを考えると、いよいよ近日中にでかいイベントが起こるんじゃないかという予感がひしひしといたします!
- しかしそうなってくると、一輝にいさんと氷河さんとシオンさんがすっかり蚊帳の外という事にならなければ良いのだが……。
- い、いや大丈夫だよね!きっと大丈夫だよね!シジマさんとカルディナーレさんのほうもまだまだ動きがありそうだしね!一輝にいさんと氷河さんとシオンさんのほうにもきっとまだまだ動きがあるよね!
■「はっ 哭いている!?」「杯座の聖衣が…」「まるで連れて行ってくれと言ってるかのようですね」 (17〜18ページ目)
- 何かやたらとペットの多い漫画だな、オイ!
■「よ…よし 一緒に行こう 水鏡先生のところへ!!」 (19ページ目)
- あれっ、杯座の聖衣、あっさり聖衣櫃にしまわれてるんだけど、あのなみなみと溜まってた沙羅双樹の水、どうしちゃったの!?
- まさか捨てちゃったの!?
- ものすごく貴重そうなのに、もったいねええええ!!
<完>
多分続く
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