■冥王神話 NEXT DIMENSION
「Part53 継ぐ者」 ツッコミ
(2013年1月24日発売・週刊少年チャ○ピオン8号掲載)
(注意)
・このツッコミはネタです。実在の人物・団体等とはいっさい関係ありません。
・強度の毒舌が苦手な方は閲覧の際に副作用として痒み・発疹・アレルギー反応が出ることがありますので十分ご注意ください。
■「むううっ その龍紋はただのタトゥーではない 小宇宙の究極の高まりによって浮かび上がるものじゃ」「や…やはりおわかりですか老師」 (1ページ目)
- いやお言葉だが紫龍よ、その件に関してはシュラさんだってちゃんと一目で見抜いてたような気がするぞ。
- ↑参考例その1:「龍!?紫龍の背中一面に龍がうかんだ!!(略)紫龍の背中に昇龍がうかんだとき それは紫龍の小宇宙が全身にみちたときなのか…」(原作十二宮編参照)
- まあでもクリシュナさんあたりは思いっきりタトゥーと勘違いしてましたけどネ!
- ↑参考例その2:「紫龍!その背中の龍はTATOOか!?」(原作ポセイドン編参照)
- この差が黄金聖闘士と海闘士の違い、ということなのだろうか、やはり。
■「わからいでか それが浮かぶ者は聖闘士の中でも選ばれた者のみぞ それは十二人の黄金聖闘士の中でも善悪を判断する要の役目をもった天秤座 その天秤座の聖衣を継承することのできる聖闘士だけなのじゃ」 (2ページ目)
- ええっ!?
- それじゃ紫龍さんは最初っから天秤座の後継者要員だったんですか!?
- じゃあ紫龍さんにとってのドラゴンの聖衣っていったい何なの?単なる中継ぎなの?行きずりの関係に過ぎなかったというの?
- あまつさえしょっちゅう脱ぎ捨てられて重要な場面でほとんど使ってもらえてないとか、もうこれ、ドラゴンの聖衣さんマジかわいそうすぎるだろ!(爆笑)
- いやまあ、マジメに読解すれば、「天秤座の聖衣を継承する聖闘士」ではなく、「天秤座の聖衣を継承することのできる聖闘士」と言っているので、背中のソレによって発生するのは、あくまでも継承の「資格」なんだろう。つまり、「背中のソレが浮かんだら即刻継承しなければならない」という、義務が発生している訳ではないようだ。ということは、「継承資格はあるけど、敢えて継承しない」という道も、一応、選択できるといえばできるようにも思えるが。はて。
■「見よ その証がこれじゃ」 パアアン (2〜3ページ目)
- 脱いだwww
■「おおっ それは!!猛虎!!」 ドオン (3〜4ページ目)
- だから何で天秤座の証なのに、浮かんでくるのは天秤じゃないのよ!(爆笑)
■「ま…まさしくその猛虎こそ若き日の老師の証であります!」 (5ページ目)
- いやいや別にアンタ、背中の虎とか見なくったって、童虎(18歳)の小宇宙わかるだろ。
- しかし、脱皮した童虎(18歳)の背中に虎が浮かんでいたという事実を、この紫龍くんがちゃんと知っているのは、やっぱどう考えても当時隣にいたシオンが声に出して詳細に解説してくれてたからだよな。あの時の紫龍、目が見えてなかったもんな。
- シオンさん何気にちょう優しかったんだな。(笑)
- ……とか思って今ジャンプコミックスを確認したら、何だよシオンは背中の虎に関しては一言も描写してやってないじゃんかよ!紫龍は一体どうやって知ったんだよ!
- それともまさか老師(261歳)本人が、「若い頃のわし」について常日頃から、弟子に語り聞かせていたんだろうか。(笑)
■「やはりまちがいありません 我が師 老師!」 (5ページ目)
- どうでもいいんですけど、「我が師 老師」っていう言い方は、なんか「腹痛が痛い」みたいな感じですよね。
■「だがここまできてもまだわしは釈然とせんのよ わしは頭よりも体で考えるタチでのう」 (5ページ目)
- つまりそれって要するに、童虎さんの中枢神経は脳ではなく、延髄だとか脊髄だとか、あるいは胸部・腹部に存在する神経節だとか、そういうモノによってもっぱら成り立ってるってことなんでしょうか。
- そりゃアンタもう昆虫レベルですぜ!?
- しかしついにご本人から「脳ミソまで筋肉です」発言が出たわけですが。(笑)
- 原作における老師の知性はだいたい何歳頃に獲得されたものだったのか、地味に気になる今日この頃です。(笑)
- ……いや、だってさ、現代までのどっかで知性を獲得しててもらわないとさ、「そういえば老師にお聞きしたことがある」の価値が大暴落じゃん?読者も紫龍も非常に困るじゃん?(笑)
■「見せてみい わしが授けたという廬山昇龍覇を」「し…しかし老師 何度も言うように我が師に拳を向けることなど…」 (5ページ目)
- しかしそれじゃ紫龍さんは聖闘士候補生としての修行中、いったいどうやって実戦の訓練をしてたんだろう。
- とりあえず滝を蹴ったりとかはしてたみたいだけど(笑)、人間相手の実戦訓練だって、一応やっとかなきゃいかんよなあ。
- ……ま、まさか、春麗と!?
- まさかの「春麗=最強戦士」説!?
- ちなみに、比較参考までに星矢の聖域での修行を観察してみると、思いっきり魔鈴さんと一対一で、強制的に拳を向け合いさせられまくっています。(笑)
■「ええーい 四の五の言うな!お前の昇龍覇が本物ならば その時こそ信じてやるわい!」 (6ページ目)
- いや、自称偽物の黄金聖闘士にそんなこと言われても。(←Part13ツッコミ参照・爆笑)
■「おまえが放たなくとも わしはもう一度昇龍覇を放つ」 (6ページ目)
- つーか、童虎さんがこんなにも体を使ってじかに確かめないと納得できない主義の人だというのに、修行中の紫龍くんはいったいどうやって一度も老師に拳を向けずに聖闘士になることができたんだ?
■「生身の体で二度も無傷で防げるほど甘くはないぞ この先生きてアテナを守りたいなら性根を入れてかかってこい」 (6ページ目)
- いやあの非常に言いにくいんですけど老師、あなたの昇龍覇は既に一度目の時点で、生身どころか片腕一本の紫龍に止められて……(ゲホッゲホッ)
- つーか、聖闘士には一度見た技は二度とは通用いたしませぬって、ついさっき紫龍くんが……(ゴホゴホッ!ガハアッ!)
■「いくぞ紫龍」「くううっ」「廬山昇龍覇!!」 (6〜8ページ目)
- しかしこうやって童虎さんと紫龍くんの顔が左右対称に並んでるのをつくづく眺めてみると、どうも紫龍くんのほうが顔的な意味で年上に見えてたまらんのだが、これって私だけなんだろうか。
- 比較参照までに現在の紫龍くんの年齢:14歳。
- ううむ。この童虎さんって、いったい幾つなんでしょうね。本当に18歳なんでしょうかね。一応前聖戦で彼は18歳だったはずなんですけどね。
- ……ま、まさか、既に過去が変わっちゃってて、聖戦が予定よりも6年くらい早く始まってしまってます、とかいうオチじゃねえよな!?
■[場面転換] 教皇の間―― 「くっ もはやこの迷宮にいつまでも囚われているわけにはいかぬ 水鏡の血文字がまことならば…いっときも早く聖域すべての者にこのことを伝えねば 聖域はまちがいなく崩壊するのだ」 (9ページ目)
- おお!いよいよ「拾」と「参」の謎がわかるのか!ワクワク!
■「伝説の十三!」 ドン (10ページ目)
- なんと!やっぱり「十三」だったか!三十ではなく!
- 大まかな予想が当たって嬉しいぞ!(←Part50のツッコミ参照)
- しかし「十三」が具体的に何なのか気になるな!早く知りたいぜ!ワクワク!
■「この血文字の意味するものは…聖域でも呪われたあの十三なのだ…」 (10ページ目)
- はて。なんかこの「聖域でも呪われたあの十三」っていう言い方だと、例えば「十三番目の宮=教皇の間」とかいうような既存のアイテムを用いたネタではなくて、むしろ全く新しい何かが出てきそうな、そんな雰囲気がするな。
- 少なくとも、いつもは固く厳重に隠されていて、決して表には上がってこないもの、って感じがする。
- シジマさんもPart50で「あの伝説が出現すれば」って言ってたから、やはり普段は出現することはない(隠れている)のであろう。
- でも現代では誰も(老師ですらも)そんな呪われた十三のことなんか心配してなかったわけだから、一度出現したらそれで終わり、っていうタイプのものなのかなあ。
- だとしたら、「呪われた十三」というのは場所ではなくて、人なんだろうか。少なくとも、壊れる・消える・無くなるタイプのものである、ように思える。
- いや、でも、この過去の聖戦で出現した「十三」が、実は原作における現代の描写のなかでも、既にさらっと出てきている、という可能性もあるよな……。読者がそれと知らされてないだけで……。
- ま、まさか、十二宮編でサガ(悪人格)がアテナの盾の光を浴びた時にサガの中から出て行った、なんかヘンな悪霊みたいなやつが、その「十三」の成れの果てだったり……とか!?
- というわけで、予測その1:「呪われた十三」とは、十三番目の黄金聖闘士として代々語り継がれてきた存在だが、その正体は神話の時代から聖域に封印されてきた悪霊である。この前聖戦の時代にそいつが復活して、みんなで退治しようとするんだけど失敗する。そんでそいつが生き延びて、現代でサガにとりついた。サガの中から追い出された後はずっとそのへんをウロウロしてたんだけど、近いうちに(天界編とかで)またもや現れて、聖域に壮大な迷惑をかける予定。
- 予測その2:てゆーか、「呪われた十三」ってぶっちゃけアベルのことだったりしてな!(爆)
- ↑ちなみに近年のツッコミ人は「アベルの正体は幽霊」説を絶賛提唱中であります!(Part43のツッコミ参照)
- はてさて、どうなることやら。ワクワク。
■「なんとかここから抜け出さねば…」「フッ シジマよ なにをそんなにあせっている」「お…おまえは…」 (10ページ目)
- だ、誰だ!?
- その足は黄金聖衣か!?それとも冥衣か!?ええい、白黒印刷だからよくわからん!
- しかもジャンプ連載時と違って、今作は黄金聖衣にホワイト飛ばしてないし!(ホワイト綺麗だから飛ばせばいいのに!)
- まあとりあえずこの足が誰なのか私の予想:実は裏切ってなかったカルディナーレさん。
- ↑だってそろそろ出てきてほしい頃だし。
■[場面転換] ガカアッ バチイイッ(略) 「くう や…やるのう」「ううっ や…やはり老師 まいりました」「いや 今のは完全に威力が相殺されたぞい 昇龍覇の威力は互角じゃ」 (11〜14ページ目)
- ……いや、いいのか?
- 黄金聖闘士としては、それでいいのか?
- まあ確かに、このめちゃめちゃ嬉しそうな童虎さんの表情には、読者としてもなかなか感慨深いものがありますけどネ!
- 特に「くう や…やるのう」のあたりの顔とかネ!普通に胸がジーンとしましたネ!
- いったい何なの車田漫画!この謎の説得力はいったい何!(←褒めてます)
■「さすがは我が弟子よ」「ろ…老師…」「フッ紫龍 よごれとるぞ 天秤座を継ぐべき者の証 お前の背中の昇龍が…」 (14〜16ページ目)
- いや、だから、何で天秤座の証なのに「背中の天秤」じゃないんですか二人とも★(笑)
- しかし背中に浮かぶものが何でもいいんなら、時代によっては背中にアルパカとかチワワとかハダカデバネズミとかが浮かんでしまって見る者すべてに失笑される、悲劇の黄金聖闘士がいたっておかしくはないよな。
■「ふむうう〜〜っ 紫龍よ やっぱりおまえはわしの弟子なんじゃのう」「はい 二百数十年後の五老峰において教えを受けました」 (17ページ目)
- いやおい、そんな年代まで特定しちまっていいのか?
- 未来の情報を知ることによって過去の人間の行動が変わって、歴史がおかしくなってしまう心配は無いのか?
- そこんとこヘカーテさんから聞いてないのか?
- ま、車田漫画だから、大丈夫なのかもしらんが。
■「ぶはっ だからまたわけがわからなくなるっちゃ」 (17ページ目)
- も……もちろんこれはラムちゃん語なんかじゃないんですよね御大!
- せめて方言ですよね大分弁かなんかですよね、この童虎若いのに「わし」とか言って広島弁使ってるくらいですもんね!
■「二百年も先にわしが生きてるわけがなかろう」「そ…それがアテナの…」「なに 仮死の法?」「はい それによって老師の肉体は243年がわずか243日にすぎなかったということです」(17〜18ページ目)
- いやいやいやいやそれはあかんやろ!
- それは言ったらあかんやろ、さすがに!
- この人たち大丈夫か!仮に星矢の命は助かっても、この人たちの命は大丈夫なのか!主にクロノス様の怒り的な意味で!
■「ホイッ」 (18ページ目)
- もうこの紫色の中華乾物、完全にギャグ扱いwwwww
■「むううっ それでわしの未来の姿があれなのか なんかいやじゃのう あんなんになるのは…」「は…はあ…」 (18ページ目)
- しかしその割にこのコマの童虎さんの眉毛は、良く見たら前のコマの中華乾物とソックリだな!(爽)
■「ワッハハッ まあいいか 少年老い易くなんとか成り難しと言うからの なに? この場合は意味がちがう? 気にするな つまらんつまらん ワッハハハ」「……」 (18ページ目)
- 前回といい今回といい、妙に「つまらん」というセリフを多用する童虎さんですが、これはつまり「本来の彼は細かいことを気にしない系の陽気なキャラなんですよ」という意図のもとでの描写なんでしょうかね、やっぱり。
- なにしろ中枢神経が胴体にある男ですもんね!ええわかります!
- ……まあ紫龍はけっこう戸惑ってるみたいだけど(笑)。ギャップすごすぎるもんな。無理もない。
- しかし、こんなふうに読者の代弁者がコマ中に1人いるだけで、ストーリーの説得力はだいぶ違ってきますね!(←もちろんツッコミ人は、これまでお花畑や白羊宮などで繰り広げられてきた悲惨極まりない出来事の数々を、思いっきり念頭に置いています!)
■[場面転換] 教皇の間―― 「カルディナーレ!」「シジマ もはや逃れられぬぞ アテナとともにかんねんするがいい」 (19ページ目)
- 「かんねんするがいい」を平仮名でしゃべってくれるカルディナーレさんが、何だか子供向け番組の親切なおにいさんみたいで、あんまり悪い人に見えない。(笑)
- っていうかやっぱりカルディナーレさんだった!そろそろ出てくると思ったんですよカルディナーレさん!わーい!
- しかし、もしかしたら気のせいかもしれないのだが、どうも私はカルディナーレさんが本当は裏切っていないように思えて仕方ないのだが。
- だってカルディナーレさんが本当に裏切ってるなら、フツーにシジマさんとかこのまま放置でいいじゃん。一応この迷宮、神でもアテナでも出られないことになってるんだし。(笑)
- つーか、むしろカルディナーレさんご自身は、この迷宮から一体どうやって脱出なさるおつもりなのか。
- それとも、カルディナーレさんを送り込んだのは教皇だから、教皇が迷宮を解いて出してくれる、という約束になってるんだろうか。それだとアテナとシジマが一緒に出てきちゃうような気もするのだが。
- ↑だって死んだフリとかしてカルディナーレさんを誤魔化すだけでいいんだぞ。むしろカルディナーレさんもそのことに気づいた上でわざと迷宮に入って来たのかもしれないぞ。
- つーか、あの教皇(小物)がカンタンに味方を裏切るような奴だってことは、既にカルディナーレさんの目の前で証明済みなんだから、今回だってこれ幸いと迷宮を解かないままにして、カルディナーレさんをシジマごと始末するつもりなのかもしれないぞ。少なくともカルディナーレさん自身はそのことを疑うべきだと思うぞ。つーか、既に疑ってるかもしれないぞ。
- どっちにしてもカルディナーレさんの本心が、大変気になるところですね!
- ちなみに私の予想:何となく教皇をだましてアテナとシジマを迷宮から出してやるために、敢えて迷宮に入ってきたのかなあという気がしなくもない。
- ↑だって「死にたくないからハーデスに寝返る」っていうヤツが、そもそも黄金聖闘士になんかなるわけないもんな!裏切りの動機に説得力がなさすぎるんだよな!(←Part23参照・笑)
<完>
多分続く
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