■冥王神話 NEXT DIMENSION
「Part52 龍虎師弟」 ツッコミ
(2013年1月17日発売・週刊少年チャ○ピオン7号掲載)
(注意)
・このツッコミはネタです。実在の人物・団体等とはいっさい関係ありません。
・強度の毒舌が苦手な方は閲覧の際に副作用として痒み・発疹・アレルギー反応が出ることがありますので十分ご注意ください。
■「見ろ瞬!また流星が落ちるぞ!今度は2つだ!」「あ…あの小宇宙は…氷河と紫龍…」 (1ページ目)
- てゆーか、この瞬の反応と表情、一輝にいさんの時と比べてあまりにも驚きすぎじゃね?(←Part30参照)
- 比較参考までに一輝にいさんの時の天馬と瞬の態度:「い…今にいさんの小宇宙を感じた 青銅聖闘士のフェニックス一輝だ」「そのフェニックス一輝も未来からここへやって来たというのか?」「うんまちがいない」
- ↑「うんまちがいない」じゃねえよコラ!(爆笑)
- しかしこの態度の違いはやはり、氷河と紫龍は一輝にいさんと比べて比較的常人に近いと思われてたってことなんだろうか。(笑)
■[場面転換] ド――…ン 「おっ なんじゃおまえは? 見たところ青銅聖闘士のようじゃが いったいどこから飛び込んで来たか」 (2〜3ページ目)
- いやいやいやいや!
- なんで紫龍だけいきなり天秤宮までショートカットしてるの!?十二宮にはアテナの結界が張り巡らされていて、テレポーテイションを初めとするショートカットは絶対不可能なんじゃなかったの!?
- っていうか、ついさっきまで流星は2つだったのに、氷河さんはいったいどこ行ったの!?
- やっぱアレか、老師の杖に込められた「とてつもない小宇宙」のせいで、紫龍だけ天秤宮に引っ張られてしまったってことなんだろうか。
- でも老師はあくまでも人間なのに、そんなこと可能かなあ……。
■「うう…こ…ここは!?」「なにをわかりきったことを聞いとる ここは聖域七番目の宮…天秤宮じゃ」 (3ページ目)
- いや、あの、それ全然わかりきったことじゃないと思うんですけど。
- そもそもこの漫画(ND)の描写を見てると、一般人はおろか聖闘士ですら十二宮の内部には立ち入り禁止っぽいんですけど。
- しかも仮に十二宮の内部に入ったことのある人間だとしても、宮の入口の柱の構造だけ見てどの宮なのかを当てろだなんて、そんなの聖闘士星矢歴27年のガチオタクでも、ハードル高すぎて無理ゲーじゃないかと思うんですけど。
■「あっ」「な…なんじゃ大きな声あげて わしの顔になにかついとるのか?」「ああ…あああ……」「なんじゃなんじゃ お……おい大丈夫かおまえ!?」「老師!!」 (3〜4ページ目)
- この満面の笑顔の紫龍が、あまりにも満面の笑顔すぎて何だかカワイイな!
- しかしこの紫龍、全然泣き出していないのが何気にすごい。100%笑顔しかない。
- これ、氷河さんよりよっぽどクールなんじゃなかろうか。いやまあ氷河さんとこがホットすぎるだけなのかもしらんが。(←ポセイドン編のカーサ戦参照)
- つーか、いつの間にか両目が全開だな、紫龍!
- そんなに老師と会えたのが嬉しかったのか、紫龍!
- しかし何気にさっきから老師の杖が全く見当たらないのだが、まさかもうなくしてしまったのか、紫龍!
■「なに 老師?」「は…はい お久しぶりです老師 紫龍です」(略)「ちょっと待て わしは老師でもないし おまえなんぞ知らんぞ」「は!? た…たしかにここは二百年も前の世界 老師がご存知ないのも無理はない」 (4〜5ページ目)
- この一連の紫龍くんがあまりにも老師のことを好きすぎて微笑ましすぎる。
- そして童虎さんの反応があまりにも常識的すぎてウケる。(笑)
- しかし、前聖戦時の過去に行くというのはあらかじめ判ってたはずなのに、童虎から「知らん」って言われるまで全くそのことを忘れてるとか、紫龍くんは一体どれだけ動転してたのか!
■「あやしい奴め とっとと帰れ」「そ…それが老師…」 (5ページ目)
- 「わしは老師じゃない」と言われてるのに、言われたそばから思いっきり「老師」と呼び続けている紫龍くんが、実に揺るぎなくしっかりと自分を持っていて非常に素敵ですね!(笑)
■「なんじゃあ?未来からアテナを追って来たじゃとぉ!?」「そ…そうです アテナが今どこかお教えください」「ふざけるな なにが未来じゃ ますますもってあやしい奴め 早く去ねい」 (5〜6ページ目)
- つーか、くどいようだがこの種のやり取りを見るにつけ、Part23〜24のシオンの判断能力が本当に神としか思えないわけだが。(笑)
■「い…いいえ どきません 信じていただくまでは…」「ならば力づくでおっぽり出すぞ」 ガッ (6ページ目)
- 黄金聖闘士が「力づくで」とか超不穏なこと言い出してる割に、全く紫龍の命の危険性が感じられないのは、やっぱり童虎さんの口調とか表情とか人柄とかのせいですよね!
- 断じて童虎さんがヒヨコだからなんかじゃないはずですよね!
■[場面転換・回想シーン] 「なんじゃおまえは」「はい紫龍です 聖闘士になるべく日本から来ました 強くなるためならどんなことにも耐えてみせます」「つまらん」「はっ!?」「おまえは人間が固くてつまらん とっとと去ねい」 (7ページ目)
- いや、ちょっ、「つまらん」て、老師……!
- 酷すぎる。(笑)
■「つまらんつまらん ああつまらん」「は…はあ…」 (7ページ目)
- いやでもマジメな話、それじゃ紫龍さん(8歳)としてはこの場合、いったいどう答えるのが良かったというんですか老師。
- 「はい紫龍です!聖闘士とかどうでもいいんですけど日本から来ました!修行は楽なほうがいいって感じ!お小遣いはたくさん欲しいかな!ランチはおいしくなきゃ残しちゃうヨ!あと春夏秋冬休みはもちろん必須で!」……とでも言ったら褒めてくれたんだろうか。
- それともまさかこの反応は単なる老師のツンデレなんでしょうか。
■「それから幾星霜 雨の日も風の日も わたしは老師からたくさんの教えをいただきました 春麗も元気でおります」「春麗?」「はい 廬山で赤ちゃんのころ老師に拾われた春麗です 未来ではやはり捨て子の赤ちゃんを拾い(略) 老師 どうか信じてください」 (8〜9ページ目)
- いや、そんなこと超イイ笑顔で言われても、童虎さんだって困るだろ!
- 信じてほしいんなら、もうちょっと具体的かつ検証可能なことを証言しろよ!
- 例えば「アナタの本名は童虎ですよね」とかさ!「必殺技は廬山百龍覇ですよね」とかさ!「誕生日は10月20日ですよね」とかさ!「親友にシオンという人がいますよね」とかさ!それ以外にも例えば五老峰での生活に関する超ローカルなあるあるネタとかさ!
- てーか、紫龍が即刻この場で廬山百龍覇を撃ってみせれば、一瞬で何もかも解決するような気がするのだが。(←確かハーデス編で撃てるようになってましたよネ?)
■「しかし突然未来から来たと言われてものう そ…そうじゃ 未来のわしはどんなんじゃ?」「は…はい 老師は菅笠をかぶり白いおひげを垂らし…五老峰の大滝の前にいつも座しておられました」 (10ページ目)
- いや、だから、その種の証言はもうちょっと具体的にだな!
- 少なくとも紫色の肌と尖った耳についての情報は、絶対に落とすべきではないと思うのだが!(笑)
■「ほにゃ!?」 [回想シーン]「シワだらけのじいさんが」「フッ それがおまえの未来の姿か」 「むううっ な…なんと…かつて杯座の水に映った未来のわしそのままじゃ…」 (10〜12ページ目)
- ……いや、そのままか?
- むしろこの場合、「情報量が少なすぎて判断不能」というのが正しい解答だと思うのですが。
- だって白いおひげとか、そんなほとんどの老人一般に当てはまってしまいそうな特徴なんてさあ。
- この童虎さん、ものすごくオレオレ詐欺とか悪徳セールスとかに引っかかりやすそうな感じだなあ。
■「だが紫龍よ…わしは融通のきかぬ男でのう それでもまだおまえを信じるわけにはいかぬのじゃ」 ドカアッ 「がはっ ぐううっ ろ…老師…」 (12〜13ページ目)
- あれっ?なんかいきなり童虎さんがギャグ顔じゃなくなったぞ。
- なんかものすごくいきなり鉄面皮だぞ。
- さっきまで超にこやかな優しい笑顔で、「お前の知っとる未来のわしの姿はどんなんか聞いとるのよ」とか言ってたくせに、ひどいよ!紫龍がかわいそうだよ!
- それともまさか、「将来の自分はシワだらけのじいさん」という事実を認めるのがそんなにイヤだったんだろうか。
■「立て おまえがもし真実アテナを追って来たのなら わしを倒して先へ進め どうした 闘わぬのか!(略)それでアテナを守るつもりか! おまえが心底正しいと思うなら わしを倒して進むのじゃ!」 (13〜14ページ目)
- いや、ぶっちゃけ、そこでアナタを倒す必然性が全然よくわからないんですけど。この聖戦時に。
- ていうか、この童虎さんが怪しげな不審者を一生懸命がんばって撃退しようとしてる割に、「アテナは十二宮のこの先にいる」という重大極まりない機密情報を、その不審者に対していとも簡単に、ペラペラッと漏らしてしまっている件について。(笑)
■「手向かいせぬのはおまえの勝手 だが次でおまえは確実に死ぬぞ!くらうがいい!!」「うっ そ…それは!!」 (15ページ目)
- あのっ!
- この童虎さん、あまりにも突然、あまりにも悪鬼のような顔になっていすぎだと思うんですけど!
- もはや幻朧魔王拳の効力が最大になってた時のアイオリアレベル!
- 顔があまりにも邪悪の権化すぎ!
■「廬 山 昇 龍 覇 」 (16ページ目)
- あれっ、百龍覇じゃないんですか老師!?
- ……なんか今、この老師があまりにもヒヨコすぎてまだ百龍覇を撃てないんだったらどうしようとか本気で心配してしまったんですけど気のせいですよねアハハハh
- あっでも今確認したらPart2でちゃんと童虎は百龍覇を撃ってました。良かった良かった。どうも白羊宮におけるヒヨコ事件の記憶が未だに尾を引いてるみたいで、思わずヒヤヒヤしちゃいましたよ全くもう。
■パアアン 「なんじゃあ!? 昇龍覇を受けとめるとは…な…なぜ…」「お…お言葉ながら聖闘士には一度見た技は二度とは通用いたしませぬ」 (16〜17ページ目)
- ちょっ!
- 何なのこのヒヨコ!
■「バ…バカな この技をおまえに見せるのは初めてじゃ…」「い…いいえ この技は老師から授かった技…未来で…」 (17ページ目)
- いや、それはそうなんですけどね!
- いくら一度見た技だからって、ここまで簡単に右手一本で止められてしまうなんてマジで何なのこのヒヨコっていうね!
■ カッ (17ページ目)
- 脱 い だ www
■「な…なんと 聖衣を脱ぎ捨てるとは!死ぬつもりか!?」 (18ページ目)
- ちょっ…!
- この童虎(ヒヨコ)、あまりにもあっという間にギャグ顔に戻っていすぎるんですけど!
- よもやまさか、ここまで本気の戦闘モードになった直後に、こんなにも瞬殺で技を止められてギャグ顔になってしまうだなんて、なんという容赦なきヒヨコっぷり!
- つーか今週の一連の童虎の描写、シリアスな顔が悪鬼しかないとか(笑)
- しかも、ぶっちゃけシリアス顔だったの2ページくらいじゃね?
■ オオオオオオオ 「老師 おわかりください これが真実のわたしです」「お…おおっ 紫龍の背に浮かんだあれは…昇龍!!」 (18〜19ページ目)
- 盛り上がってるところ悪いんですけど、この展開で背中の昇龍見せてもあんまり意味ないと思うんですけど(笑)
- 別に紫龍が未来から来たことの証明になるわけでもないしなあ。
- でもまあこのお約束の前フリが出てきたってことは、来週冒頭あたりで紫龍が全力の廬山昇龍覇を撃つんだろうなとは思うのですが。
- しかし、ぶっちゃけこの天秤座の黄金聖衣を着ているヒヨコの昇龍覇より、紫龍の昇龍覇のほうが(撃つ前から)はるかに強そうに思えてしまうという黙示録的状況について、原作の変態老人をこの上なく愛していた身としてはどう受け止めるべきなんでしょうかね、老師……。
- まあ私としては原作の童虎さん(変態)と今作の童虎さん(ヒヨコ)は完全に別物としてとらえてるんで、別にいいっちゃいいんですけど。(←Part2あたりで悟りを開いた)
- あ、ちなみに原作によると、童虎さんが一番強かったのは18歳の前聖戦時だそうですので、皆さんくれぐれもお間違えのないように!そんで、その18歳の頃のパワーを既に失ってしまった261歳時点での童虎さんの実力は、少なくとも紫龍さんをして「うおお――ッ な…なんという凄まじい小宇宙のぶつかりあいなんだ」と絶叫せしめるレベルですので、皆さんくれぐれもお間違えのないように!(←以上すべて原作ハーデス編参照!)
■おまけ:巻末作者コメント。「今年は『ND』の他にもあの○○の続編を執筆予定。あくまでもやる気次第だけどね(笑)」
- どうやら近年になって御大の創作意欲は泉のようにあふれ出している模様。最近すげえよな!
- でも、できればNDの進行に支障が出ない範囲でお願いしますね、御大!
- っていうか○○って何なんだろう。少なくともりんかけではないなとは思うんだけど。(笑)
- まさか風魔じゃないよなあ?
■と、一通りツッコミ終わって最後にふと気づいたこと:
- しかし紫龍と童虎さん(ヒヨコ)のやり取りに突っ込んでるうちにラスト近辺ではもうすっっっっかり忘れてたんですけど、そういえば氷河さんってどうなったんだろう。
- あと、今まであんだけ引っ張ってたのに、老師の杖っていったいどこいったんだろう。
<完>
多分続く
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