冥王神話 NEXT DIMENSION
「Part50 大いなる光」 ツッコミ

(2012年12月27日発売・週刊少年チャ○ピオン4+5号掲載)




(注意)
このツッコミはネタです。実在の人物・団体等とはいっさい関係ありません。
・強度の毒舌が苦手な方は閲覧の際に副作用として痒み・発疹・アレルギー反応が出ることがありますので十分ご注意ください。





■聖域 十二宮外―― (1ページ目)
  1. いや、おい!
  2. いくらなんでもこの杯座の聖衣、ものすごいテキトーな場所にあまりにも無防備に放置しすぎだろ!
  3. そして良く見たらすぐそこの断崖に、少し前に魔切りの以蔵さんからぶった切られた痕跡がある(笑) ←Part13参照(笑)
  4. てゆーか、まさかPart13の場所に放置したっきり、そのままだったのかよ杯座の聖衣!隠せよ!
  5. ……そんな感じで、なんか杯座の聖衣が突然消えた訳ですが。
  6. 十二宮の中ってテレポーテイションできないはずですよねえ。アイオロスの聖衣ですら、消えることなく普通に空飛んで移動してましたもんねえ。いったい誰の仕業なんでしょうねえ。こんな真似が出来る人なんて、ものすごく限られて来ますよねえ。つーかたぶん人じゃないですよねえ。




■[場面転換] 教皇の間 「な…なんという男だ水鏡… あえて死門を開くとは信じられん むううっ(略) だが…もしも老門を選んでいたら…その身は一瞬にして老い果て もはや進むべき気力も失ったであろう」 (2ページ目)
  1. いやっ!ちょっと!
  2. いくらなんでも水鏡先生の老人顔、酷すぎるだろ!(大爆笑)
  3. だがしかしシジマよ、仮にも聖闘士が、老いたくらいで素直に戦闘意欲を失うと思うのか……?
  4. ↑参考例:現代聖戦における天秤座の童虎さん(261歳)。少なくとも紫龍よりは復活教皇シオン(本物)に善戦してた。
  5. ↑つーか、むしろ老人になった方が脱皮とか特殊能力まで付いちゃうぶん、色々ヤバイんじゃないか?




■「病門を選べば病魔に蝕まれふたたび起つことあたわず 生門を選べば果てることなき苦行の道 いたずらに処女宮をさまよったはず それを悟ったであろう水鏡は迷うことなく死門を選んだ(略) しかしその名の通り死の門を選んだからには死ぬ以外にないのだぞ」 (3ページ目)
  1. いやっ!ていうか!
  2. マジでそんな直接的な四択だったの!?
  3. 「老門を選んだら老います」「病門を選んだら病気になります」「死門を選んだら死にます」って、ある意味めっちゃ予想外だよ!
  4. しかしその「病魔」っていうのは、具体的にはいったい何の病気なんだろうか。病気なら何でもいいんだろうか。
  5. とりあえず皮膚病あたりだったら、割と簡単に再び起てちゃって、シジマさんすげえ困らないかなーどうすんのかなーとか思うんですけど。




■「水鏡よ そこまでの覚悟をもったおまえの真の目的とはなんだったのだ…本当にアテナの首か…本当にうらぎり者なのか… むううっわからん どちらにしろもはや真意を知ることはできぬ……」 (4ページ目)
  1. えっ!!
  2. それを自白させるためにわざと様子を見てた、とかじゃないの!?
  3. まさか本当に、ガチで四門にかけてたの!?
  4. おいこのシジマ!「むううっわからん」じゃねえよ!これじゃ「ええい面倒」の人と同じだよ!なにが「どちらにしろもはや真意を知ることはできぬ…」だよ!
  5. ちょっとは真意を探ろうとか、しろよ!!




■[場面転換] 「さ…さすがにシジマの結界 破ることは不可能だ(略) な…なに…? この死の闇の中であれは…? あの光はいったいなんだ?」 カッ [場面転換] 「はっ!? い…今アテナの体から大いなる光が放たれたような気がしたが……いったい…!?」 [場面転換] ドシャアッ 「バ…バカな ここは…(略) 沙羅双樹の園!!」 (4〜7ページ目)
  1. おいおいおいおい!
  2. とりあえず沙織さんはシジマさんの技を破って水鏡先生を救い出してやるヒマがあるのなら、さっさとその教皇の技を破ってシジマさんのこともちょっとは救い出してやったらどうかな!
  3. それともアレか、シジマさんの技は簡単に破れたけど、教皇のは全然破れませんでしたとか、そういうことなのか。
  4. どっちにしても地味にシジマさんの立場が無いような気がするのは私だけか。




■「むうっ ふたたび処女宮の一角に引きもどされるとは…先ほどの光はいったい? どちらにしろもはや動けぬ… ここで死を待つのみか…」 (8ページ目)
  1. いや、引きもどされたも何も、アンタ最初から処女宮の先に進んでなんかいませんでしたやん。
  2. むしろそこは普通なら、シジマさんの結界から抜け出せたことを喜ぶべきシーンじゃないかと思うんですけど。
  3. それなのに、何ひとりでブツブツ言いながら死ぬ気満々なんですか。どんだけ心折れるの早いんですか。どんだけメンタル弱いんですか。(←Part28参照・笑




■「な…なにい!? 双樹の下になにかある… あ…あれは!?(略) わが聖衣 杯座(クラテリス)の白銀聖衣!! かつて天馬に託したこの聖衣が…なぜここに…?」 (8〜11ページ目)
  1. あの、とりあえず、沙織さんは水鏡先生のことだけひいきしすぎだと思います!
  2. シジマさんとか、アテナを救うために死にかけまでしたのに、ガン無視されっぱなしでマジかわいそうです!




■「な…なんと……沙羅双樹から降りそそぐ甘露によって杯が満たされる これぞまさしく命の水だ!!」 (11ページ目)
  1. そりゃまたえっらい大量の甘露だな!
  2. 沙羅双樹の葉っぱ、一体どんだけビショビショだったんだよ!




■「い…今こそわかった…あの大いなる光もこの杯座の聖衣も…すべてはアテナの小宇宙によるもの… わたしはアテナに救われたのだ!!」 (12ページ目)
  1. あの、もう一度声を大にして言いますけど、とりあえず沙織さんは水鏡先生のことだけひいきしすぎだと思います!
  2. シジマさんとかオックスさんとか、マジ立場ないです!




■[場面転換] 「むううっ あの死門の闇から水鏡を引きもどすとは…さすがはアテナ… 赤子でありながらもその聖なる力はまさしくわれらが女神 し…しかしなぜ…なぜ救ったのですか…」 (13ページ目)
  1. ほら見ろ!シジマさんめっちゃショック受けてるじゃねえか!!
  2. もし仮に私がシジマさんだったら、もうこの時点で己の存在意義に深刻な疑問を抱かざるを得ないレベル!
  3. だがそんな状況でもアテナに反逆しようとか全然思わないシジマさんはマジでいい人。もはや感動すら覚える。




■[場面転換] 「フッ アテナに救われたとはいえ もはや水面には私の影すら映らぬ それがわが運命 死にゆく者の未来は何も映し出されぬのだ」 (14ページ目)
  1. マジで!?
  2. うわー、杯座の聖衣、めっちゃえげつない機能ついてんだな……。
  3. ……しかしそんなえげつない水面をすっげえ「どれどれ」とか言いながらめっちゃ軽いノリで覗きこんでた例のヒヨコ2名って、いったい……。(←Part12参照)




■「そ…そうだ… 沙羅双樹の花びらは空間を超えてアテナのもとへ舞い落ちるという この先わが命が途上で尽きたとしても このことだけは伝えておかねば… 風よ運べ アテナのもとへ…」 (15ページ目)
  1. いや、沙羅双樹にそんな能力があったなんて、初耳なんですけど。
  2. あれはてっきりシャカの特殊能力で飛ばしてたんだとばかり思っていたが、違ったのか。沙羅双樹そのものに付いてる機能だったのか。
  3. えっ、てゆーかあの、何で、仏教と縁の深いアジア限定産の植物に、そんなギリシア神話的な使い道以外にまったく役に立たなさそうな機能がついてるんですか?
  4. しかも、何だか水鏡先生の言い方だと、まるで沙羅双樹という植物自体が一般的にそういう機能を持っているんだ、っていうふうに聞こえるんですけど、マジですか、それじゃ今すぐうちにも沙羅双樹を植えなくては、ちょっと植木屋さん行ってくる!(バッ!)




■[場面転換] 教皇の間 「むっ!? これは沙羅双樹の花びら…(略) 水鏡がアテナになにごとかを伝えようとしたものか…… しかし… この神々の迷宮にはばまれて 無事に届いたのはたったの二句… (16〜17ページ目)


  1. だめじゃん!!




■「さん…と じゅう… じゅうと さん…? くっ これだけでは意味がわからぬ…」 (17ページ目)
  1. 全然伝わってねええええ!!!
  2. てゆーか、水鏡先生はともかく、シジマさんは何で漢字が読めるのよ。
  3. 聖域の公用語ってギリシア語じゃなかったのかよ。(←アイオロスの遺書参照)
  4. まさかシジマさんの趣味は外国語習得なのかよ。
  5. それともあんなバリバリの赤毛のわりに、実は中国人か日本人だったりするのかよ。
  6. まあ、確かに名前は日本語な訳だが……。




■「水鏡 おまえは死を賭してまで… いったいアテナに何を伝えたいのだ…」 (17ページ目)
  1. っていうか、あの、さっきシジマさんが感じ入っていたように、アテナがそんなにすごいんだったら、直接小宇宙で水鏡先生の話を聞いてあげるとか、できないんですかね?
  2. 少なくとも十二宮の結界の中で杯座の白銀聖衣をテレポーテイションさせてあげるよりは、圧倒的に簡単だと思うんですがね?
  3. そんでついでにシジマさんに対しても、いい加減そろそろ小宇宙で話しかけてあげるとか、やってあげることはできないんですかね?




■「あ… ああ… ま…まさか…これがあのことを意味しているのならば…」 (18ページ目)
  1. はあああぁぁぁぁ!?
  2. 何で「参」と「拾」で「まさか」になるんだよ!意味がわからないよ!意味がわからないよ!びったんびったん!
  3. ……いや、車田漫画における「まさか」がいかなる因果関係とも無縁であるという点については、一応わかっていたつもりではあるのだが。一応。




■「今この時にあの伝説が出現すれば 十二宮はおろか…聖域すべてが崩壊する!!」 (18〜19ページ目)
  1. はあああぁぁぁぁ!?
  2. 何の伝説だよ!めっちゃ気になるじゃんか!おい!




■おまけ:せっかくなのでその伝説とやらの予想をしようと思う
  1. 本命:「拾」と「参」は「13」のことである。そんで、その伝説とは、十二宮の中には「13番目」の何かがあって、それの封印が解けるとなんかすごい大変なことが起きて、十二宮と聖域が壊れるとか、そんな感じ。(←13番目ということは、順序的には13番目の宮で、つまり教皇の間にまつわる何かか?)
  2. 対抗:「この水鏡、先日道を歩いていたら空から光る物体が落ちてきてアテナの聖衣を拾ってしまったため、ハーデス軍に見つからぬようこっそり隠して届けに参りました」。……という文章の、「拾」と「参」だけが届いた。
  3. 大穴:「あの伝説」に関してはそのうち明らかになるが、それが水鏡先生の血文字とどう関係するのか、「拾」と「参」が何だったのかについては、永遠に明らかにならない。なぜならそれは車田漫画だから。
  4. どっちにしても「伝説」自体は何だか重要そうなので、この先それが天界編と結びつく鍵になったりしないかなーとか、密かに予想しておきます!以上!


<完>


多分続く

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Written by T'ika /2012.12.28