■冥王神話 NEXT DIMENSION
「Part45 神の悪戯」 ツッコミ
(2012年6月28日発売・週刊少年チャ○ピオン31号掲載)
(注意)
・このツッコミはネタです。実在の人物・団体等とはいっさい関係ありません。
・強度の毒舌が苦手な方は閲覧の際に副作用として痒み・発疹・アレルギー反応が出ることがありますので十分ご注意ください。
■「オレが猫より劣るとはどういう意味だ」「ヘッ だってそうじゃねえか そのライオンは瞬のことを敵じゃないと見抜いてる なのに人間のあんたはまるっきりわかってねえ だから猫より劣るって言ってんだ」 (1ページ目)
- いや、それは違うぞ天馬!
- むしろそのライオンが瞬のことを敵じゃないと見抜いてゴロニャーゴしちまったからこそ、今カイザーさんは瞬を敵視してるんだぞ!(昼メロ)(略奪愛)(三角関係)(カオス)
- 火に油注ぐようなこと言ってどうすんだよ!
■「ゴールディ やれ」「グワァッ」「うわあっ」 (2ページ目)
- ほら言わんこっちゃない!
- ていうかカイザーさんがあまりにも大人げなさすぎてもう。(笑)
■「くううっ ライ公 オレも敵じゃねえってんだよ」 (3ページ目)
- ラ……ライ公。
- すごく昭和の匂いをかいだ気がする。
■「テ…天馬くん」「静観していろ おまえもすぐにあの世へ送ってやる」 (3ページ目)
- 意訳:「ええいゴールディはうちの子だ!オレの命令しか聞かないんだからな!よく見とけちくしょうウワアアアン!」
■「ン? お前ケガしてるのか ちょっと待ってろ」 グイッ 「!?」 (4ページ目)
- !?
- まさかその発想は無かった。
- しかしとりあえず天馬くんはついさっきまで、そのライオンの全体重を右手一本で必死で防いでたはずなのに、いきなり手を離して何ともないのか。
- っていうかゴールディさんも「ちょっと待ってろ」とか言われて、何で本当に素直にちょっと待ってんだよ。
■「オラ 動くんじゃねえよ じっとしてろ」 グイッ グイッ 「グルル〜〜ッ」 (4ページ目)
- ものすごくどうでもいいんだけど、さっきからこのコマのゴールディさんがものすごく何かに似ていると思ったらアレだ、ネバーエンディングストーリー(映画)のファルコンさんだ。
- ていうかもう、シュール極まりねえよ。
■「これでよし ちっとは楽になったろう さあ戦闘再開といこうぜ ライ公」「ガウ?」 (4〜5ページ目)
- ガウ?
- や、やばい。ゴールディさんが素でかわいく見えてきた。
■「いくら動物相手とはいえ 勝負はハンデなしでやりたいんでね」 (5ページ目)
- その発想は無かった。
- なんか実はこの天馬くんって人、瞬よりもさらにムツゴロウさんなんじゃないか?動物聖闘士と人間聖闘士をまったく区別してないぞ?むしろ真の闘士として男と男の友情の絆を結びそうな勢いだぞ?(←ライオンと)
- うむ、こりゃ、あれだけ馬に好かれてたのも納得だ!(←Part12など参照・笑)
- しかし私の気のせいでなければ、君もつい先刻まで心臓が止まったり喀血してたりしてたようなんだがね、天馬よ。
- ライオンだけ手当てしたら、明らかに逆ハンデがついてライオンの方が有利になって、不公平な気がするのだがね、天馬よ。
■「これで対等だ オラ こい!」「グウウ〜〜ッ グワアッ ガウッ ガウッ ガウッガウッ」「ひいい〜〜っ」 (5〜6ページ目)
- だ、だめだ!オチが読めてしまう!!(悶絶)
- どうせこれ、ゴールディさんが喜んで天馬くんとお友達になってキャッキャウフフしてんだろ!(爆笑)
- しかし、おそらくは天馬くんが今まさにゴールディたんとイチャイチャしているのであろう場所のすぐそばで、ボロ雑巾のようになった水鏡先生がべちゃっとなっているというこの構図、あまりにもシュールすぎて一体どうすれば。
■「かかってくる敵を助けてどうする 首でももぎとられたか」 (6ページ目)
- あの、カイザーさんってこの間から随分、首を引っこ抜いたりもぎとったりするのがお好きなんですね。
■「! な…なにい!?」「う…う く…くすぐったい〜っ」 (7ページ目)
- 「オレ以外には決して心を許さぬゴールディ」(笑)
■「こ…これは…?」「天馬の傷口をなめてやっている ゴールディの唾液には絶大な治癒能力があるのだ」 (7ページ目)
- 起死回星の希少価値が一気に下落!
- ていうか、だめじゃん!そんな、攻撃といったら敵に噛みつくしかないライオンが、唾液に絶大な治癒能力なんかもってたら、だめじゃん!
- 敵に噛みつくたんびに敵が治っちゃうじゃん!
- ……ん?しかし待てよ?そしたら水鏡先生はいったい何によって倒されたんだ?
- ……猫パンチ?
■「ゴールディはおまえと同様に天馬もまた…敵ではないと感じたのだろう」「よ…よかった」 ガクッ (8ページ目)
- スカした顔で両眼を閉じてクール解説に徹するカイザーさんは今たぶん、己の心中の血涙を誤魔化すのに必死!
- というか、もしかしてこれで天馬くんの死亡フラグって、撤回されちゃったりしたのかな?
- あちゃー(笑) ←Part41のツッコミ人の予想は外れた模様。
■[場面転換] 双児宮―― 「う… おっ カ…カインか?」「う…うう……一輝 アベルは……?」 (9〜10ページ目)
- 「アベルは?」じゃねえよこのスットコドッコイ!
- それはこっちのセリフだよ!
- 全地球上であんた以外のいったい誰が、アベルの行方を知ってるっていうんだよ!
■「あいつめ…どうやら今回はあきらめて消えたらしいな」 (10ページ目)
- いや、Part43のあのシーンから、いったいどうやったらアベルさんがあきらめて消える展開になるのか、こちとらサッパリわかんないんだけど。
- しかしカインさんが双児宮でずっと気を失った状態でいたってことは、やっぱりカインさんは幻影じゃなくて実体なのかなあ。
- そうなると、「カインが実体でアベルが幽霊」説がますます現実味を帯びてくるが……さて。
■「しかし奴のことだ またいつ現れるかわからん 早く行け 回星はあらかたほどこした おまえならなんとかいけるはずだ」「カイン…礼を言う」 (11ページ目)
- 何だか全然まったく良く分からないんだけど、いつの間にかカインさんが味方になっている。(爆笑)
- こういうの、吊り橋効果っていうのかしらね?(今回の場合、吊り橋=アベル)
■「しかし…(略)双子座の聖闘士とはよくよく魂の相克に苦しむ星の下に生まれたようだな」 (11〜12ページ目)
- いや、魂の相克っていうか、私にはどっちかって言ったらハタ迷惑な弟のツンデレに苦しむ星の下に生まれたようにしか見えないんだけど。少なくともカインさんの場合は。
■「オレはおまえと同じ苦しみを持った聖闘士に出会っている その名は…双子座のサガ!」 (12〜13ページ目)
- いや、「同じ苦しみ」はちょっと言いすぎなんじゃないの……
- だってカノンはアベルさんよりもはるかにマトモだよ……
- カノンのほうがポセイドン神殿で独り立ちしてた分、アベルさん(ストーカー)よりもはるかに慎みがあったよ……
■「ある時は神のごとく!ある時は邪悪の化身!! 教皇を殺害してそれになりすましアテナさえも滅しようとした男だ」「な…なんと…」 (13〜14ページ目)
- おい、そんな未来のネタバレしていいのかよ、お前。
- しかし「神のごとく」とか言ってるけど、何気にサガって善の人格の時に、思いっきり黄金聖衣フル装備で生身の弟ボコってたよな?
- しかも何気にサガって善の人格の時に、「アイオロスなどこのサガよりも仁知勇すべてにおいて格下だ!(意訳)」とか何とか、思いっきり言い放ってたよな?
- あまつさえ何気にサガって善の人格の時に、思いっきりシオン(教皇)さんに向かって、「てめーのような老いぼれでさえ(意訳)」とか何とか言い放ってたよな?
- 結論:神のごとく(笑)
■「そのサガは多重人格ゆえの苦悩であったが…カイン おまえはちがうようだ 多重人格でもない 双子でもない カインとアベル おまえたちの正体は…」 (14ページ目)
- !?
- 「双子でもない」!?
- またサラリと爆弾発言きましたねー!
- まあでもツッコミ人としては相変わらず、「カインが実体でアベルが幽霊」説を押してるわけなんですが。(←Part43の予想参照)
- ↑つまり「今は双子ではないが、元は双子であった」「今は片方死んでる」ってことなんですけど。……正解は果たして。
■「一輝 オレのことなどよい (略)アベルが再び出てくる前に早く行け」「わかった このカリはいずれまた…命があったら返させてもらうぞ…」 (15ページ目)
- 未来人と過去人が、相互干渉の固い約束を交し合っています!
- 「過去を変えてはいけない」の法則などクソ食らえですね、わかります!
- しかし「借り」を「カリ」と書くと、まるで青酸カリの貸し借りでもやってるみたいだな。
■「双子座のサガ…多重人格ゆえアテナを滅しようとした男か… フッ しかしそのサガの苦悩のほうがわたしよりもはるかにましよ…」 (16ページ目)
- 意訳:「あの人よりも私の方がもっと不幸だわ!私はこの世で一番不幸だわ!」
- わあ……そんな中二病みたいな論理主張、人格修練的な意味で非常によろしくありませんことよ、カインさん……。(生温かい目)
- とはいえ、確かにアベルさんの方がカノンより数億倍ほどタチが悪そうに見えるのも事実なんだけどな!ストーカー的な意味で!(ニコッ!)
- でも良く考えたらカノンの方が、殺してる一般人の数とか圧倒的に多いんだけどな!(たぶん!)
■「なぜならこのカインとアベルは…!! 神の悪戯でこの世に生まれてきたのだからな!!」 (16〜17ページ目)
- ……?
- いや、ちょっと、良くわからないんだけど、およそこの地上のあらゆる生き物のなかで、神の悪戯じゃなく自力だけでこの世に生まれてこられたヤツって、いるのか?
- そんなの、輪廻転生から解脱した仏陀の生まれ変わりのあの人くらいじゃね?(笑)
- とまあ、そんな冗談はおいといて(笑)、しかしそれにしてもこの「神の悪戯」という言い回しは、何だかクロノス様の例の「イタズラ」を、ものすごく彷彿とさせる言い方だな……。(←Part20参照)
- まさかここでカインとアベルを媒介にして、物語が現代にいるクロノス様その他の神々とつながって、天界編が始まっちゃうんじゃないだろうな……。
- しかし今までの「聖闘士星矢」における事件のほとんどは双子座がらみで起きている、という歴史的事実を鑑みると、あながち有り得ない話でもないかもしれんな……。
■[場面転換] ドオオオオン 「ゴールディ おまえが見抜いたように 確かにこの三人は敵ではない いや むしろ真の聖闘士と言ってよいかもしれぬ」 (18〜19ページ目)
- 意訳:「カイザーさんにとっての真の聖闘士の基準=ゴールディがなつくかどうか」
- っていうか、いつの間にか「三人」とか言って、余りにもさりげなく水鏡先生が混じっていすぎるんですけどー。(爆笑)
- やっぱりゴールディがツバつけたせいで本当は傷が治ってたんでしょうか水鏡先生。でもその割に未だに意識不明みたいなんですけど水鏡先生。っていうか獅子宮で水鏡先生に何が起きたのかさっぱりわからないんですけど水鏡先生。
■「しかし ならば先程から感じているこの邪悪な小宇宙はなんなのだ? 真の敵がこの獅子宮に迫っている!!」 カッ (19ページ目)
- いやそりゃ普通に考えたら冥闘士なんじゃねえの?真の敵だろ?
- 何だかカイザーさんは忘れてるようだけど、今って一応、聖戦だからな!
- まあ読者にしかわからないメタレベルにおいて、「真の敵」がいるという可能性はあるけどさ。
■次週予告:「次号、新たな激闘が幕を開ける!!」 (19ページ目)
- ええっ、「新たな激闘」?
- 処女宮はシジマさんだから無人のはずだし、水鏡先生はもうボロ雑巾だし……
- いったい誰と誰の激闘なんだ。地味に気になる。
- そろそろ新しい冥闘士が白羊宮あたりに攻めて来そうな気もするし、シジマさんとカルディナーレさんがどうなっているかも気になるし、氷河とか紫龍とか斗馬さんとかが未来で何してるかも気になるし。
- アベルさんは今回消えたから、とりあえず暫くは出てこないよなあ?
- 一輝兄さんが獅子宮に着くのは、位置的に考えてもまだ先だろうしなあ?
- うーむ。普通に先が読めない。
- やばい。普通に楽しみでならない。
■おまけ:せっかくなのでお遊び的に今後の展開大予想☆(ネタ9割)
- ところで私は先程、上の方のツッコミで、「まさかここでカインとアベルを仲介にして物語が未来とつながるんじゃないだろうな……」というネタ予想を口走ってしまった。
- そこで、99%ほど「ねーよ」と思いつつも、せっかくなので「もし本当にここでカインとアベルを仲介に物語が未来とつながってしまったらどうなるか」について、勝手に想像してみようと思う。(ネタ9割)
- ちなみに参考資料はカインさんの発言:「神の悪戯でこの世に生まれてきてしまった」。
- というわけで、以下列挙。
- 勝手な想像(本命):「カインとアベルは本当は未来人でした」。
…クロノス様の例の「イタズラ」で、テロメアを狂わされた上で過去に生まれてきてしまった。未来で泥沼兄弟劇場をやってた罰で、過去でも泥沼兄弟劇場をさせられている。 →すべての黒幕はクロノス!未来に戻ってクロノスを倒すヨ!一輝兄さんたちが!
- 勝手な想像(対抗):「カインとアベルは本当は天闘士でした」。
…天界で何か悪い事をしたせいで、神々の悪戯によって過去のアテナ軍に生まれ落とされてしまった。
→すべての黒幕はゼウス!未来に戻ってゼウスのイタズラと戦うヨ!斗馬さんも活躍するヨ!
- 勝手な想像(大穴):「カインとアベルは本当は神様でした」。
…天界で何か悪いことをしたせいで、人間として過去のアテナ軍(全滅予定)に生まれ落とされてしまった。
→オリンポスの神々は残酷だヨ!神々が真のラスボスだヨ!オールスター天界編だヨ!
- 勝手な想像(さらに大穴):「実はカインとアベルは本当は双子として生まれるはずが神の悪戯で肉体をひとつしか与えてもらえなかっただけの普通の人でした」。
…つまり完全に神の暇つぶし以外の何物でもなかった。
→お気の毒に。以上。未来まったく関係ない。
- だがしかしやはり私のイチオシはこれだ(超本命):「カインさんの発言?特に意味などない!」
…ビコーズ、なぜならそれは車田だから。カインさんのアレはぶっちゃけ、「神の悪戯で生まれ落ちたオレの孤独な運命(略)」とか何とかいう、ただの中二病ポエムの一環にすぎない。
→何事もなかったかのようにスルーされるヨ!どうせ「かつて弟アベルを殺したオレの、神々に翻弄される不幸な運命(略)」とか何とかそういう話だヨ!
- ↑つまり相変わらずの「カインが実体でアベルが幽霊」説です(笑)
<完>
多分続く
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