■冥王神話 NEXT DIMENSION
「Part42 起死回星」 ツッコミ
(2012年6月7日発売・週刊少年チャ○ピオン28号掲載)
(注意)
・このツッコミはネタです。実在の人物・団体等とはいっさい関係ありません。
・強度の毒舌が苦手な方は閲覧の際に副作用として痒み・発疹・アレルギー反応が出ることがありますので十分ご注意ください。
■「いくぞ双子座(ジェミニ)! フェニックス最大の拳!」「青銅聖闘士(ブロンズ)よ これで貴様は死んだ」 (1ページ目)
- いや、ていうか、そもそもカインさんがどうしてアテナ軍(味方)である青銅聖闘士の一輝さんを殺さなきゃなんないのか、良く考えたら全然よくわかんないんですけど。
- だって今の所、「罪状=勝手に双児宮に入り込んできただけ」だよね?
- だいたいカインさんは先週、一輝が「アテナを守るためにやって来た」って、本人からはっきりと聞いたよね? そいつがアテナ側の人間だってこと、どう考えても知ってるよね?
- てゆーかそもそも聖戦において、青銅聖闘士はあんたらの部下だよね? 聖戦に青銅聖衣着て参加しに来てる時点で、そいつ明らかに味方だよね?
- はっきり言って、殺す理由、皆無だよね?
- それともそんなに「一人芝居」って言われたのが痛かったんですかね?
■「鳳翼天翔」「なにい!?バ…バカな!!これが青銅聖闘士の力か!?(略)むおおおおおっ」 ドシイッ (2〜6ページ目)
- さっきからやたら「青銅ごとき」とか言って目下を馬鹿にしまくってた割に、この人……。
- ちなみにくどいようですが243年後の黄金聖闘士アリエスのムウさん(20歳)の証言:「聖闘士の優劣はなにもまとっている聖衣できまるものではないのです…要は小宇宙です!!」
- っていうかカインさんは仮にも黄金聖闘士なら、一輝兄さんの恐ろしさくらい小宇宙で見抜いて下さい。
- しかしこの双子座、Part35で「まさしく力と正義をかねそなえた真の聖闘士だ」とか何とか言われてたような気がするのだが、もしやアレか、水鏡先生の目は節穴だったのか。
- いや待てよ……そうか!よく考えてみたらあの時の水鏡先生は三巨頭の冥衣を着ていたがために、カインさんから「○○ごとき」とか言って馬鹿にされたりしてないんだな!
- いやあ、いっそすがすがしいほどの身分差別主義的言動ですね!
- 結論:「力と正義をかねそなえた真の聖闘士」(笑)
■「なっ なんと…すべてのものを吹き飛ばす鳳翼天翔が…双子座の体をわずかに後退させただけとは…むううっ(略)」 (6〜7ページ目)
- いや、わずかにって言うか、どう見ても数十メートル規模で思いっきり後退してるように見えるんだけど。
- しかも思いっきり壁にぶつかったおかげでようやく止まった感じなんだけど。衝撃で壁に思いっきりクレーターとかあいちゃってるんだけど。
■「なんという強さだ 敵味方 これまで闘った相手の中でもおそらく最強…」 (7ページ目)
- いや、少なくとも今回の描写を見た限りでは、掌一枚で鳳翼天翔パアアアアアンした挙句に涼風がどうのこうの言ってた現代の乙女座の某さんの方が、そのカインさんって人よりも圧倒的に人外に思えるんですけど。
- こうなってくるともはや、この一輝兄さんの不自然なまでの謙遜セリフが全てカインさんに対するイヤミ・あてつけ・皮肉なのではないかと思えてくるな!
- 不自然に褒めまくることによって逆にけなすという新手の精神攻撃か! 成る程!
- まあ、つい先程ものすごく恥ずかしい一人芝居を目撃してやったばかりなわけだから、確かにカインさんに対してはこういう遠回しに皮肉るやり方のほうが、ダメージ大きそうな気もするな!
■「一輝と言ったな 青銅聖闘士の身でありながら よくぞ黄金聖闘士のわたしをここまで後ずさらせた おまえの言うことを信じてもよいのかもしれぬ」 (7〜8ページ目)
- えっ!?
- まさかの善人展開!?
■「だがまだ勝負はついてはおらん わたしは今おまえを真の聖闘士と認めた ゆえに葬るにも最高の技をもってすることが礼儀と心得る(略)」 (8ページ目)
- いや、だから!だから全然意味わからんから!(大爆笑)
- この双子座の男、今なんのために戦ってんの!ねえ!
- しかも言うに事欠いてハーデスとの聖戦まっただ中の今この時に!ねえ!
- だいたい、そいつ、味方だろ!
- やはりこれはどう考えてもカインさんが一輝に対する個人的恨みを晴らしているとしか……(笑)
- しかも、いかにももっともらしい言い訳つきで(笑)
■「うっ そ…それは!!」「銀河も鳴動する双子座最大の奥義 ギャラクシアンエクスプロージョン!!」 ド――ン (8〜12ページ目)
- あ、すごい。いいなあ。
- 必殺技が2ページ見開き大ゴマで、しかも技の前フリすら丸々1ページ大ゴマで、あまつさえ何この、超気合の入りまくった美麗な作画。
- ちょっとヒドすぎるんじゃないの。
- Part2の冒頭の、チラシの裏に3秒で描かれたゴミみたいな作画の廬山百龍覇とスターダストレボリューションに対して、今すぐ土下座のうえ平謝りしていただきたいわよ。
■[場面転換] 「はっ な…なんだあの衝撃音は? こんなケタ外れの振動は初めてだぞ だ…誰か死んだな…」 (12ページ目)
- 「こんなケタ外れの振動は初めてだぞ」 ←謝れ!ケタ外れのパワーが売りのオックスさんに謝れ!
- 「誰か死んだな…」 ←謝れ!味方の誰からも一切コメントをもらえずにひとり淋しくお亡くなりになったオックスさんに謝れ!
- てーか、意外とフツーに登場してフツーにセリフしゃべってるんだな、天馬くん。(笑)
- もしかして前回の死亡フラグは華麗なるフェイクだったのか?
■[場面転換] 「あれは双児宮の方角…(略) GEX(ギャラクシアンエクスプロージョン)にまちがいない…(略) ま…まさか…一輝にいさんが…」 (13ページ目)
- とりあえず兄を思う瞬の不安な心境などよりも、私としてはまずそのGEXという妙な略称のほうが気になって気になって仕方ないのだが!
- なんでGEX!しかもなんでGEじゃなくてGEX!
- 思わず「げっくす」って読んじゃうからやめてよ!(爆笑)
■[場面転換] ゴゴゴゴゴゴゴ 「惜しや…青銅聖闘士とはいえ あれだけの男を…」 (14〜15ページ目)
- いや、だからお前、殺す理由まったく皆無ってことに、気づけよ(笑)
- 「惜しや…」じゃねえよ(笑)
■ ドオオオオオン 「な…なにい!? バ…バカな…これはどういうことだ…GEXが効かぬとは…(略) なぜだ!?」 (15〜17ページ目)
- だめだ。どうしてもげっくすって読んでしまう。
■「聖闘士に同じ技は通用せぬ…ということよ(略) 言ったはずだ オレは未来から来た…と そこの闘いにおいてオレはGEXを何度もくらったことがあるのだ…」「むうう〜〜っ」 (17ページ目)
- いや、すまんが「GEX」なんてものを食らったのは初めてだろう。
- ギャラクシアンエクスプロージョンならば確かに何度も食らっていたが。
- ……という冗談は抜きにして(笑)、すげえ!まさかそんな方法で未来人である事実を証明するとは!
- 確かにこれは聖闘士にしか出来ない証明方法!
- しかも一輝の場合、シオン相手には使えないが、カイン相手であればこそ使えるという、まったく適材適所な証明方法!
- やばい!感動した!私は今、猛烈に車田に感動した!
■「だ…だがさすがにGEX… 致命傷にならぬとはいえ全身の細胞がズタズタ…」 (17ページ目)
- いや、それ普通、致命傷だろ?
■ グイッ 「うう…と…とどめをさす気か…(略)」 パアアアン 「動くな 今 起死回星をほどこしている」「き…起死回星…?」 (18〜19ページ目)
- き…起死回星…?
- や、やめて!わたくしを笑い死なせる気!?
- お願いだからそんな大マジメな顔をして、そんな世界初のトンデモ治療法を持ち出すなんて、やめて頂戴よ!
- しかもそれ言い出してるのがカインさんなせいで、いよいよ新興宗教っぽく見えちゃうじゃないの!(←Part35参照・笑)
■「知っているように聖闘士の体の急所は星命点にある おまえの星命点は今 GEXによって消失しようとしている フェニックス座の星命点は七つ その七つ全てが消失した時おまえは死ぬ だがまだ間に合うかもしれん 星命点を回復させる法 起死回星がうまくゆけばな」 (20ページ目)
- ……あの、まず、とりあえず、星命点って消失するもんだったんですか。
- 初耳ですがな。
- しかし星座によって星命点の数が違う以上、やはり星座の星の数が多ければ多いほど星命点が消えるまで時間がかかったりとかするんでしょうか。15個も星命点があるミロさんなんかは、一輝兄さんよりしぶとかったりとかするんでしょうか。それともそんなのは全然関係なくて、ただ単に弱点が多くなるだけなんでしょうか。
- そういえばかつて銀河戦争で龍のこぶしが消えかかってたことがありましたけど、今思えばあれもまた一種の星命点消失の表現だったんでしょうか。
- ていうかそんな方法があるんなら、銀河戦争で死にかけた紫龍には、最初からそれやってあげればよかったじゃないですか。
- 天秤宮で死にかけた氷河をわざわざ人肌で暖めてやってた瞬の立場だって無いじゃないですか。
- ……というような巨大な疑問群に比べたら至って些細な問題なのだが、そこはフェニックス座ではなく「鳳凰星座」と表記して欲しかったところだぜ、車田さんよう。
■「オ…オレを救うというのか…な…なぜ…」「信じたからだ おまえの話を…おまえは敵ではない 少なくとも弟のアベルよりは…な」 (20ページ目)
- ちょっと、カインさん!
- あなたどんだけアベルさんのことが嫌いなんですか!(爆笑)
- というかカインさんにとっては、もはやハーデス軍ですら、アベルに比べればまだ敵じゃないような気もするのだが(笑)
■「アベル…さっきも言ってたそのアベルとは…?」「動くなと言ったろう 回星が間に合わなくなるぞ」 (21ページ目)
- いや、一輝兄さん、よもやまさかあなた、アベルが誰か知りもせずにソッコーで芝居認定してたんですか。
- マジギレしすぎなカインさんもカインさんだが、一輝兄さんも一輝兄さんだぜ、こりゃあ!
■「クックク そんなことさせるか…(略)青銅聖闘士とはいえこんな手強い男を生かしておいては後々面倒!だんじてここで殺さねばならぬのだ!!」「くっ邪魔をするなアベル」(略)「むううっ カインの背後にうかびあがったこの男こそがアベル…?」 (22ページ目)
- いや、おいおいおいおい。
- アベルさん思いっきり透けてるじゃないですか!
- どう見ても背後霊じゃないですかその外見!
- まさか、本当に聖書通りのネタだというのだろうか。
- その場合、カインは既にアベルを殺してて、今のアベルはカインにとりついた亡霊(または幻影)ってことになるけど……はてさて。
■「この時代における双子座の正体とは…ま…まさか…またしても呪われた星座だというのか…」 (22ページ目)
- それはこっちのセリフだ!!(爆笑)
- もうこの星座、アテナの名において永久欠番でいいわよ!!
- アテナもアテナエクスクラメーションを使用禁止にする暇があるんなら、ついでに双子座の聖衣も使用禁止にしときなさいよ!!
<完>
多分続く
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